ポップと言われて「は!?」っと思う人いるでしょう。
不動産会社の営業マンとかなりコミュニケーションの取れている人は、
内覧時の訴求場所、紹介ポイントなどを情報共有しあいます。
私も一般媒介契約の営業マン達と都度意見交換を行っていましたが、実際にはそこまでやっていない人のほうが多いです。
多くの人は、営業マン任せで報告待ちのスタンスとのことです。
もちろん一般媒介契約だと対応が面倒という人もいるでしょうが、営業マンの働きやすい環境を作るのも売主の仕事です。
本来は営業マンが機転を利かせていろいろなアイデアを出してくれればいいのですが、実際にはそうはいきませんので、
今回は、営業マンへのフォローという観点もかねて、マンション売却時のポップの活用を紹介したいと思います。
マンション売却 ポップ
マンション売却で成功されるポイントはいろいろありますが、
単純に言えば、買主に気に入ってもらうことがすべてです。
- この家に住みたい
- この家を購入したい
と思わせれば勝ちです。
そこで、能力のある営業マンは内覧で成功させるための戦略を練り、戦術・施策を行うのですが、
実際のところ、案件・担当を多く持つ営業マンは、そこまで手が回りません。
となると、売主であるあなたがその部分を買って出なくてはなりません。
そもそも、自分の家を売るわけですから、少しは労力を使いましょう。
スーパーとかにある、手書きのあの広告です。
では、マンション売却でそのポップ広告をどう活用するのか?
マンション売却時のポップの活用法
マンション売却の内覧時に、紹介すべき箇所はいくつかあると思います。
- 大理石のキッチン
- 広いリビング
- リフォームしたキッチン
- クロス張替え
など、いろいろあると思います。
しっかりしている営業マンは抜かりなく紹介してくれますが、
その場しのぎの営業マンもいるため、説明したり・しなかったりということもあるでしょう。
そこで、活用できるのがポップ。
あらかじめ用意しておけば、営業マンはそれを説明するだけで済みます。
営業マンのフォローになるわけです。
置き場所や種類、テクニックを紹介しましょう。
マンション売却時のポップの活用法
玄関
内覧者が玄関ドアを開けて真っ先に目が留まる場所、第一印象で心をつかむ重要な場所が玄関です。
玄関がきれいで清潔であることはもちろんですが、そこに観葉植物などを置くことで玄関の雰囲気が一気に変わります。
背の高めな照明でもいいでしょう。
そこに、お迎えのポップを用意します。
という挨拶文に合わせて、部屋に合わせた観葉植物です。
購入者にプレゼントさせていただきます。
玄関にマッチした観葉植物。
そこに挨拶のポップをあしらうことで第一印象アップといえるでしょう。
リビング
リビングに関しては
- エアコンやカーテンをプレゼント(残置物)する場合
- クロスの張替えを行った場合
- 床暖房がある場合はパネルの部分に
- 日当たりの良さをアピール
人それぞれ、アピールしたいポイントをポップであしらいましょう。
キッチン
キッチンは女性が一番注目ポイントです。
ピカピカに磨いた水栓:シングルレバーのところに、キッチンの紹介ポップを用意したいところです。
- キッチンを新調したこと
- オープンキッチンのメリット
- ディスポーザーの紹介
など
特別に何もしていなくても、新生活をイメージさせるコメントを添えてあげたらと思います。
トイレ
トイレはポップがかなり活躍する場所です。
中古である以上、人が使ったトイレを購入者は使うことになります。
よって、ドアノブを新調したり、壁紙を一新したり、ちょっとしたリフォームで相手への印象が変わります。
壁紙は落ち着いた色目のクロスを張り替えました。
ドアノブも高級感のあるもの新調しました。
などのコメントを添えるといいでしょう。
マンション売却時のポップ:裏技
最後のポップを活用した裏技を紹介しましょう。
それが、プレゼントです。
リビングに スマートスピーカー(AIスピーカー)を用意し、購入の方へプレゼントいたしますポップもいいでしょう。
洗面台や浴室などに、ハンドソープやボディソープ、タオルを用意し、購入の方へプレゼントいたしますポップもいいでしょう。
引越し後の荷ほどきはバタバタします。
手を洗うにも、洗面用具をどのダンボールに入れたか分からなくなったりしますので説得力のある説明になります。
*サッと使えるちょっとしたサービスになります。
家具などは人それぞれ好みがありますが、
あったら良いもの、日常に使うものをプレゼント用としてアピールするといいと思います。
マンション売却 ポップ:まとめ
今回は、マンション売却時のポップの活用を紹介しました。
営業マンへのフォローにもなりますし、購入希望者へのサービスにもなります。
ポップの使い方は自由ですし、添えるコメントも売主の気持ちが伝わればいいでしょう。
とはいえ、センスが問われるのは事実です。
コーディネーターの人と相談するものいいと思います。
ホームステーニング会社のコーディネーターと言っても、まだ、ポップの効果に気づいていない会社が多いので、
直接、
っとお願いするのもいいと思います。
