現金で購入するから安くして!売主は値引き交渉に対応する必要はありか?

マンション値引き 現金 値引き交渉

「現金で購入するから値引きして!」

っと交渉されたことがあります。

こんな時に、売主はどのように対応すればいいのか?

実は、メリットもありますが、リスク管理も必要だと感じています。

そこで、現金払いの買主のメリットとデメリットについて紹介します。

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現金払いから見る売買代金

マンション売却で得られる金額は、
買主が住宅ローンを使おうと現金だろうと入ってくる金額は同じです。

3000万円の物件であれば、3000万円以上でも以下でもありません。

よって、現金だからと言って値引き交渉に応じる必要はありません。

しかし、売買締結までの期間短縮は無視できません

現金払いから見る売買期間

住宅ローンの場合、金融機関の

  • 事前審査
  • 申し込み
  • 本審査
  • ローン契約

ローン契約までは1ヵ月ほどかかります。

よって、急いで売却したい場合、審査がない現金払い・キャッシュは大きなメリットと言えるでしょう。

  • ローンの場合
    内覧・申込・仮審査・契約・本審査・ローン契約・引渡し
  • キャッシュの場合
    内覧・申込・契約・引渡し

の流れにですから、スピード感が違うといえます。

さらに具体的にいえば、
入居中のマンションを売却した場合、売主は引越しの必要があります。

住宅ローンの場合、
事前審査・本審査が通っても、まだ、キャンセルのリスクがあるため、引越しに踏み切れません。
ローン契約で初めて、キャンセルリスクが一気に低くなるため、その段階が安心できるタイミングでもあります。

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支払いまでの期間を短く設定できるという部分では、
急ぎで売却したい人にとってはローン審査の必要がない現金払い・キャッシュはメリットと言えるでしょう。

現金値引き 売主の判断

現金払いのリスク

マンション売却における売主からすれば、
ローンだろうと現金だろうとどちらでも構わないと感じている人の方が多いかもしれません。

もしかしたら、現金の方が安心と思っているかもしれません。

しかし、筆者としては、現金払いリスクを無視できないと思っています。

キャッシュは本当か?

いくら不動産会社の仲介でマンション売却が行われるからといって、買主の素性までは把握できません。

個人情報・売買理由などのアンケートで現金購入という申告だからといって、
本当に現金があるのか?
確認は取りません。

仮に通帳の写しを確認したからといって、

  • どのタイミング写しなのか?
  • 売買契約時に現金が存在するか?

確証はありません。

内覧・申込・値引き交渉の流れで、
「キャッシュだから安くしてくれ」
っと言われた場合、逆に慎重に対応したほうがいいでしょう。

値引きにおいては、
キャッシュだろうとローンだろうとそれなりに対応は必要ですので、お互いの落としどころを見出すのが基本です。

キャンセルリスク

問題はキャンセルのリスク、リスク管理です。

キャッシュの場合、

  • 申込後にやっぱりやめた。
  • 予定していたお金が入らなくなった。
  • キャッシュを別のところに使うので白紙にしたい。

キャンセルのリスクが伴います。

そのために

  • 空室中のマンション売却
  • 居住中のマンション売却

各々においての現金払いの契約方法・リスク管理を紹介します。

空室中で売却の場合

空室中で売却の場合は、
契約と引渡しまでのスパンを短くすることがポイントです。
理想を言えば、契約の翌日引渡しのスケジュールを取ることでキャンセルのリスクを軽減できますが、抵当権の抹消のための手続きなどもあるため、あらかじめ準備をし最短で引渡しができる段取りが必要です。

居住中で売却の場合

居住中の場合、引越しを伴うため、即退去・引渡しというのは難しいかもしれません。

となると、基本的に契約から3ヵ月後くらいのスケジュールで引渡しとなりますが、それを前提に契約時の手付金の額を高めに設定したいところです。

手付金解除期日などの設定を行いますので
手付金解除期日内でキャンセルされた場合、手付金の返金の必要はありませんが、手付金が少ないと容易にキャンセルされてしまいます。

よって、キャッシュであれば、手付金は少しでも多く、極端な話、半金くらいを設定してもいいかもしれません。

値引き交渉 売主

住宅ローンの安心感

住宅ローンの場合、買主の審査をした上で貸し出します。

さらに、ローン契約後はキャンセルのハードルが高くなるため、まず、キャンセルはなくなります。

住宅ローンの審査には時間がかかりますが、買主がふさわしい人であるか?のチェック機関でもあります。

その意味では、住宅ローンだからこその安心感とも言えます。

現金払いの場合の売主の対応:まとめ

  • 現金払い
  • キャッシュ

での購入のお客様の場合、
買い替えなどでまとまったお金が入る状況であれば、不動産会社もそれを把握しているため安心できます。

しかし、現金払いは安心だと思ってしまいすぎるのはどうでしょう。

今回は、万が一のトラブルに巻き込まれないために、現金払いの場合の売主の対応・考え方を紹介しました。
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