マンション売却を行う時のテクニックの1つとしてホームステージングがあります。
私も、5月に売却した2軒目のマンションは、不動産会社の無料オプションを活用しホームステージングで部屋をあしらいました。
想像以上に部屋の印象が変わり、内覧者の反応が180度変わりました。
そこで今回は、少し視点を変えて、自分でホームステージングする時のポイントや注意点を考えてみました。

自分でホームステージング
改めてホームステージングを簡単に説明すると
売却するマンションに家具や小物などのインテリアコーディネート行い、売却を進める方法です。
中古マンションでもモデルルームのような室内となるため、殺風景な部屋がオシャレになります。

そんなホームステージング、自分で行うことはできるでしょうか?
今回、自身のマンション売却時のホームステージングを見て、自分で行うことは不可能ではない、難しくないとも感じました。
リフォームのような職人を必要とするものでもないですし、故障個所を直すようなことでもありません。
身だしなみのようなものなので、センスが問われることは間違いないですが、自分で行うことは難しくありません。
自分でホームステージングを行う時の基本
自分でホームステージングを行う前に、ホームステージングの基本を確認しておきましょう。
- 部屋を広く見せる
- 部屋を明るく見せる
- 部屋のイメージを良くする
です。
これに反するようであれば、逆効果・やる意味がありません。
自分でホームステージング:デザイン箇所
では具体的に、自分でホームステージングを行う箇所を紹介しましょう。
なんとなくホームステージングというと、
至る箇所に家具やソファ、小物があしらわれいるようなイメージがあるかもしれませんが、実際には、それほど箇所はありません。
必要とされる家具・物
- リビングのダイニングテーブル
- ソファ
- ソファに合わせえたローテーブル
- ラグ
- 観葉植物
- リビングのカーテン
- 小物(グラス・テーブルクロス・造花・ハンドタオル等)
です。
あしらう小物の箇所
- 玄関
- 両テーブルの上
- 洗面台
- 浴室
この程度です。
- リビング
- キッチン(フェイクグリーン・キッチン小物)
- 浴室(タオル・石鹸・フェイクグリーン)
- リビング(ソファ・ローテーブル・観葉植物・小物)
【重要ポイント】自分でホームステージング
ホームステージングを自分を行うための
- 配置する物
- 配置箇所
は、なんとなくイメージがつかめたかと思います。
あとは、実際に配置するわけですが、
冒頭で、ホームステージングを行う理由を紹介しました。
- 部屋を広く見せる
- 部屋を明るく見せる
- 部屋のイメージを良くする
これを簡単に実現するポイント、内覧者の反応を良くするポイントを最後に紹介したいと思います。
家具選びの誤り
考えてみれば簡単なことですが、
意外と逆方向に言ってしまいがちなのが家具選びです。
- どうしても良く見せたい!
- ゴージャスに見せたい!
- 部屋の価値を高めたい!
と思うあまり、いい家具をセレクトしています。
- ダイニングテーブルは、天板が大きく、テーブルに食器や花をあしらいたくなるものです。
- ソファは、質のいい、クッション性のあるものを選びがちです。
これが、大きな間違いです。
広く見せることが前提
内覧者は、
- ソファやダイニングテーブルを購入しに来ていません。
- 20分程度、室内を見るだけです。
- 宿泊するわけでもありません。
よって、部屋を狭く見えるようなゴージャスな家具は必要ありません。
- ソファもダイニングテーブルもコンパクトなものでいいのです。
- ソファもダイニングテーブルも組み立て式の物でいいのです。
安いダイニングテーブル・ローテーブルは、中古やジモティなどで仕入れれば、観葉植物まで含めても1万円もかかりません。
小物も100円ショップ、300円ショップを駆使すれば、5000円程度で賄えるでしょう。
これでいいのです!
ホームステージングを行う自分で行う:まとめ
本来であれば、
不動産会社が無料オプションで用意しているホームステージングサービスを活用するのが早いでしょう。

ただ、不動産会社の無料サービスには条件があるため、
- 販売価格が安い物件
- 築年数が経っている物件
- 専任媒介契約が前提
などの条件がありますので、サービスを受けられないこともあります。
そんな方に自分自身でホームステージングを行うテクニックを紹介しました。