不動産投資と株投資どっちがおすすめ?
不動産会社の営業さんと先日話をしている中で、首都圏の高級マンション販売の推移や肌感を聞く機会がありました。
年末から年始にかけて、入学や転勤などの動きが活発になるわけですが、
それ以上に、都心のマンション購入を希望している人(客層)として、ここ数年、投資家が増えているという。
- 株などで資産を作った人が、別の資産管理として不動産を所有、不動産投資を考えている
- セカンドハウスとして検討している
- 買い替えで、少しでも立地を意識した場所への転居を検討している
らしい。
また、複数の物件を一気に購入する人も少なくないという。
そして、その客層(投資家)に対して、対応できる購入マンション・タワマンはスムーズに売れているという。
今回は、
- 不動産投資と株式投資どっちがおすすめなのか?
- 分散投資の必要性
を紹介します。
株で資産を築いている人の特徴
株式投資で資産を築く方法は1つではありません。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイング
- 中長期投資
などの投資期間
- テクニカル分析
- ファンダメンタル分析
など、スタイルもまちまちです。
しかしながら、成功している多く人は、売却がうまい人が多いのが特徴です。
- 負けない投資
- 儲ける投資
負けるときは小さく、勝つときは大きくが株式投資家の基本です。
不動産投資にはあまり見られない、勝ち方・負け方が株式投資家にあります。
正直、ここに答えはありません。
理由は複数ありますが、投資には一定のリスクがあり、各々がそれなりのリスク管理・リスクヘッジをしているからです。
株式投資家は、ポートフォリオを組むことでリスク管理を行いますし、
株式投資とは別に、不動産投資を行っている人もいます。
逆に、不動産投資を行っている人の多くは、株式投資や国債・投資信託などに投資を行っています。
株式投資・不動産投資には、各々メリット・デメリットがあるため、それに合わせた投資を把握する必要があります。
株式投資・不動産投資のメリットとデメリット
不動産投資のメリット
- 安定した収入: 賃貸物件として運用することで、毎月の家賃収入を得ることができます。
- 物理的な資産: 不動産は物理的な資産であり、経済の変動に対して比較的安定しています。
- 税制上の優遇: 一定の条件下で、税金の控除や優遇措置を受けることができます。
- 資産価値の上昇: 地域や市場の状況によっては、不動産の価値が上昇する可能性があります。
不動産投資のデメリット
- 初期投資が大きい: 不動産を購入する際の初期投資は、株投資に比べて大きくなります。
- 流動性が低い: 必要に応じてすぐに現金化するのが難しい場合があります。
- 管理が必要: 物件の管理や修繕、賃貸者とのトラブルなど、手間がかかることがあります。
- 市場の変動リスク: 地域の経済状況や人口動態などにより、物件の価値が下がるリスクがあります。
株投資のメリット
- 初期投資が低い: 少額から投資を開始することができます。
- 高いリターンの可能性: 株価の上昇により、高いリターンを得ることが期待できます。
- 流動性が高い: 必要に応じて株を売却し、現金化することが容易です。
- 配当収入: 一部の企業からは、利益を株主に還元する形で配当が支払われます。
株投資のデメリット
- 価格の変動リスク: 株価は経済状況や企業の業績などにより大きく変動します。
- 情報収集が必要: 投資先の企業の業績や市場の動向など、様々な情報を収集し分析する必要があります。
- 損失のリスク: 株価が下落すると、投資金額を下回る損失を被る可能性があります。
不動産投資は安定した家賃を期待できるため、それほど波がなく資産形成が可能です。
貸主の退去があっても、立地選びに誤りがなければ、次の借主が見つかる単純なサイクルで資産形成が可能です。
株式投資・不動産投資を比較した場合、
株式投資と不動産投資で大きく異なることが1つあります。
それは、不動産投資は手離れが悪いということです。
株式投資であれば、買いたい時に買い、売りたい時に売ることができます。
*銘柄によっては出来高が少なすぎて手を出せない(買えない・売れない)ということもありますが・・。
誰にも気づかれてない超絶銘柄があるんだけど、誰にも気づかれてなさ過ぎて全く出来高がなく、自分でも買えないというジレンマに陥っている。。。
— つよぽん (@tsuyopon0730) September 8, 2022
不動産投資の場合、
所有している不動産を売却する場合、仲介で行おうと思えば、3か月・6か月かかります。
株式投資は、思い立った瞬間に売却できるのは大きな違いです。
それも、1日に何度も売り買い可能です。
株式投資家・不動産投資家が分散投資をする意味
- 株式投資で資産を築いているのであれば、株だけやっていればいい。
- 不動産投資で一定の収入があれば、不動産投資だけやっていればいい。
と思うかもしれないが、実際はそうではありません。
新型コロナウイルス当初は、大きく株価を落としました。
結果的に、即株価は盛り返しましたが、多くの人はロスカットで損失を被りました。
現状、
- ウクライナ戦争
- 急激な円安(10月20日:150円の節目を突破)
- インフレ傾向
など、株価に大きく影響しようなシチュエーションは少なくありません。
不動産投資以上に相場の上下動が大きいのが株式投資です。
まだ、2億5000万円あると思うかもしれませんが、本人は立ち直れない状態で、メンタルボロボロという現実でした。
その意味で、分散投資に動くのは普通の流れます。
株式投資家も不動産投資家もやることは一緒
- 株式投資家は、株を買い
- 不動産投資家は、不動産を買う
その属性は各々違いますが、やることはしっかり分析した上で購入ということに違いはありません。
- 安いから買う
- もっと上がりそうだから買う
をベースに
- 株式投資家:銘柄を物色、需給関係、ファンダメンタルズ分析、ロスカットラインの設定
- 不動産投資家:物件選定、近隣の市況・エリア分析、値引き交渉
などの面から、投資リスクを考慮し資産の最大化を目指します。
株式投資の場合、上場会社4000社の中から銘柄を選ぶわけですから、個人で物色も可能ですしネットで情報を集めることは可能でしょう。
不動産物件となると、その瞬間でターゲットとなる物件は数十・数百件かもしれませんが、出入りは激しく容易に物件情報を収集するのは難しくなるため、不動産会社からの情報提供、第3者との関わり合いも重要となります。
情報収集は、入手方法は多少違えど、株式投資家も不動産投資家もやることは、基本的に同じです。
*株式投資の場合、逆張り的な空売りがありますが、投資という部分では同じと言えるでしょう。
株式投資家に不動産投資、マンションを売るために行うこと
投資家は、株式投資において
- みんなが上がると思っている銘柄を俯瞰で見れれる。
- ストップ高の株を積極的に購入に抵抗がない。
- 上昇傾向の局面で、弱気になった素人に売りを煽り、それを集め更なる上へ誘導する。
現状であれば、
ネガティブなニュースで弱気になっている売り主から安く仕入れたい。
リスクを考えらながらも、極端な話、1.5倍、2倍になる物件を探しているようにも感じます。
に通じるものを感じたのであった。
それでは、売主を投資家と仮定した場合の売却方法を考えたいと思います。
投資家が重要視するものは2つ。
- 情報収集
- 安全・安心の担保
自社の物件を仲介で、売主・買主の両方から仲介手数料を手に入れることができます。
しかし 、
他社の物件を仲介すると、買主の仲介手数料しか手に入れることができません。
よって、
物件の紹介の数・伝え方に、温度差が出てきます。
仲介を1つの不動産会社に絞ってしまうと、
- その会社が一番売りたい物件を薦めてくるでしょう。
- 掘り出し物件があっても他社案件であれば、ネガティブに伝えるでしょう。
それを見越して考えることは、たくさんの不動産会社に声を掛けるでしょう。
安全・安心の担保
マンション購入では大きなお金を動かすわけですから、
投資家は
- その物件に関しての安全性
- 不動産会社・担当者への安心感
を求めます。
特に、不動産会社選びについては、
情報収集は広めに不動産会社に声を掛けますが、売買締結においては大手不動産会社を通すでしょう。
購入後のサポートは、大手不動産会社の方が手厚い場合が多いのが現実です。
《株式投資家に対してのマンション売却対策》
今回、株式投資家と不動産投資という観点からマンション売却で必要なことをざっくり紹介しました。
株式投資家に限らず、高級物件に関しては、購入層(お金持ち・投資家)が絞られるため、一期一会の機会を大切にしなくてはなりません。
しかし ながら、その前に、その出会う・めぐり合う確率を高める必要もあります。
マンション売却主からすれば、
- 媒介契約は、専任媒介契約ではなく、一般媒介契約
- 不動産会社選びは、大手不動産会社は複数社入れる
このあたりを徹底し、早く高く売却したいですね。
株式投資家・お金持ち相手にマンションを売却するために考えておく方法を紹介しました。
不動産投資と株投資どっちもおすすめ!
投資には少なからずリスクがあります。
不動産投資は地道に資産形成すすめる、爆益を期待するものではありません。
ストップ高などナンセンスです。
株式投資は、ちょっとした外的要因で資産が大きく動きますが、それを見越しての個々に投資スタイルを確立させリスク管理を行います。
金融リテラシーが低いと言われる日本人ですし、老後2,000万円問題などもありますから、
- 不動産投資
- 株式投資
上手に付き合うことが必要でしょう。
- 不動産投資であれば、不動産投資会社
- 株式投資であれば、証券会社
不動産投資を始めるにあたり、
以前、Amazonギフトが貰える不動産投資を紹介したので参考ください。
《不動産投資をおすすめする理由》
《株投資をおすすめする理由》
株式投資に関しての証券会社選びは、
手数料やツールなどの比較から、自分に合った証券会社を選択するといいと思います。
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