新築マンションを購入し1日で後悔!!新築マンションだからこそわからない罠(床・天井の厚さ・構造):売却検討中

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新築マンション 売却 マンション査定・不動産査定
2024年:不動産ニュース
新築マンションの平均価格は
バブル期を越えるほど勢いのあるのが今の不動産市況です。
不動産を所有している方にとって、
数十年ぶりに資産と本気で向き合える絶好のタイミングです。


参考:新築マンション平均価格

ただ、住宅ローン金利上昇、増税傾向、中東情勢・ウクライナ戦争・資源高・インフレ、台湾有事、近年稀に見るネガティブ要素も無視できません

2024年8月に入り日経平均が激下げ、
8月2日、ブラックマンデー以来の下げ幅2216円を記録
8月5日、一時4600円超下落

更に、8月8日、
宮崎県日向灘での地震から、巨大地震注意が発令されました。

不動産市況に影響がでてもおかしくない状況です。


 

新築マンション 後悔

先日、大学の先輩の家に、少し遅い新年の挨拶に行ってきた。。

先輩は、子供3人、金融系の仕事をしている子煩悩のパパ。

そして、昨年、新築のタワーマンションを都内に購入したである。

先輩の新築マンションへ行くのは、今回が初めてなのでちょっと期待。

場所は、都内某所:駅からは7分程度。

高級タワマンだけに、周辺環境もしっかりしているし、敷地内には充実の設備を完備。

室内も新築ということで設備も最新のものだし、キッチン、トレイなどは御影石、オプションの注文でゴージャス感満載。

先輩に

  • 私「新築はやっぱいいですね」
  • 先輩「ありがとう・・・ただ」
  • 先輩「もう引越したい・売却を考えているんだよ」
  • 私「えぇ・・・・!!」

新築マンションにもう後悔しているというのだ。

新築マンションの落とい穴:売却したくなる後悔あるある

先輩の一言で、個人的にいくつか頭に浮かんだ。

新築マンションを購入する時は、
まだ、マンション自体が建設中・建っていないため、いざ、住んでみると気づくことも多々あります。

新築マンション”後悔”あるあるを挙げてみると

  • 実際の外の景色や夜景がイメージと違った。
  • 隣の家の人のガラが悪い。
  • 上の階の騒音・足音が気になる。
  • 周辺環境は静かだと聞いていたけど、実際はうるさかった

などが思い浮かびます。

新築マンション 後悔

景色・夜景

景色や夜景に関しては、マンションのパンフレットやプロモーション映像でイメージが紹介されています。

しかし 、購入する階数によって見え方は変わります。

また、低層階を購入する場合、その景観・景色のイメージが提示されることはありません。
よって、実際に入居してみると、隣のとの距離が近い・陽が思ったより入らないなど、想像と違うことが多々あります。

最近はVRやバーチャル 内覧・3Dデジタルなども用意されていますが、よく見せてナンボなので、そのイメージを持ち続けていると

新築マンション入居後、即後悔になりかねません。

隣人トラブル

購入時に

  • お隣の人がどんな人なのか?
  • 同じ階の人はどんな人なのか?

確認はできません。

契約担当者が同じであれば、ざっくりとした情報は教えてもらえることはありますが、詳細を確認できないですし、実際に接してみないとわからないものです。

中古マンションであれば、事前に営業マンに確認することもありますし、
トナリスクを活用すれば、隣人調査・トラブル調査、家・マンション、大事な資産を購入前の周辺調査が可能です。

トナリスクの評判・口コミ:隣人調査・トラブル対策、家・マンション、大事な資産を購入前にトナリスクの周辺調査を
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足音・騒音

実は、先輩が1日でマンションを売却したいと思ったのが上の人の足音でした。

先輩はこれまで、収益物件として運用するなど3物件ほどマンションを購入しているため、ある程度のイメージはできていたようですが

それなりの高級なマンションで、これほど上の階の人の足音がするのに驚いたとのことです。

高層階は、低層階より音が響く・気になるということを聞きますが、他のマンションではそれがなかったようで、構造上(床の厚さ)、諦めざるを得ないようです。

新築マンション 後悔理由

新築マンションに後悔した先輩、でも一般的には

では、こんな気持ちになる人は多いのでしょうか?

一般的に、多くの人は新築マンションに住むという気持ちがいっぱい・テンションが上がり、

  • 小さなことに気づかなかったり
  • 上の階の足音に関してもこんなものだと思ったり
  • 多少のことに目をつむったり

が一般です。

しかし 、先輩の場合、過去にも複数マンション購入(所有)を経験をしているだけに、気付いてしまったのかもしれません。

これが幸せなのか?不幸せなのか?は別として、
高級マンションを購入して、上の階の人の足音に悩まれるというのは、後悔・売却したくなるのも納得です。

建築費用高騰も原因か?

現状、資材費・人件費が高騰しています。

  • 土地の取得費用
  • 材料費
  • 人件費

高騰の現状ですが、そのままの費用をマンション価格に反映させることができません。

そのため、至る所でコストダウンを行い、少しでも上昇幅を抑えようとしているわけです。

以前、建築コスト高騰による、マンション設備・オプションの変化を紹介しました。

  • 今まで普通に使われていた素材・設備が”オプション扱い”になった
  • 部屋の広さを担保するために、エレベーター(2台⇒1台)や共有スペースが削られた
  • 壁や壁の厚さ等から、遮音性が保たれなくなった

などで販売価格を抑えています。

その意味で、床・天井の構造においても、実際見えない部分だけに、違法建築ではないにしてもグレードが変更されているかもしれません。

建築コスト高騰とマンション価格の関係
新築より築5年のマンションの方が、実は価値が高いかも!?

新築マンション 後悔した理由

後悔した先輩は新築マンションを売却するのか?

ということで、入居1日目で後悔しマンションを売りたくなった先輩は、実際に売却に望むのか?

慣れれば気にならないとも言っていますが、買い替えを検討しているようです。

  • 新築マンションにするか?
  • 中古マンションにするか?

中古マンションで室内などしっかり見た上で購入する形になるだろうとは言っていますが、

併せて、施工者は大手(竹中・鹿島・大成・清水・大林)以外のマンションは買わないとも言っていました。

私もそう思います。
新築に限らず、中古マンションを購入するときは、施工会社・建設会社は絶対、こだわったほうがいいです。

今の中古の不動産販売価格を見ると、施工会社の良し悪しが販売価格に加味されていないことが多いと感じます。

同等の価格であれば、施工会社で選ぶというのはありだと思います。

施工会社で資産価値が変わる時代が来るかも

マンションの寿命は60年とも、80年、それ以上とも言われている。

地震のない海外の国では、メンテナンスをしながら長く住むことが資産価値を生むとも言われるだけに、100年以上の家など普通にあります。

日本のマンションを一緒にはできませんが、
不動産に対する考え方が、憧れやブランドから、より現実的な見方(駅近・好アクセスなど)になっている現状を考えると、そこにプラスアルファし施工会社の比重がもう少し高くなってきてもおかしくないですね。

後悔しない新築マンション売却・購入

 

購入にこだわるところ・ランキング

マンション購入:こだわりランキング
新築マンションで後悔しないポイントに繋がると思います。

マンショントレンド調査を確認すると
・資産を持ちたいから
・交通の便の良いから
・広い住まいに住みたいから
・都心に住みたいから
など、購入要因が見て取れます。

理想のマンションタイプ
・信頼できる不動産会社が分譲するマンション
・信頼できる建設会社が施工するマンション
・管理会社が信頼できるマンション
・都心部に立地するマンション
安心できる不動産会社・建築会社が並びます。

では、こだわるところは?
というと
・駅から近いこと
・日常の買い物が便利なこと
・住みやすい間取り
・セキュリティが充実
・日照や採光が良いこと
作りはノーマークになってしまいます。

「マンショントレンド調査 第31回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査 2019年」| マンショントレンド調査 | マンション情報のメジャーセブン
「マンショントレンド調査 第31回 新築分譲マンション購入に際しての意識調査 2019年」。マンショントレンド調査は、ユーザーニーズ調査を実施し、お客様のマンション選びに有益な情報提供をしています。調査結果については、メジャーセブンサイト内...

後悔しないための新築マンション売却・購入

今回は、先輩の新築マンションへの後悔・がっかり体験談を紹介しました。

上の階の足音・騒音は、マンションの作り(床の厚さ・構造)によってかなり変わります。

私自身、マンション売却を行った時も、賃貸物件でも、この足音に対しては具体的な告知義務がないため、聞かれた時だけ答えました。

駅までの距離は通勤・通学においても大きなウエイトを持つでしょう。

それと同様に、床の厚さ・構造による騒音は、生活におけるストレスにもつながります。

床の厚さ・構造においても、
分かりやすい表記で、差別化できるようになるといいかもしれませんね。

事前にリスク管理を

ちなみに、ありがち後悔パターンとして間取りの問題も少なくありません。

  • 住みにくい間取り
  • 育てにくい間取り
  • 時間が経つと必要なくなる間取り
  • 部屋数が足りない間取り

など、新型コロナウイルスでおうち時間が多くなったことで作業部屋が欲しいなどの後悔も増えてきています。

このタイミングで、トランクルームに荷物を預けるなど、トランクルーム需要も高まりました。

【住宅ローン返済に後悔】
新型コロナウイルス繋がりに紹介すると、

  • 会社が倒産した
  • 給料・ボーナスが減った

など、住宅ローンの返済が難しく、マンション購入を後悔している人も少なくありません。

参考ページ:住宅ローンが払えない・返済できない(競売・任意売却の悩み)

【修繕積立金値上げに後悔】

通常、修繕積立金は、築年数が経つごとに上がっていくものです。

しかし最近の傾向として、新築マンションに入居し、管理組合・理事会が発足した段階で計画の見直しが行われる場合もあります。

販売価格を下げる代わりに、管理費・修繕積立金を低く設定し買いやすくするというのが狙いですが、

もし、いきなり、修繕積立金が2倍・3倍になったら、新築マンションを購入し後悔しかありません。

【資産管理面での後悔】

人生で1000万円する買い物は、家以外にほんの少ししかありません。

新築マンションの場合、都心であれば1億円という価格もザラであるため、資産価値・資産管理という面で後悔する人も少なくありません。

少し古い話ですが、バブル崩壊時は、後悔どころか悲惨でした。

5000万円で購入したマンションの価値が半分になるイメージ湧きますか?

毎月の返済、それも当時の住宅ローン金利は5%以上でした。

新築マンションを購入しバブル崩壊で後悔、最悪の場合、命にもかかわる話でした。

人生には、いろいろな節目があります。
結婚してパートナーができ、子供が生まれて家族ができ部屋が手狭になり、子供が巣立って空きスペースが増え、パートナーを失って老後の生活。

色々なイベントに直面するたびに、後悔することもあるでしょう。

新築マンションに関しての後悔を、今回は少し紹介しました。