家を売却した後も、住み続けられるってホント?
リースバックの注意点、リースバック査定のメリット・デメリットや注意点は?
参考:新築マンション平均価格」
新築マンションの平均価格は
バブル期を越えるほど勢いのあるのが今の不動産市況です。
不動産を所有している方にとって、
数十年ぶりに資産と本気で向き合える絶好のタイミングです。
ただ、住宅ローン金利上昇、増税傾向、中東情勢・ウクライナ戦争・資源高・インフレ、台湾有事、近年稀に見るネガティブ要素も無視できません
2024年8月に入り日経平均が激下げ、
・8月2日、ブラックマンデー以来の下げ幅2216円を記録
・8月5日、一時4600円超下落
・そして石破政権、増税・利上げ・株安・・・
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高く買い取ってくれる - ②家賃
安い賃料で賃貸契約を結ぶ
この2つです。
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リースバック デメリット
不動産リースバックとは、
自宅を売却し、その後も賃貸として住み続けることができるスキームです。
このスキームは、一見すると自宅の現金化と住み続けるという、一石二鳥のメリットがあるように思えます。
しかし、その一方で、 所有権の喪失や家賅の負担、契約更新の不確定性など、さまざまなデメリットも存在します。
今回の記事は、これらのリースバックのデメリットについて、具体的な事例を交えながら詳しく解説します。
住宅のリースバックに関するガイドブック(国土交通省)
リースバックとは?
リースバックは、自宅を不動産会社に売却し、その後も家賃を支払って住み続けることができる制度です。
売却価格は、通常の不動産売却と同様に、物件の相場や査定結果によります。
参考ページ:おすすめのリースバック会社の口コミ・評判
リースバックがデメリットだらけと言われる理由
リースバック取引がデメリットだらけと言われる主な理由は、財務的な不透明さと契約条件に関する問題です。
所有者が自己の不動産を売却しながらその場に住み続けることができるという利点を持っていますが、
多くの場合、不動産を市場価格より低く売却することになるため、長期的な財務計画に悪影響を与える可能性があります。
リースバックのデメリット:売却価格が市場価格より低い
リースバック契約を結ぶ際の最も大きなデメリットの一つは、売却価格が市場価格よりも低く設定されることです。
リースバック企業がリスクを管理し、将来の利益を確保するために、低価格で買取を行うからです。
この取引によって、元の所有者は即時の資金を得ることができますが、不動産の真の価値に比べて損失を被ることになります。
この低価格売却は、特に急いで現金が必要な人々にとって、長期的な財務計画に悪影響を及ぼす可能性があります。
リースバックのデメリット:家賃が発生する
リースバック取引を行うと、所有権を失いながらも物件に住み続けるために家賃を支払う必要が出てきます。
この家賃は、市場の賃料より安く設定されることは少なく、経済的な負担が増大します。
また、この家賃支払いは、元の所有者の財政状況をさらに圧迫することになり、リース期間が長期にわたる場合、その負担はさらに拡大します。
リースバックのデメリット:所有権がなくなる
リースバックを利用すると、物件の所有権を売却するため、所有者としての権利を失います。
物件の将来の価値上昇から得られる利益を享受することができなくなるだけでなく、物件に対する決定権も失われます。
リースバックのデメリット:リフォームや増築が自由にできない
所有権を失った元の所有者は、リフォームや増築など、物件の改造を自由に行うことができなくなります。
物件を自分のライフスタイルや好みに合わせてカスタマイズすることができないことを意味し、住み心地の面で大きな不満が生じる原因となります。
リースバックのメリットも確認
リースバックは、自宅を売却した後も賃貸として住み続けられる便利な仕組みですが、「デメリットだらけ」という声も耳にします。
確かに、リースバックには注意すべき点もあります。
しかし、正しい知識と適切な選択をすれば、リースバックは有効な手段となり得ます。
リースバックのメリット:住み慣れた家に住み続けられる
リースバックの最大のメリットは、住み慣れた家に住み続けられることです。
- 引っ越しの手間や費用がかからない
- 環境の変化によるストレスがない
- 近所付き合いや生活リズムを維持できる
などのメリットがあります。
リースバックのメリット:まとまった資金を調達できる
リースバック契約を利用することで、自宅を売却しまとまった資金を得ることが可能です。
老後資金や教育資金、さらには事業資金として活用できるため、様々な財務的ニーズに応じることができます。
また、住宅ローンの残債返済に充てることができるほか、固定資産税などの負担を解消することができます。
経済的な負担を大幅に軽減し、資金の再配分を行うことができるのです。
リースバックのメリット:将来的なリスクを回避できる
リースバックは、将来的なリスクを回避する有効な手段としても機能します。
例えば、住宅ローンの返済が困難になった場合や、離婚や相続などで不動産を分割する必要が生じた場合の解決策として活用できます。
また、日本の社会問題の一つである空き家問題の解決策としても役立ちます。
不動産の保有がもたらすリスクから解放され、より安定した財務状況を維持することが可能となるのです。
リースバックを利用する際の注意点
リースバックは、自宅を売却した後も住み続けられる便利な仕組みですが、利用にあたって注意すべき点がいくつかあります。
契約前にしっかりと確認し、後悔のない選択をしましょう。
リースバックの注意点:売却価格と家賃
売却価格が市場価格よりも低い傾向があることを理解しておきましょう。
できれば、複数の業者に見積もりを依頼し、相場を把握することが重要です。
また、家賃相場と比較し、適正な価格かどうかを確認しましょう。
将来的な家賃上昇リスクも考慮に入れる必要があります。
リースバックの注意点:契約期間と更新
リースバック契約は、定期借家契約となる場合が多く、契約期間に制限(定期借家)があることがあります。
契約期間を確認し、将来の住居計画を考慮しましょう。
また、契約期間満了後の更新が可能かどうか、更新条件はどうなっているかを確認しましょう。
リースバックの注意点:所有権と制限
リースバックは、自宅の所有権をリースバック業者に移転します。
所有権がなくなることで、リフォームや増築が自由にできなくなるなどの制限があることを理解しておきましょう。
また、買い戻し制度があるかどうか、買い戻し条件はどうなっているかを確認しましょう。
家の売却・リースバック以外の選択肢も
リースバックを資金調達として考えている人も少なくありません。
ただ、家の売却・リースバック以外の選択肢
- リバースモーゲージ
- 任意売却
- 不動産担保ローン
- 賃貸
との違いを考えてみました。
【リースバックとリバースモーゲージ】 リバースモーゲージは、自宅を担保にして融資を受ける制度です。 リースバックと比較すると、自宅の所有権を保持できる点がメリットとなります。
リースバック | リバースモーゲージ | |
---|---|---|
定義 | 不動産を売却し、その後、新たな所有者からその不動産をリース(賃借)する取引。 | 65歳以上の高齢者が自宅を担保にして銀行からお金を借りる制度。 |
目的 | 資金調達。売却により一時的に大きな資金を得ることができ、その後も物件を使用し続けることができる。 | 老後の生活資金の確保。自宅を売却せずに生活資金を得ることができる。 |
所有権 | 売却後は所有権が移転する。 | 所有権はそのままで、死亡時または契約終了時に銀行が自宅を売却し、借入金を回収する。 |
リスク | リース契約が終了した後、物件を使用できなくなります。 | 住宅価格の下落リスク。自宅の価格が借入金を下回った場合、差額を補う必要がある。 |
【リースバックと任意売却】 任意売却は、自宅を売却し、その資金で新たな住まいを購入する方法です。 リースバックと比較すると、新たな住まいを自由に選べる点がメリットとなります。
リースバック | 任意売却 | |
---|---|---|
定義 | 不動産を売却し、その後、新たな所有者からその不動産をリース(賃借)する取引。 | 借金返済のためにマイホーム・不動産を売却すること。 |
目的 | 資金調達。売却により一時的に大きな資金を得ることができ、その後も物件を使用し続けることができる。 | 借金返済。不動産を売却して得た資金で借金を返済する。 |
所有権 | 売却後は権利がが移転する。 | 売却後は権利が移転する。 |
リスク | リース契約が終了した後、物件を使用できなくなります。 | 売却後は物件を使用できなくなる。 |
【リースバックと不動産担保ローン】 不動産担保ローンは、自宅を担保にして融資を受ける制度です。 リースバックと比較すると、自宅の所有権を保持しながら資金を調達できる点がメリットとなります。
リースバック | 不動産担保ローン | |
---|---|---|
定義 | 不動産を売却し、その後、新たな所有者からその不動産をリース(賃借)する取引。 | 自己の所有する不動産を担保にして資金を借りること。 |
目的 | 資金調達。売却により一時的に大きな資金を得ることができ、その後も物件を使用し続けることができる。 | 資金調達。不動産を担保にして資金を借りることができる。 |
所有権 | 売却後は権利が移転する。 | 借入期間中は所有権がそのままで、返済が完了すれば担保権は解除される。 |
リスク | リース契約が終了した後、使用できなくなります。 | 返済が滞ると物件が差し押さえられ、売却される可能性がある。 |
【リースバックと賃貸】 自宅を売却し、賃貸に移る方法もあります。 リースバックと比較すると、新たな住まいを自由に選べる点がメリットとなります。
リースバック | 賃貸 | |
---|---|---|
定義 | 不動産を売却し、その後、新たな所有者からその不動産をリース(賃借)する取引。 | 自己の所有する不動産を他人に貸し出すこと。 |
目的 | 資金調達。売却により一時的に大きな資金を得ることができ、その後も物件を使用し続けることができる。 | 収入源。賃料を収入として得ることができる。 |
所有権 | 売却後は権利が移転する。 | 所有権はそのままで、他人に使用権を提供する。 |
リスク | リース契約が終了した後、使用できなくなります。 | 賃借人が賃料を滞納した場合、収入が得られない。また、物件の管理やメンテナンスが必要。 |
参考ページ:リースバックの買戻し
リースバックのデメリット:記事まとめ
リースバックは、現金を得られ、住み慣れた自宅に住み続けることができる制度です。
しかし、所有権の喪失や家賃の負担、退去のリスクなど、デメリットも存在します。
リースバックを利用する際は、契約内容をしっかりと確認し、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。
また、将来的な生活設計も考慮し、リースバックが最適な選択肢であるか検討することが必要です。
体験談を通じて、リースバックのデメリットが具体的にどのようなものであるかを理解することができました。
これらの情報を参考に、自身の生活設計や資産管理に役立ててください。
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元メガバンク融資課出身、バブル時代に不動産コンサルティングに従事し、2000年、会社設立後、底地ビジネス・事務所の立ち退き裁判等も経験した宅建士と共に立ち上げ、現在、不動産にまつわるサービスの紹介、口コミ・筆者の感想を加え紹介しています。