リゾートマンションの売却は難しい？不動産売却・買取専門・不動産業者の選び方・別荘を売れやすくする売却方法や注意点を解説

リゾートマンション売却

夏休みは、別荘がある軽井沢へ・・・。

リゾートマンション・別荘と言えば、お金持ちの象徴というイメージでした。

しかし 、最近では、
ドラマのワンシーンにも使われることもなくなり、

それどころか、

リゾートマンションの売却は難しい？ 注意点・成功のポイント

不動産売買の需給関係は常に変わります。

バブル期は

• 別荘を持つ
• リゾートマンションを所有する

ことがステイタスでした。

セカンドハウスの位置づけもあり、
熱海や軽井沢、那須など別荘地のリゾートマンション建設が盛んでした。

しかし 、
多くの別荘地はバブル崩壊以降、下火になり、そのまま現状に来ています。

リゾートマンションの価値が下がり、完全に需給関係が崩れました。

• リゾートマンション売れない悩みを抱えている
• 別荘を相続したけど売却が難しい

さらに値引きに値引きを繰り返しても売れない状況が起きているのも現状です。

ちなみに、
今、別荘地という位置づけでかなり地価が高騰しているのが
北海道のニセコや沖縄など。
海外投資家も含め、売買が盛んに行われていますね。

買い手がいない・タダでいいから手放したい

人気のない物件の特徴

そんな状況だからこそ、タダでも処分したい・手放したいオーナーが増えているのも現状です。

リゾートマンションは、

• 温泉・大浴場
• サウナ
• ジャグジー
• ジム
• テニスコート
• プール

など所有者が楽しめる施設・魅力がいっぱいあります。

しかし 、
そこには管理費・修繕積立金だけでなく、維持費・運営・管理費用など施設維持のための費用・コストが毎月かかります。

築年数が経てば、その分、高額な管理費の負担になります。

その毎月の費用が大きな足かせになり、販売活動が長期化、また成約に至らずというケースが多いのが現状です。

リゾートマンションを持っているけど、

• ほぼ使わない
• あまり行かない

ということになれば、タダでも手放したいと思うのもわかります。

逆に、
古くなったリゾートマンションを

• タダと言われても持ちたくない
• リスクにしかならない

という両者の関係が今のリゾートマンションの現状になりつつもあります。

そもそも流動性が低いだけに、需給関係は完全に崩れ、リゾートマンションを持つこと自体、メリットよりデメリットの多いとも言えるかもしれません。

需要はないのか？

売却方法が少ない理由

そんなリゾートマンション、実際に需要はないのか？

結論から言えば、マチマチな側面があるのは事実です。

マンション同様、リゾートマンションも管理がしっかりされているマンションは十分に資産価値があります。

ニュースで言われている廃墟化リゾートマンションは、
管理が行き届かず、住人もまばらの形が多いのが現状です。

リゾートマンションとして売れない物件は、
現在、管理人もおらず、温泉施設等の設備も稼働していない場合が多くあるのです。

よって、管理が行き届き、維持・運営費用などがしっかり徴収されている別荘は、売却方法をしっかりすることで売却は難しくないと考えます。

需要という意味では、
新型コロナウイルスにより、地方移住の傾向が生まれました。

テレワークによって、働き方・住環境への考え方も変わりました。

企業自体もオフィス費用削減・パソナのように本社機能を地方（淡路島）に移転という地方回帰の流れも出てきました。

そのため、設備が整ったリゾートマンションは、売り出し方次第で売りやすい不動産になると思います。

【リゾートマンション売却の基本】

• 一般的な中古マンション売却
• リゾートマンション売却

では、買主と売主の関係は同じですが、売却方法は若干変わってきます。

不動産会社・業者選びや媒介契約の考え方、また、売却活動自体も少し変わってくるでしょう。

リゾートマンション売却の際に信頼できる不動産会社選び 複数の業者へ一括査定・不動産業者のサービス

売却に関しての注意点として、大手の不動産会社が必ずしもいいとは言えません。

都心のマンション売却とは違い、購入希望者自体も現地への見学が容易ではありません。

現地を確認したいですし、内覧なしに購入というのは少ないでしょう。

そこで、
まとめて内覧ができる環境を用意することで、購入希望者・内覧者数の獲得が容易となります。

リゾートマンションは売れない理由は、その他不動産会社の協力も必要です。

など、売りにくい不動産の買取サイトです。

訳あり物件買取プロ
所有する土地・訳あり不動産の買取

訳あり物件買取プロは、

• 独自の販路
• 物件を蘇らせる再生ノウハウ
• 不動産問題を専門とする弁護士法人との提携

を駆使することで高値での買取、直接買い取るので最短３営業日で決済可能です。

一般的なリゾートマンション相場を確認した上で、買取価格との乖離が許容範囲内であれば、買取もおすすめです。

訳あり物件買取プロの評判・口コミ：共有持分・再建築不可・事故物件・借地など訳あり物件を買取りなら”訳あり物件買取プロ”

訳あり物件買取プロ 家を売りたいと思ったら、不動産会社に取り扱い不可ということで断られることも少なくありません。 家・土地（不動産）がなかなか売れなくて困っているわけではなく、 そもそも不動産屋が、売却のサポートをしてくれないわけですから、...

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事故物件の買取を実施しているサイトです。
リゾートマンションは、自殺でも突然死でも殺人事件でもないため、事故物件ではありません。

しかし、なかなな売れない緊急事態案件です。

買取なので希望価格になるとは限りませんが、一般的な知名度のある大手の不動産会社と併せて、相談・査定してもらうといいと思います。

正しい買取は買取なので、即現金化が可能なのが特徴ですのでチェックしてみてください。

正しい買取の評判・口コミ：事故物件の買取なら、事故物件総合取り扱いサイト『成仏不動産』が運営する”正しい買取”

正しい買取 事故物件は、突然に起こります。 孤独死が起きて発見に数日かかった物件 自殺が起きた物件 死亡事故や殺人事件が起きた物件 不動産投資物件として、毎月、安定的に家賃収入を稼いでくれたのに・・・。 一気に資産価値ガタ落ちです。 今回紹...

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海外投資家に売却する時・購入者層に強い会社
一般の人よりメリットが多いケースも

また、購入するターゲットを日本人以外の人も含めることで市場が広がります。

中国・香港をはじめ、海外投資家との接点・内部情報を持っている不動産会社にコンタクトを取るのも１つの選択でしょう。

不動産一括査定サイトのサービスには、

• 大手不動産会社
• 中小不動産会社
• 地元の不動産会社
• 海外顧客を持つ不動産会社

など、複数の信頼のおける不動産会社が登録しています。

ただ、リゾートマンションの一括査定の場合、
そもそもリゾートマンションの仲介を行っていない不動産会社の方が多いため、査定額自体出してくれる不動産会社の数がゼロ件ということもあります。

それほど、特殊な物件だということを頭に入れておき、出来る限り多めの不動産会社にコンタクトを取るといいでしょう。

また、リゾートマンション売却だからこそ、具体的にリフォームやリノベーション、最新設備・家具を導入、またホームステージングも含めて、多少の手間になりますが新しい可能性、工夫・付加価値を付けて売却ということも考えておくといいと思います。

まずは、売却シミュレーションを各社にお願いしてもらうことをおすすめします。

リゾートマンション売却と併せて買取もおすすめ 仲介手数料などの費用はかからず

リゾートマンションが一向に売れなくて困っている場合、

仲介だけでなく、買取も検討するのも1つのテクニックです。

早く売るコツとも言えます。

即現金化できる側面、安くても早く売りたいという状況を考えると仲介より買取価格はさがりますが確実に売却が可能とも言えます。

もちろん、リゾートマンションの買取は行っていない・対応していない不動産会社も多いでしょう。

しかし 、特殊な物件だからこそ、イレギュラーで買主からのリクエストを受けている不動産会社も存在するため、何もしないという選択はないでしょう。

＊ちなみに、仲介で売却する場合は、仲介手数料（3%+6万円等）の諸費用がかかりますが、不動産業者の買取の場合、仲介手数料はかかりません。

リゾートマンションが売れないなら別の見方で

不動産売却、成功のポイントは、買主との接点をどこに見出すか？

ということです。

通常のマンションとは違う特殊な物件であるため、少し視点を変えた接点の考え方も必要です。

リゾートマンションが売れなくて困っている人も同じです。

賃貸業者

その１つが
リゾートマンション賃貸管理を行っている不動産会社へのお問い合わせです。

リゾートマンション賃貸管理を行っている不動産会社は、豊富な実績と顧客リストを持っています。

リゾートマンションを賃貸で借りている人（賃借人）は住みやすさを知っています。
そんな方は、金額によっては購入を考えてもいいかも？
となるかもしれません。

新規に購入希望者を探すより営業はハードルが低いと言えるでしょう。

オーナーへのアプローチ

投資用・住宅利用

また、
リゾートマンションオーナーへの営業も１つの手です。

オーナーには、

• 居住している人
• 別荘として所有している人

だけではありません。

その人たちにとって、物件購入のハードルは低いと言えます。

収益化して事業として売る

利益が出る不動産売却

コロナによって少し状況は変わりましたが、民泊利用として事業化しその上で売却という形も可能です。

新型コロナウイルスによって、インバウンドの計画は崩れました。

民泊に力を入れていた人は大打撃。
民泊の事業撤退を決定した人も少なくありません。

しかし、今までやっていなかった人、更にリゾートマンションオーナーには絶好のチャンスです。

コロナによって、
緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置、

• 行動制限
• 自粛

を強いられたのは事実です。
海外からの観光客が戻ってくるのも当分先の話でしょう。

ただ、この後、政府が後押しするのが内需拡大戦略です。
国内旅行を協力プッシュアップです。
Gotoトラベル再開も時間の問題です。

民泊をしよう！

リゾート地にあるリゾートマンションは民泊の絶好の場所です。
状態がよいリゾマンであれば、収益性の高い運用も難しくないと考えます。

要するに、
このタイミングで民泊として、少しでも利益の出る事業化をすることで、
事業譲渡の形で、リゾートマンションを売却することが可能となるのです。

民泊の売り上げから、修繕積立・管理費・固定資産税（税金）等を差っ引いて、プラスになれば黒字事業です。

場合によっては、
民泊の営業許可を取っておくだけで、それをウリ文句に売却することも可能だと思います。

＞＞民泊予約システムはこんな感じです
*相談するといいと思います。

よくある質問・気になる悩み・生活への影響

固定資産税などの税費用・リフォーム額

売却時期は市場の動向や物件の状態によりますが、リゾートエリアの観光シーズン前は需要が高まることが多いため、その時期が適している場合があります。

周辺の相場、物件の状態、設備やアクセスの良さなどを考慮して価格を設定します。
また、専門家の査定を受けることもおすすめです。

不動産業者の手数料や印紙税、所得税などがかかります。
具体的な金額は物件価格や利益により異なるため、専門家に相談することをおすすめします。

市場の動向や物件の状態、価格設定などによりますが、一般的には数ヶ月から1年程度の期間が考えられます。

物件の状態や市場の動向によりますが、リフォームや修繕を行うことで売却価格が上がる可能性もあります。

登記簿謄本、固定資産税評価証明書、管理組合の承諾書などが一般的に必要です。

売却価格から取得価格や関連費用を差し引いた利益に対して所得税がかかります。
詳細は税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

リゾート物件に詳しい業者や、地域に強い業者を選ぶことが重要です。
また、過去の実績や評判も参考にすると良いでしょう。

売却価格の設定や契約内容の確認、税金の計算など、専門家と相談しながら進めることが大切です。

『リゾートマンション売却』：記事まとめ

リゾートマンションが売れなくて困っているがいるかもしれません。

手放したくても買い手がつかないものもあるかも知れません。

温泉をはじめとした施設が止まっているリゾートマンションであっても、諦めず知恵を使うことで打開策が見つかると思います。

• メリットの抽出
• デメリットの克服

リゾートマンション売却には、多少のアレンジも必要だと考えた方がいいでしょう。

税制の違いを確認

税金・相続の確認

ちなみに、上手にリゾートマンションを売却した後の譲渡所得税ですが、

リゾートマンションの場合、特例や控除が使いにくいのが現状です。

基本的に、売却価格が買った時より高く売れ場合、税金（譲渡所得税）がかかります。
マイホーム（住宅：マンション・一軒家）であれば、3,000万円特別控除等が活用できますが、別荘（リゾートマンション）の場合、居住用不動産には要件が該当しないため、税制上、適用されません。

現状、リゾートマンションが売却できなくて困っている人の場合、購入時より高く売却ということはない可能性の方が高い（損失の場合は無税、逆に節税になる場合も）かもしれませんが、少し頭に入れておいてください。
補足説明（基礎知識）でした。