災害に強いマンションとは? 「災害に強いマンションの選び方とチェックポイント」

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災害に強いマンション 不動産購入・マンション購入

災害に強いマンション

新築マンションを購入するとき、見た目や周辺環境も気になりますが、災害に対する強さを気にする人が増えています。

日本は地震や台風などの自然災害が頻発する国です。

都市部では高層のマンションが増えており、その安全性が問われるようになっています。

大きな地震が続く中で、災害に強いマンションが求められることは当たり前かもしれません。

  • 1995年1月17日:阪神淡路大震災
  • 2004年10月23日:新潟県中越地震
  • 2011年3月11日:東日本大震災
  • 2016年4月14日:熊本地震
  • 2018年9月6日:北海道胆振東部地震

また、
マンション購入時だけでなく、
マンション売却時も、

  • 災害に強い
  • 「耐震基準クリア」

という条件は査定の大きなポイントとなります。

しかし 、素人が「災害に強いマンション」を選ぶことは、簡単なことではありません。

広告や営業マンは「災害に強い」「耐震基準クリア」といいますが、本当に災害に強いマンションを手に入れるためには、自分の目でチェックが大切です。

今回は、災害に強いマンションの選び方とチェックポイントについてお話しします。

 

災害に強いマンション購入

災害に対しての対応は、地震だけに限りません。

  • 地震に強い建築技術
  • 洪水・浸水対策
  • 強風・台風対策
  • 火災対策
  • マンション共有部分の安全対策
  • 住民同士のコミュニケーションと防災訓練
  • 災害時の生活維持策

地震に強い建築技術

地震発生時、建物が大きく揺れることで倒壊のリスクが高まります。
免震・制震技術を取り入れたマンションは、地震のエネルギーを吸収・分散させることで、建物の揺れを抑えます。
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洪水・浸水対策

マンションの立地は非常に重要です。
洪水のリスクが低い高台に建てられたマンションや、1階部分を駐車場などにして浸水リスクを低減する設計が求められます。

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強風・台風対策

建築物の形状や窓の配置は、強風によるダメージを受けにくくするための要因となります。特に窓は、強風時に破損するリスクがあるため、強化ガラスの使用やシャッターの設置が推奨されます。

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火災対策

火災は瞬時に広がるため、非燃材の使用やスプリンクラーの設置、緊急避難経路の確保は必須です。また、定期的な避難訓練も住民の安全を保障するために重要です。
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マンション共有部分の安全対策

停電時に備えて非常用電源の設置や、防災備品の整備はマンションの共有部分での取り組みとして必要です。 災害時でも住民が安全に避難・生活することが可能となります。
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住民同士のコミュニケーションと防災訓練

住民同士の連携は災害時の対応を迅速にするために不可欠です。防災組織の設立や、定期的な訓練を行うことで、実際の災害時にも冷静に行動することができます。
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災害時の生活維持策

災害時には水や食料が不足する可能性があります。非常食や水の備蓄、無停電電源装置 (UPS) の導入など、生活維持のための準備が必要です。
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災害に強いマンション選びは、自身や家族の命を守るための重要なステップです。

建築技術や設備だけでなく、住民同士のコミュニケーションも重要となります。

安全で快適な生活を実現するために、適切なマンション選びを心がけましょう。

災害に強いマンションは「命が助かるマンション」なのか?

災害に強いマンションを求める人の多くは

「大きな地震が来てもビクともしない強靭なマンション」をイメージしているかもしれません。

しかし 、鉄筋コンクリートで造られた新築マンションであっても、大きな地震がくればヒビも入るし傾きもするのです。

新耐震基準のマンション

「1981年6月から施行された新耐震基準のマンションならば大きな地震が来ても大丈夫」と考えるかもしれません。

しかし「新耐震基準」は「ヒビも入らず傾きもしない強いマンション」を保証する基準ではありません。

つぶれる心配がない

具体的に言うと、

新耐震基準の建物は

”震度6強から震度7の地震が来たとしてもグシャッとつぶれることはない”
という基準なのです。

地震が起きた時は傾くかもしれないけど、

その後は倒れるかもしれない・潰れるかもしれないとかよく言われます。

つまり 、大きな地震(震度6強から震度7)が来たとしても

中に住んでいる人間が建物につぶされる心配はない
という意味であって、

マンション自体が無傷でいられるという意味ではありません。

そのため大きな地震が来た後には、

マンションにヒビが入ったり傾いたりする可能性はあり、その後に修繕を行う必要があるのです。

災害後の修繕

問題は、災害後の修繕です。

災害によってヒビが入った場合、

そのための修繕の必要は、お金に余裕がなければ行えません。

倒壊の恐れがある時は、修繕のレベルを超えます。

まぁ、そんなことを言い出したら、マンションを購入することは不可能となるため、

  • 購入するマンションが新築ならば
    「修繕積立費の積立計画がきちんとできているか」
  • 中古マンションならば
    現時点で十分な修繕積立金が積み立てられているか

などのチェックは事前にチェックしておきましょう。

災害時に備えての食料・防犯用品・自家発電機能が整っているマンションなのか?

この辺りまで、調べておくことをお勧めします。

災害に強いマンション

災害に強いマンションを求めるならば地盤チェックは必須

災害に強いマンションの基本でもありますが

大きな地震が起きたとき、
地盤が固いところよりも地盤がゆるいところの方が被害が出やすいと言われています。

建物の重さを支える「基礎」が固い地盤にのっているかが大切なポイントになります。

地盤サポートマップ

地盤チェックは、地盤サポートマップで確認もできます。

>>地盤サポートマップ

基礎がのっている地盤を「支持地盤」といい、

固い地盤の上に基礎が乗っている時は問題ないのですが、やわらかい地盤の時は、固い支持地盤まで基礎を届ける必要があるのです。

水害や地滑りの可能性

自信に強い強いマンション。

災害に強いマンションは地震だけではありません。

水害や地滑りの可能性をチェックするには、地方自治体が公表しているハザードマップをチェックします。

国土交通省が公表しているハザードマップには、火山や津波に関する情報も掲載されています。

とくに液状化については、事前にチェックしておくことをおすすめします。

埋立地

湾岸エリアの高層マンションは、埋立地が多く地盤が固いとは言い切れません。

東日本大震災のとき、千葉県浦安市・舞浜の埋め立て地エリアで、大規模な液状化現象が発生しました。

埋立地は、地震により液状化現象が生じやすい特徴があります。

液状化現象は、
建物が傾くような大きな被害につながることは少ないのですが、段差ができたり水道管やガス管に異常を発生させることがあります。

いちよ、固い地盤に届くまで長い杭を打ち込み、建物を建てれば固い地盤に建てたことになるという理論なので、無理に不安を煽りませんが・・・。

ただ、長い杭は横からの力に弱い特徴もあります。
 
災害に強いマンションの選び方
 

盛土

災害は大きな地震・埋立地だけではありません。

地滑りや水害も最近は増えている自然災害です。

どんなに立派な新築マンションを買っても、
裏の山が崩れてきたり、川があふれて洪水になったりする場所は「災害に強い」とはいえないのではないでしょうか。

2021年9月被害者70人を超えた熱海土石流は盛土が理由と言われています。

土地を切り開き、盛土した地盤が固まるまで時間がかかりますし、土石流や沈下する可能性もあります。

災害に強い家選びの参考に。

切土

切土は、もとの地盤を切り取るものなので、盛土に比べて、土地の沈下する度合いが低いと言われています。

宅地の造成においては、切土と盛土を併用する場合も多く、擁壁には、水抜き穴などの排水処理が施されています。

その他、都心のマンションではありえませんが、
テレビ朝日系のポツンと一軒家に出てくる田舎をはじめ、日本にはたくさんの地形があるので、一長一短あるのに補足として
地すべり地、がけ崩れ・土石流・崩壊跡地、断層、崖錐がいすい扇状地せんじょうち、 丘陵・段丘だんきゅう、台地、谷底平野、自然堤防、後背低地・旧河道、後背低地こうはいていち旧河道きゅうかどう、干拓地など。

参考ページ:擁壁付き土地は売れないのか?
擁壁(ようへき)付き土地の売却リスク

災害に強いマンションとは
 
 

災害に強いマンションは高く売れる

災害に強いマンションということで、紹介しましたが、災害は1つではありません。

降水量、最大風速、高潮、地震、津波、火山噴火などさまざまです。

一般的に地域ごとに不動産相場がありますが、

・立地条件
・周辺環境
・都市計画の内容
・敷地形状
・道路条件
によって決まるため、自然災害に関わるリスクはあまり考慮させていていません。

となると、
マンション購入時において、災害へのリスクは、やはり耐震性ということになるでしょう。
 

耐震・制震・免震

旧耐震基準のマンションとなると、一般的に1981年前のマンションとなります。

ここで雑学として、
1981年前のマンションを購入する場合、一般的に築30年以上なので、マンション価格は安いと思います。

さらに安く購入するテクニックとして旧耐震基準のマンションであることを強調で、値切りが成功になるかもしれません。
 

新築マンションを購入する場合、
昨今は、耐震・制震・免震という言葉をよく聞くかと思います。

簡単に違いを言えば

  • 耐震
    建築物が倒壊せず、住人が避難できることを前提に揺れに耐える構造で作られたものです。
  • 制震
    建物内部にオモリやダンパーなどの制震部材を組みことで地震の揺れを吸収する構造です。
  • 免震
    建物と基礎との間に免震装置を設置で建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。

耐震性は一般的に多く、
強度という部分では、制震、免震性が地震に強いといえます。

マンション購入においては、
立地と予算が決まっているものだと思います。

よって、災害の面までこだわれるかは、状況によるとおもいますが、少しでも考慮してもらればと思います。

家を安く購入する方法は、以前紹介しました。

マンションも基本的に同じテクニックで安く購入可能です。

是非、参考にしてください。

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