現金で購入するから安くして!マンション売却時の値引き交渉に売り主は対応する必要はあるか?現金購入のメリット

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マンション値引き 現金 不動産売却
2024年:不動産ニュース
新築マンションの平均価格は
バブル期を越えるほど勢いのあるのが今の不動産市況です。
不動産を所有している方にとって、
数十年ぶりに資産と本気で向き合える絶好のタイミングです。


参考:新築マンション平均価格

査定する多くの方が、買った時より高い査定額を受けています。
住宅ローン返済を差し引きすると、2,000万円以上のキャッシュが残る計算も方、多数・・・。

ただ、住宅ローン金利上昇、増税傾向、中東情勢・ウクライナ戦争・資源高・インフレ、台湾有事・・

昨年8月には、日経平均が激下げ、
ブラックマンデー以来の下げ幅2216円を記録
8月5日、一時4600円超下落
・そして石破政権、増税・利上げ・・・・
近年稀に見るネガティブ要素も無視できません。

不動産市況に影響がでてもおかしくない状況ですが、
それでも、高値推移が今の状況です。

そのため、
とりあえず、家の価値を確認したい方
住宅ローン返済の心配がある方
今すぐキャッシュが必要な方(家を担保に)
売却益を株式投資に移行したい方
など様々な方が、家の査定を行い、
今後の方向性・選択肢を広げています。

 

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現金で購入するから値引きして

「現金で購入するから値引き(値下げ)して!」

っと交渉されたことありますか?

私はあります。

では、こんな時に売り主はどのように対応すればいいのか?

実は、メリットもありますが、リスク管理も必要だと感じています。

そこで、

  • 現金払いの買主のメリットとデメリット
  • 現金で購入するから安くして・・・の対応

について紹介します。

現金購入・現金払いから見る価格交渉・値引き交渉

マンション売却で得られる金額は、
買主が住宅ローンを使おうと現金だろうと入ってくる金額は同じです。

3000万円の物件であれば、3000万円以上でも以下でもありません。

よって、現金だからと言って値引き交渉に応じる必要はありません。

しかし、現金払いの買主にもメリットがあります。

それが、売買締結までの期間短縮です。

≪現金払いから見る売買期間≫

住宅ローンの場合、金融機関の

  • 事前審査
  • 申し込み
  • 本審査
  • ローン契約

ローン契約までは1ヵ月ほどかかります。

よって、急いで売却したい場合、審査がない現金払い・キャッシュの買主は大きなメリットとなります。

  • ローンの場合
    内覧・申込・仮審査・契約・本審査・ローン契約・引渡し
  • キャッシュの場合
    内覧・申込・契約・引渡し

の流れにですから、スピード感が違うといえます。

さらに言えば、
オーナーチェンジ物件など入居中のマンション売却の時は、売り主は引越しの必要があります。
*登記の手続きのみです。

キャンセルリスクも

住宅ローンの場合、
事前審査・本審査が通っても、まだ、キャンセルのリスクがあります。

売却に合わせて、退去・引越しのスケジュールを考えている人の場合、
住宅ローンの契約によってキャンセルリスクが一気に低くなるため、その段階が安心できません。

その意味で、現金で購入するから値引きして!

というマンション売却時の現金購入の買主は、支払いまでの期間を短く設定できるだけでなく、引越しのスケジュールも組みやすいと言えるでしょう。

マンション売却 現金購入

マンション売却 現金払いのリスク

マンション売却における売り主からすれば、

ローンだろうと現金だろうとどちらでも構わないと感じている人の方が多いかもしれません。

しかし 、マンション売却時の現金払いにもリスク・心配があります。

キャッシュは本当か?

いくら不動産会社の仲介でマンション売却が行われるからといって、買主の素性までは把握できません。

個人情報・売買理由などのアンケートで現金購入という申告だからといって、

本当に現金があるのか?

言質だけで、通帳ベースの確認は取りません。

仮に通帳の写しを確認したからといって、

  • どのタイミング写しなのか?
  • 売買契約時に現金が存在するか?

確証はありません。

内覧・申込・値引き交渉の流れで、
「キャッシュだから安くしてくれ」
っと言われたとしても、100%信用はやめた方がいいかもしれません。

値引きにおいては、
キャッシュだろうと住宅ローンだろうと、お互いの落としどころを見出すのが基本です。

問題はキャンセルのリスク、リスク管理です。

キャッシュの場合、

  • 申込後にやっぱりやめた。
  • 予定していたお金が入らなくなった。
  • キャッシュを別のところに使うので白紙にしたい。

キャンセルのリスクが伴います。

そのために、
現金払い時の契約方法・リスク管理も考えておく必要があります。

空室の状態で売却の場合なら、即契約・即引き渡しができるので問題ないでしょう。

抵当権の抹消・移転のための手続きなどもあるため、あらかじめ準備をし最短で引渡しができる段取りが必要です。

居住中の場合、引越しを伴うため、即退去・引渡しが可能かどうか?
ここがポイントになります。

一般的には、手付金をもらい契約から2ヵ月後くらいのスケジュールで引渡しとなります。

手付金に関しては、買主側のキャンセルの場合、手付金をもらうことができますので、少し多めの手付金を設定という形もありかもしれません。

*売り主が宅地建物取引業者の時は、手付金の上限が20%です。
また、売買価格の10%を超えるか1000万円を超えるときに、売り主は手付金等の保全措置を講じる必要がありますが、個人が売り主なので、手付金の上限も保全措置の必要もありません。

マンション売却 現金購入の値引き交渉 

住宅ローンの安心感

住宅ローンの場合、買主の審査をした上で融資します。

さらに、ローン契約後はキャンセルのハードルが高くなるため、まず、キャンセルはなくなります。

住宅ローンの審査には時間がかかりますが、買主がふさわしい人であるか?のチェック機関でもあります。

その意味では、住宅ローンだからこその安心感とも言えます。

キャッシュの強み

商いにおいてキャッシュ・現金払いは神扱いです。

手形や掛けなどに比べたら、日銭的な位置づけですし安心と言えるでしょう。

しかし、不動産売却においては売り主からずれば、どっちもどっちというのが正直なところでしょう。

買主からの手付解除に対し「履行の着手」を主張するような裁判例もあるようです。

≪雑学≫非常に稀な例ですが、転売屋の場合もあります。
手付金だけ打って契約までの間に買主を探し、そのまま転売という猛者も。
買主が見つけられなければ、契約を解除し手付流れ(手付流し)に・・・。
売り主には手付金分は入りますが、スケジュールが崩れることになります。
まぁ、不動産会社が仲介しているので、基本的にないですが・・・。

https://www.fudousanhosho.or.jp/admission/generalsecurity/deposit/

マンション売却時の現金払いの売り主との対応:まとめ

  • 現金払い
  • キャッシュ

での購入のお客様の場合、
買い替えなどでまとまったお金が入る状況であれば、不動産会社もそれを把握しているため安心できます。

しかし 、現金払いは安心だと思ってしまいすぎるのはどうでしょう。

今回は、万が一のトラブルに巻き込まれないために、現金払いの場合の売り主の対応・考え方を紹介しました。

マンション売却時の現金払いの売り主との対応として

  • 現金、即払いはら安心
  • 現金をちらつかせて値引きを要求は無視

のスタンスで。