はじめての移住応援サイト「いいかも地方暮らし」
地方移住は、多くの人々にとって新たな生活の始まりを意味します。
都会の喧騒から離れ、自然豊かな環境でゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、地域ごとの文化やコミュニティに触れることで、生活の質を向上させることも可能です。
このような地方移住の魅力をさらに手軽に探求できるのが、「いいかも地方暮らし」というサイトです。
初めての移住を考える人々を対象に、必要な情報や支援を提供し、地方での新生活を全力で応援します。
いいかも地方暮らしとは?
「いいかも地方暮らし」は、地方移住を考える人々をサポートするWebサイトです。
内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局および内閣府地方創生推進事務局によって運営されています。
サイトでは、地方へ移住した方々の体験談や、移住に関する役立つコラムが豊富に提供されており、移住を考える人々に具体的なイメージと情報を提供します。
・「地方移住ってなに?」
・「地方移住へのステップ」
・「地方移住よくある質問」
・「地方移住のススメ」
などが含まれており、移住に関するあらゆる疑問に答えるリソースが整っています。
いいかも地方暮らし:地方移住ってなに?
最近、都会の喧騒を離れ、自然豊かな場所で自分らしい暮らしを送りたいと考える人が増えています。
例えば、
「テレワークを活用して、新たなライフワークを送りたい」
「子育て世代として、子どもたちがのびのびと育つ環境で暮らしたい」
など、人それぞれが描く理想の暮らしは様々です。
「いいかも地方暮らし」では、20代で地方移住を検討している方や、子育て世代で移住を考えている方など、様々なライフステージの方に向けて、自分らしい移住のヒントを提供しています。
地方移住は、新しい生活への挑戦です。
いいかも地方暮らし:地方移住へのステップ
地方移住は、人生における大きな転換期となります。
そこで、スムーズな移住を実現するための流れを紹介します。
①移住の目的を考える
自分の移住したい理由を明確にし、具体的な生活のビジョンを描きます。
②家族やパートナーとの温度差を埋める
家族やパートナーと話し合い、共通の理解を得ることが重要です。
③定住するか、二地域居住かを考える
地域との関わり方を考慮し、どのように地域社会に溶け込むかを検討します。
④条件をリストアップする
自分の譲れない条件を明確にし、地域の実情に合わせて調整します。
⑤都会でできる情報収集
移住先の自治体や関連機関から具体的な情報を収集します。
⑥とりあえず体験というお試し
短期間の体験移住を通じて、実際の生活を体験し、より具体的なイメージを持ちます。
⑦住まい探し
空家や地域の住宅情報を調べ、実際に物件を見学します。
⑧仕事はどうやって探すか
地方での仕事の探し方や、新しい職場との連携を検討します。
⑨地方へ行く前に準備すること
引越し費用や初期設定の準備、免許取得など、移住前に必要な準備をします。
⑩地域へのごあいさつ
地域の自治体や近隣住民との挨拶を行い、良好な関係を築きます。
>>地方移住へのステップ
いいかも地方暮らし:地方移住のススメ
「いいかも地方暮らし」では、地方移住を希望する人々に向けて、実際に移住生活を体験できる様々なコンテンツを提供しています。
移住先を見つけるためのさまざまな方法を提案し、実際にその地での生活を体験する機会を提供することで、移住希望者が理想の地方生活を見つける手助けをしています。
地域見学のススメ
地域見学のススメでは、実際に移住希望地域へ足を運び、季節ごとにその土地の生活を観察することが推奨されています。
地方都市や中山間地の魅力を自分の目で確認し、地域の利便性や自然環境を体感することで、移住する前に現地の生活をリアルにイメージできます。
地方暮らし体験ツアー
地方暮らし体験ツアーは、短期間で地方の生活を体験できるプログラムです。
農作業体験や伝統食体験など、その土地特有の活動が含まれており、地域住民や移住経験者との交流も可能です。
これらのツアーは比較的安価で参加でき、移住前に地域を効率的に知る手段として非常に役立ちます。
お試し体験住宅
長期的に地域を体験したい方のためには、お試し体験住宅が提供されています。
これは自治体が運営する住宅を使い、1泊から数ヶ月または数年間、地域での生活を深く体験することができる制度です。
一般的な住宅や公営住宅、地域の文化を反映した古民家など、様々なタイプの住宅が用意されており、リアルな生活感を得ることができます。
地方で住宅を探す
最終的に移住地を決定したら、地方で住宅を探すステップに進みます。
地方での住まい探しは、一軒家や集合住宅、賃貸または購入など、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。
情報が少ない地域では、自治体の空き家バンクなどを利用すると良いでしょう。
これらのバンクは、地域の空き家情報を集約して提供し、移住者が新しい住まいを見つけやすくするためのものです。
地方移住の準備をしっかりと行い、自分に合った地域での新生活をスムーズにスタートできるようになります。
参考ページ:空き家バンクとは?
不動産の口コミ評判堂より
いいかも地方暮らし:移住者インタビュー
地方移住を検討中の方々にとって、実際に移住を経験した人々の声は非常に価値のある情報源です。
「いいかも地方暮らし」では、多様なバックグラウンドを持つ移住者たちがどのように新しい地域で生活を始め、どのような挑戦や成功を経験しているのかを紹介するインタビューを通じて、読者に役立つ洞察を提供します。
移住者インタビュー:2020年に神奈川県二宮町から静岡県南伊豆町に移住。
千葉県出身。
ファッションの専門学校在学中に夫と知り合い、転職先で再会して結婚した西野さん。新婚当初は神奈川県の辻堂に新居を構え、サーフィンを楽しむようになり、11年間辻堂の地を満喫したという。その後、人の多いエリアから離れて田舎の雰囲気も味わいたいと、二宮町に引っ越したが、その頃からたびたび伊豆へ遊びに行く機会があり、2人にとってのお気に入りの場所となっていた。「伊豆に住むのもいいよね、と夫と話をしていたんです。伊豆半島にはいろいろ素敵な場所があるので、定期的にインターネットで物件を検索して引越しの機会をうかがっていました」
不動産情報サイトで物件を検索している時に、たまたま目に飛び込んできたのが「お試し移住」ができる南伊豆町の移住支援制度だった。「お試し移住ってなんだか面白そう!と思って、すぐに担当者に連絡してオンラインミーティングでお話を聞いたのですが、あいにくその時は空きがなかったんです」
半年後、お試し移住の担当者から空きが出たとの連絡が入った。「3日間程度の短期、1年間の中期、3~5年間の長期の3つのプログラムがあって、私たちは中期を選びました。実際に南伊豆に住んでみると、住み心地がとても良くて、1年経つ頃に『契約を更新してこのまま住み続けることはできませんか』と相談させてもらい、住民票を移して今2年目です」
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移住者インタビュー:2019年4月に千葉県八千代市から青森県弘前市に移住。
東京都練馬区出身。
石田さんは、2010年に結婚し、千葉県で夫婦共働きの生活を送っていた。夫の実家がある青森県弘前市には、子どもが生まれてからも、長期休暇を利用して年3回ほど帰省していた。「季節ごとに全然違って見える景色がとても美しくて、遊びに行くたびに自然を存分に満喫していました。私も夫も首都圏で仕事をしていたので、移住はまったく考えておらず、青森は単に帰省する場所というふうに捉えていました」
夫は、大学時代を金沢で過ごし、近所に行きつけの家具屋兼カフェがあったそうだ。そこでヴィンテージ家具の魅力に目覚め、「いつか家具屋をやりたい」という夢を持ちつつも、大学卒業後は非鉄金属メーカーに就職し、千葉の工場に籍を置きながら年の半分は海外で単身勤務していた。「あまりのハードワークに、鬱状態になりながらも勤務を続ける夫の体と心が心配でした。がんばって働いてくれた分、40歳を機に夢を叶える道を歩んでもいいのかなと思ったんです。当時から、彼が趣味でつくる家具はとてもセンスが良くて落ち着く感じがしたので、家具屋として起業するという彼の夢を応援することにしました」
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移住者インタビュー:2019年5月東京都内から群馬県中之条町に移住。
東京都出身。
「まさか自分が東京を離れて農業をするとは、思ってもいませんでした」と笑顔を見せるのは、群馬県中之条町で暮らす郷原さんだ。2019年5月、東京都内から中之条町に移住し農業を始め、今はリンゴ農家として生計を立てている。
郷原さんは、会社員として社会人のスタートを切ったが、「早朝から夜遅くまで仕事をするのが当たり前の職場環境で、常に仕事をしていなければいけないような会社の雰囲気が自分には合わなかった」という。働く環境を変えようと、29歳の時、勤務先の会社を退職して、ワーキング・ホリデー制度を利用してオーストラリアに1年半ほど滞在した。
オーストラリアでは、滞在先を移しながら、ワイン用のブドウ、イチゴ、ブルーベリー、ズッキーニ、リンゴなどの果物や野菜づくりに関わった。朝から作業を始めて、早い時は午前中、遅い時でも夕方までに終わる。仕事の後は、のんびりする時間を持つことができ、「自分の時間が持てる生活が、自分には合っている。とてもいいなと感じました。そして、日本に戻ったら地方に移住して農業を始めよう、と考えるようになりました」。
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移住者インタビュー:2018年に千葉県から岡山県和気町に移住。
愛知県岡崎市出身。
梅村さんは、大学を卒業して会社員として働いたのち、木工家具の職人に転職。2010年に妻・久美さんと結婚して以来、約8年間、家族で千葉県に住んでいたが、夫婦ともにゆくゆくは地方で暮らしたいという思いがあったそうだ。
「子どもが生まれて子育てをしていく中で、自然豊かなところでのびのび育てたいと考えるようになりました。特に2人目が生まれた頃から、地方へのアンテナを強く張り始めましたね。一方で、まったく知らない場所に行くのも人生として楽しそうだな、という単純な冒険心のようなものもあったように思います」と笑って話す梅村さん。
久美さんは、「東日本大震災が起きて、原発のことなど、いろんな情報が世の中に発信されるようになって、どこにいるのが自分たちにとってベストなのかを考えるきっかけになったような気がします。私は関東に実家があるので、自分が西日本に住むイメージはまったく湧かなかったのですが、『どうせ住む場所を変えるなら、いっそ遠くまで行ってみよう』という夫の意見には賛成でした。都会でがむしゃらに働き、余裕のない中で子育てをし続けていくことにストレスを感じていたタイミングだったので、大きな決断ではありましたが、一歩を踏み出すことを決めました」
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いいかも地方暮らし:地方移住よくある質問
いいかも地方暮らしに、地方移住についてのよくある質問・Q&Aを公式サイトから抜粋し紹介します。
地方といっても、都市部、農村部、山間部など、地域によって特徴が大きく異なります。
例えば、都市部では、都会と変わらない生活を送ることができ、商業施設や医療機関も充実していることが多いです。
一方、農村部や山間部では、自然豊かな環境で暮らすことができ、地域の人々との交流も深まります。
移住先を選ぶ際は、どのような暮らしを送りたいかを明確にすることが大切です。
都会の便利さを重視したいのか、自然の中でゆったりとした生活を送りたいのか、それとも地域に貢献したいのかなど、自身の価値観と照らし合わせて、最適な地域を選びましょう。
農業を始めたい場合は、自治体の就農相談窓口に相談することをおすすめします。
希望する地域が決まっている場合は、その地域の自治体に直接問い合わせてみてください。
また、「農業をはじめる.JP(全国新規就農相談センター)」も、全国の就農に関する相談に応じています。
これらの窓口では、就農に関する手続きや、地域の農業事情、支援制度など、様々な情報を得ることができます。
はい、自治体によって子育て支援制度は大きく異なります。
例えば、出産祝い金や保育料の助成、子育て支援センターの充実度など、地域によって様々な取り組みが行われています。
移住を検討している地域の自治体のウェブサイトや、移住相談窓口に問い合わせることで、具体的な支援内容を知ることができます。
また、ふるさと回帰支援センターでも、子育て支援に力を入れている自治体の情報を提供しています。
「関係人口」とは、単純に移住した「定住人口」や、観光で訪れた「交流人口」ではなく、地域や地域の人々と多様な関わりを持つ人のことを指します。
例えば、週末だけ地域に通い、地域活動に参加する人や、地域で事業を行う人などが挙げられます。
関係人口は、地域活性化に重要な役割を果たしており、多くの自治体で関係人口の増加を目指しています。
「地域おこし協力隊」は、都市部から過疎地域などに移住し、地域おこし活動を行う制度です。
隊員は、地域住民と協力しながら、地域の活性化に貢献します。
地域おこし協力隊の主な活動内容としては、農林水産業の振興、地域産品の開発、観光振興などが挙げられます。
任期は概ね1年から3年で、任期終了後には、地域に定住する隊員も多くいます。
移住・交流推進機構(JOIN)のウェブサイトでは、全国の自治体の隊員募集情報や隊員インタビューが紹介されています。
記事まとめ:いいかも地方暮らし
「いいかも地方暮らし」は、初めて地方移住を考えている方々にとっての理想的なガイドです。
移住を成功させるための具体的なツールとリソースが豊富に提供されており、地方での新たな生活を始めるための一歩を踏み出すのに役立ちます。
地方暮らし体験ツアーやお試し体験住宅など、実際に地方の生活を体感する機会も整っており、移住前にしっかりとその地域の雰囲気を知ることができます。
移住希望者が地方の魅力を全面的に探求し、より良い移住計画を立てるためのサポートがここにはあります。
興味がある方は、ぜひこのサイトを訪れてみてください。
《参考サイト》
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