- 請求書のカード払い
- 請求書のカード払いとは?
- 請求書のカード払い:その他、支払い方法・資金調達の方法との違い
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- 請求書のカード払いのメリット
- 請求書のカード払いのメリット:支払いを先延ばしできる
- 請求書のカード払いのメリット:審査不要で手続きが簡単
- 請求書のカード払いのメリット:手数料が安い
- 請求書のカード払いのメリット:取引先にばれない・カード決済非対応でも利用可
- 請求書のカード払いのメリット:支払いを一元管理できる
- 請求書のカード払いのメリット:ポイントが貯まる
- 請求書のカード払いのメリット:いろいろな請求書に対応 (外注費・材料費・商品の仕入れ・広告費・賃料・設備費・雑費等)
- 請求書のカード払いのでデメリット:手数料を支払う必要がある
- 請求書のカード払いのでデメリット:利用限度額に縛られる
- 請求書のカード払いのでデメリット:クレジットカード会社が限定される
- 請求書のカード払いのでデメリット:最大60日程度までしか先延ばしできない
- 請求書のカード払いを利用した方の口コミ・評判
- 請求書のカード払いについてのよくある質問:疑問・悩み・不安を解決・注意点
- 請求書のカード払いサービスを提供している会社”4選”
- まとめ記事:請求書のカード払い
請求書のカード払い
企業における資金繰りの重要性は、経営の安定と成長に直結するものです。
資金繰りとは、
企業が持つ現金や預金の流れを管理し、資金が不足しないように調整することを指します。
しかし、企業が資金繰りの管理に失敗すれば、黒字倒産する可能性あります。
売掛金や受取手形に計上される売上債権は利益には含まれますが、すぐに手元の資金にはならないため、企業の資金繰りに大きな影響を与えることがあります。
このような資金繰りの課題を解決するための手段として、請求書カード払いが注目されています。
請求書カード払いは、企業が保有する売掛金を早期に現金化し、資金繰りの改善を図るための革新的なサービスです。
今回は、請求書カード払いの仕組みとその利点について詳しく紹介します。
サービス名 | 対応カード会社 |
---|---|
labol(ラボル)カード払い | Visa、Mastercard®、JCB |
DGFT請求書カード払い | JCB、VISAカード、Mastercard、Diners Club、SAISON CARD |
INVOYカード払い | VISAカード、Mastercard、JCB |
マネーフォワード請求書カード払い for Startups |
JCB、VISAカード、Mastercard |
特に法人カードとして使われているアメックス(アメリカン・エキスプレス・ American Express)を利用できるサービスは少ない傾向です。
請求書のカード払いとは?
請求書カード払いは、企業間の取引において、受け取った請求書の支払方法を銀行振込からクレジットカード決済に変更することで、支払いを先延ばしにできるサービスです。
従来の支払い方法では、取引先から請求書が届いた後、所定の期限内に銀行振込で支払いを行うのが一般的でした。
・取引先への支払いに必要な資金
・事業拡大等で必要な資金
・その他、返済等の資金
など、タイミングが重なった場合、資金繰りが困難になることがあります。
特に、複数の大きな支払いが同時期に集中すると、その資金調達は事業運営にとって大きな挑戦となり得ます。
こうした状況は、キャッシュフローの管理が難しくなり、企業の財務安定性に影響を与えかねません。
このような場面で請求書カード払いを利用することにより、企業は支払いのタイミングを自在にコントロールできるようになります。
クレジットカードでの決済は、請求書の支払いを行ったその場で取引先への支払い義務を果たしながらも、実際の資金の流出はカード会社の請求期日まで遅らせることができます。
これにより、企業は他の必要な支出や投資のための現金を確保しやすくなり、資金繰りの柔軟性が向上します。
*ちなみに、請求書カード払いでは、振込名義人を任意で指定できるため、この支払い方法を利用していることが取引先に知られることはありません。
特に、急な支払いが必要となった際も、クレジットカードの支払い期日までの時間を利用して、資金繰りを柔軟に管理できるのが大きな利点です。
請求書のカード払いの流れ
請求書カード払いの仕組みは以下の通りです
①請求書カード払いサービスへの依頼
取引先から請求書を受領します。
企業(利用者)は取引先からの請求書を請求書カード払いサービス会社に立て替え払いを依頼します.
②カード決済
利用者は、自身(自社)のクレジットカードで請求金額を決済します。
③サービス会社による銀行振込
請求書のカード払いサービス会社は利用者名義(企業名等)で取引先へ銀行振込を行います。
これにより、取引先は利用者からの支払いを受領し、取引の正式な清算が完了します。
④請求金額と手数料の引落し
後日、クレジットカードの引き落としのスケジュールで、手数料を含んだ請求金額が利用者の口座から引落とされます。
これにより、他の運用資金への影響を最小限に抑えつつ、財務の柔軟性を大きく向上させることが可能になります。
請求書のカード払い:その他、支払い方法・資金調達の方法との違い
資金繰りは企業運営において常に重要な課題です。
多くの場合、金融機関からの融資が最も直接的な資金調達手段とされていますが、審査に時間がかかる上に、審査基準も厳しいため、すべての企業が容易にアクセスできるわけではありません。
これに対し、より迅速かつ柔軟に資金を確保する方法として、請求書のカード払いが注目を集めています。
そこで、請求書カード払いと他の決済方法との違いを比較し、特に請求書払いとファクタリングとの違いについて詳しく解説します。
請求書のカード払いと請求書払いの違い
請求書のカード払いと従来の請求書払い(通常は銀行振込)との主な違いは、支払い方法、タイミング、および資金の流れに関連しています。
従来の請求書払い(銀行振込)は、銀行口座から直接取引先へ振り込みます。
従来の請求書払い(銀行振込)は、請求書受領後すぐ、または指定の期日(翌月)に行われます。
従来の請求書払い(銀行振込)は、振込のタイミングで、企業の流動資金に即座に影響を与えます。
補足、請求書払いでは銀行振込手数料がかかり、請求書カード払いでは2%台から4%の手数料(サービス会社による)がかかります。
請求書のカード払いとファクタリングの違い
請求書カード払いとファクタリングは、どちらも企業が資金繰りを改善するための手段ですが、そのアプローチやメカニズムには大きな違いがあります。
ファクタリングは、
発生済みの売掛債権(請求書等)をファクタリング運営会社に売却することによって、支払日よりも先に売掛金の現金化が可能になる金融サービスです。
ファクタリング会社は、売掛金を買い取り、手数料を引いて買取代金を支払うモデルです。
ファクタリングは銀行(金融機関)などからの借入ではないため負債(バランスシート・貸借対照表上:B/Sの負債)にならない特徴もあります。
従来の請求書払い(銀行振込)は、売掛債権を早期に資金化することで、資金繰りを改善する手段です。
従来の請求書払い(銀行振込)は、売掛債権をファクタリング会社に売却し、即日または短期間で資金化します。
従来の請求書払い(銀行振込)は、売掛先の与信や企業の財務状況を基に審査が行われます。
従来の請求書払い(銀行振込)は、売掛金額の5%から20%程度の手数料がかかります。
請求書カード払いは、支払いの先延ばしとクレジットカードの利点を活用することが主な目的です。
これに対し、ファクタリングは資金調達とリスク管理を目的としており、売掛金の即時現金化を可能にします。
どちらの方法も資金繰りの改善に寄与しますが、適用するビジネスモデルや目的によって最適な選択肢が異なります。
請求書のカード払いのメリット
請求書のカード払いは、企業が資金調達を早期に実現するための手段の1つで数々のメリットがあり、キャッシュフロー管理を重視する企業にとって非常に魅力的な選択肢となっています。
請求書のカード払いのメリット:支払いを先延ばしできる
請求書カード払いを利用することで、支払いを先延ばしにすることが可能なので、企業は資金繰りの改善に大きなメリットを得ることができます。
通常の請求書払いでは、支払い期限が固定されており、延期が難しい場合が多いですが、請求書カード払いでは最大60日程度の支払い延長が可能です。
この柔軟性により、企業は一時的に資金が不足している場合でも、支払いを先延ばしにすることで資金繰りを改善することができます.
請求書のカード払いのメリット:審査不要で手続きが簡単
請求書カード払いは、特に審査が必要なく、手続きが非常に簡単です。
金融機関からの融資やファクタリングなど他の資金調達方法では、厳しい審査や複雑な書類の提出が必要となることが多いですが、請求書カード払いではそのような手続きが不要です。
企業は簡単に申し込みを行い、迅速に利用を開始することができます.
請求書のカード払いのメリット:手数料が安い
請求書カード払いの手数料は比較的低額です。
一般的に、手数料は請求金額の3%から4%程度であり、他の決済方法と比べても非常に安価です。
例えば、ファクタリングでは手数料が5%から20%程度になることが多いですが、請求書カード払いではその半分以下の手数料で利用することができます。
請求書のカード払いのメリット:取引先にばれない・カード決済非対応でも利用可
請求書カード払いを利用する場合、取引先に知られる心配はありません。
サービス会社が取引先へ銀行振込を行うため、取引先は請求書カード払いであることを知ることはできません。
また、取引先がカード決済に対応していない場合でも、請求書カード払いを利用することが可能です。
請求書のカード払いのメリット:支払いを一元管理できる
請求書カード払いを利用することで、複数の取引先からの請求書を一括でカード決済することができます。
支払い管理が簡素化され、経費精算業務の負担が軽減されます。
特に、多数の取引先から請求書を受け取っている企業にとっては、非常に便利なサービスです。
請求書のカード払いのメリット:ポイントが貯まる
クレジットカードでの支払いにより、利用額に応じてポイントが貯まります。
このポイントは、後日、購入割引や他の報酬として利用可能で、間接的ながら企業のコスト削減に寄与します。
ポイ活にも最適です。
請求書のカード払いのメリット:いろいろな請求書に対応 (外注費・材料費・商品の仕入れ・広告費・賃料・設備費・雑費等)
請求書カード払いは、請求書のカード払い会社によりますが、
外注費、材料費、商品の仕入れ、広告費、賃料、設備費、雑費など、多様な請求書に対応可能です。
企業が受け取る請求書の種類に関係なく、カード決済で支払うことができるため、支払い管理が一元化され、効率化されます。
請求書のカード払いのでデメリット:手数料を支払う必要がある
請求書カード払いを利用する場合、手数料(3%から5%程度)を支払う必要があります。
サービスの利便性やその他の利点と天秤にかけて考慮する必要があります。
特に多くの取引を行う企業にとって、これらの手数料は積み重なり、経営におけるコスト増加につながる可能性があります。
この手数料は、総支出の割合として小さいかもしれませんが、長期間にわたって見ると、その影響は無視できないレベルに達することがあります。
請求書のカード払いのでデメリット:利用限度額に縛られる
クレジットカードには利用限度額が設定されており、これが請求書カード払いの大きな制約となる場合があります。
特に大きな支払いや多数の取引を処理する必要がある場合、利用限度額に達してしまうと、その月の残りの期間に追加の支払いができなくなることがあります。
このような状況を避けるためには、事前にカードの限度額を調整する必要があります。
請求書のカード払いのでデメリット:クレジットカード会社が限定される
請求書カード払いは、特定のクレジットカード会社でのみ利用可能な場合があります。
すべてのクレジットカードが対応しているわけではなく、利用できるカード会社が限定されていることがあります。
利用する前に、対応しているカード会社を確認する必要があります.
請求書のカード払いのでデメリット:最大60日程度までしか先延ばしできない
請求書カード払いのもう一つの制約は、支払いの延長が最大で60日程度と限られていることです。
この期間を超える支払いスケジュールが必要な場合、請求書カード払いでは対応できず、他の資金調達方法を検討する必要があります。
このため、長期にわたる支払い延期が必要な企業にとっては、請求書カード払いが最適な解決策とはならない場合があります。
請求書のカード払いを利用した方の口コミ・評判
請求書のカード払いについて、一番気になるのは、口コミや評判だと思います。
そこで、各サービス会社の公式サイトやGoogleクチコミ等から、ピックアップしました。
DGFT請求書カード払いの口コミ
利用金額: 37万円
延長日数: 60日
大きく投資したが、その後の銀行融資が予定通りのスケジュールで進まず、短期的な資金繰りに困っていました。
銀行融資を受けるまでの繋ぎ融資の位置付けで利用しており、今後も継続利用したいと考えております。
手軽でスピーディーに短期資金を融通できるので助かっています。
INVOYカード払いの口コミ
操作性は良いと思うし、審査も早くて助かっています
卸売業/法人(従業員数10名未満)
INVOYカード払いを利用することによって、入金サイトに縛られずに円滑な支払いができて助かっています。
VISA、Master、JCBと主要3ブランドが利用できるので、時と場合に応じてカードの使い分けもしやすく便利。
法人だけでなく、個人事業主からの請求にも対応しているのは、他の多くの同業社提供のサービスに対して優位性を持っている点であると言えるのではないでしょうか。
操作性についても、概ね良好と言えるのでは。
支払い.comの口コミ
支払い.comは、本当に60秒で300万円の支払いが完了してびっくりしています。
月末の職人への支払いに迫られ本当に困っていましたが、圧倒的に簡単に振込が完了し、手数料も安かったので大変助かりました。また利用させていただきます。
建設業 代表
請求書のカード払いについてのよくある質問:疑問・悩み・不安を解決・注意点
請求書のカード払いについて疑問・悩み・不安においてよくある質問を紹介します。
よくある質問詳細はコチラ請求書のカード払いサービスを提供している会社”4選”
請求書のカード払いサービスは、まだ多くのビジネスオーナーや経理担当者には馴染みの薄い選択肢かもしれません。
しかし、この革新的な支払い方法は、資金繰りの効率化とキャッシュフローの改善に大きなポテンシャルを持っています。
そこで、請求書のカード払いサービスを提供している注目の会社4選を紹介します。
labol(ラボル)カード払い
最短60分後に支払延長完了
最長60日の支払延長
会社名 | 株式会社ラボル (labol inc.) |
住所 | 東京都渋谷区道玄坂1-20-8 寿パークビル 7F |
公式サイト | https://labol.co.jp/ |
DGFT請求書カード払い
東証プライム上場:株式会社デジタルガレージが運営の安心サービス!
・業界最低水準の手数料:3%
・書類不要で最短当日から申請可能
・カード決済で何度でも利用可能
運営会社 | 株式会社デジタルガレージ |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル |
公式サイト | https://lp.dginvoice.jp/ |
INVOYカード払い
・登録者数10万ユーザー以上
・累計取扱高100億円以上
・96%の支払いが1営業日以内に振込み完了
項目 | 情報 |
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会社名 | FINUX株式会社 |
住所 | 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 4F |
公式サイト | https://go.invoy.jp/lp/settlement/pay/ |
マネーフォワード請求書カード払い for Startups
・他社からの乗り換えで今だけ!手数料がお得に!
・累計決済金額が30億円を突破
・手数料:2.4%~(税別)
項目 | 情報 |
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会社名 | マネーフォワードケッサイ株式会社 |
所在地 | 〒108-0023 東京都港区芝浦三丁目1番 21 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21階 |
公式サイト | https://mfkessai.co.jp/invoice-card-pay/top |
まとめ記事:請求書のカード払い
請求書カード払いは、現代のビジネスにおいて非常に有効な資金繰りツールです。
請求書カード払いを支払い方法を利用することで、企業は請求書の支払いをクレジットカードで行い、支払いの実際のキャッシュアウトをカードの請求期日まで遅らせることが可能になります。
これにより、キャッシュフローの管理が大幅に改善され、資金の流動性が向上します。
また、手続きの簡便さ、低手数料、取引先にばれずに利用できるプライバシー、ポイント獲得の機会など、多くの追加的な利点があります。
特に、中小企業や個人事業主が資金調達に困っている場合には、非常に有効な手段となります.
詳しい内容については、各サービス提供会社の公式サイトや直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
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