ポックリ物件
ポックリ物件を聞いたことありますか?
入居者が自然死した賃貸住宅のことです。
自然死なので、
自殺や他殺・事件死などの心理的瑕疵に該当しないので、告知義務のない物件でもあります。
それら物件をポックリ物件と言い、
そのポックリ物件を専門に扱うネットサービスとして「ポックリ物件ドットコム」(R65不動産)があるようです。
そこで、今回は、
ポックリ物件を考えるとともにR65不動産について紹介したいと思います。
ポックリ物件ドットコム
ポックリ物件.comの仕組みは、
その名の通り、居宅内で自然死された賃貸物件(自殺や他殺は除く)を提供しています。
- ポックリ割でお得に住める
- リフォームで綺麗に住める
- 前入居者が最期まで住みたかった賃貸に住める
とのことです。
※自殺・他殺は、ぽっくり物件ではないので、取り扱いしていないようです。
ということです。
ちなみに、
事故物件を取り扱っているサイトとして”成仏不動産”が有名ですね。
正しい買取というサイトで、自己物件を買い取り。
買い取った物件を
特殊清掃や解体、リノベーションなど、価値のある不動産へと生まれ変わらせ販売しています。
事故物件の売却を検討している人は、正しい買取を参考ください。
ポックリ物件の需要と共有
自身が行っている賃貸マンション・アパートで
「高齢者には貸さない!」
っと発言していました。
実は、賃貸運営の本音がこれです。
- 死のリスク
- 家賃未払いのリスク
- 迷惑行為のリスク
- 認知症のリスク
があります。
一棟アパートオーナー、区分マンションオーナーともに
入居者の審査は管理会社にある程度任せていますが、基本的に定職についている若い人が優良借主です。
- 大手企業
- 会社員・OL
- 自営業・飲食店
- 海外の方
- 高齢者
などの事前の選別において、ぽっくりのリスクがある以上、高齢者への賃貸は避けがちです。
その意味で、ぽっくり物件の目の付け所は面白いと思います。
需給関係
では、ぽっくり物件に需要はあるのでしょうか?
需要ということで
- 借りたい人
- 貸したい人
立場の違う2パターンがあると思いますが、残念な話、どちらともそれほど盛り上がっていないように思えます。
それは、両者とも、そこまで必要としていない現状にあると考えられます。
借主:借りたい人
自然死の物件であっても、専門的な定義を知らない借主からすれば事故物件に捉えられます。
ただ、言われなければ分からないことなので、あえて”ぽっくり物件”に触手が動きません。
オーナー:貸したい・お願いしたい人
不動産オーナーの側面から考えると、
そもそも自然死は事故物件でも告知義務もない物件ですので、不動産オーナーは、その部屋で亡くなった人がいても公にしたくないものです。
自然死だとしても、放置期間が長かったり・重度によっては告知義務がある場合、告知したほうがいい場合もありますが、それは貸主・借主:当事者同士でのやり取りで済むものです。
仮に自然死を理由に、ポックリ物件ドットコムに掲載するということは、
物件情報として残るわけですから、資産価値を下げてしまう可能性があります。
告知義務のない自然死の1室によって、
物件すべてがポックリ物件に見られてしまうリスクが、オーナー心理・本音ではないでしょうか?
R65不動産ニュース
肩を落とす80代→高齢者に部屋を貸さない業界に違和感→
「こんなに元気なのに…」高齢というだけで門前払いする業界に違和感
「不動産業界には、高齢者には部屋を貸さないという前提があります」
「そんな不安を排除できれば、高齢者に貸してもいいよという家主さんはいらっしゃいます」
こう話すのは、R65不動産で広報を担当する飯田さん
Yahoo
R65不動産、広島県が運営する『RING HIROSHIMA』の”挑戦者”として採択
5歳からのお部屋探しを専門で支援する株式会社R65は、広島県が運営する『RING HIROSHIMA』のイノベーション創出や社会課題に立ち向かう「挑戦者」として、2021年10月25日に採択されました。
自治体や不動産会社、物件オーナーとの3ヶ月の実証実験を通して、広島県内のご高齢者が賃貸住宅を借りやすくなる仕組みを提供
R65あんしん見守りパック」の3ヶ月無償提供を開始
65歳からのお部屋探しを専門で支援する株式会社R65は、孤独死の不安を軽減する高齢者の見守りサービス「R65あんしん見守りパック」を新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける不動産オーナーや管理会社に向けて、3ヶ月無償で提供
横浜市の「セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業」のサービス事業者に登録
65歳からのお部屋探しを専門で支援する株式会社R65は、横浜市の実施する「セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業」の見守りサービス事業者として登録されました。
将来的な単身高齢者の民間賃貸住宅への入居促進及び居住支援の充実化を図るため、当社の高齢者の見守りサービス「R65あんしん見守りパック」を通して、効果検証
ポックリ物件を運営しているR65不動産さん
ポックリ物件.comを運営しているのが、R65不動産さんです。
R65不動産、その名の通りR65層にターゲットを絞った不動産仲介を展開しています。
ウキペディアを確認したら、
フリーペーパーは2004年7月創刊し、2015年9月24日号をもって休刊しウェブ版に主軸を移した。 ウェブサイトも、2017年3月31日をもって更新を停止し、4月28日にサービス終了となった。
とのことです。
【失礼しました】
脱線しました。
話をR65不動産に戻すと、
65歳からのお部屋探しに関する総合情報サイトです。
全国のマンション・アパート・コーポ・一戸建ての賃貸物件情報のオススメをご紹介。
また、高齢の方でも入居可能な不動産屋さんもご紹介。
あなたの幸せな住まい探しをサポートします。
とのことです。
65歳以上をターゲットというのは非常に理にかなっていると思いますし需要も高いでしょうし、今後、高まることでしょう。
現状、登録されているアパート、マンションの数は、
日本全国ということではないようですが、都心だけでなく、地方でも空きアパートはたくさんあります。
一棟アパート、賃貸オーナーからすれば、1部屋でも埋めたいところでしょうから、年齢にこだわりを持つ必要はないと考えるオーナーもいるでしょう。
それが、定住でしょう。
容易に引越しをすることはありませんので、継続的な家賃収入を計算しやすいでしょう。
よくある質問
ポックリ物件は、前の住人がその物件で亡くなった(特に自然死や事故死などの突然の死)アパートやマンションの部屋を指します。
はい、一般的にポックリ物件は、同じ条件の物件よりも賃料が安く設定されることが多いです。
不動産業者によっては詳しい情報を提供してくれる場合もありますが、プライバシーの観点から詳細な原因を教えてくれないこともあります。
法的には特別な制約はありませんが、不動産業者や家主が事前にその事実を明示する義務がある場合があります。
日本の文化や信仰に基づく「縁起を担ぐ」考え方から、そのような背景を持つ物件は需要が低くなるため、賃料が安く設定されることが多いです。
特定のウェブサイトやアプリでポックリ物件の情報を提供しているところもありますが、正確性や最新性を確認することが重要です。
関連ページ:大島てるとは?
前の住人の死因が感染症などの病気であった場合を除き、健康上のリスクは特に考えられません。
多くの都市伝説や迷信は事実に基づいていないことが多いです。しかし、日本の文化や信仰の中で、死に関連することに対する独特の感じ方や考え方が存在するため、それに基づく話や伝説が広まることがあります。
最近、五時に夢中(TOKYO MX)がいろいろな意味で人気ですね。
どうなるんでしょうね?
- 五時に夢中をギャラが安く辞めたいと思っているらしいマツコ・デラックスさん(かなりの憶測)
- マツコ・デラックスさんを活用して、バズらせた立花さん
- 立花さんによって、逆にクローズアップされた崎陽軒さん
win winの関係でいいんじゃないでしょうか?
崎陽軒のシューマイ、いやいやシウマイ。
私は、シウマイ弁当は食べませんが、6個入りの奴をたまに帰省時のビールのお供に購入します。
いい意味でのチープさ、絶品のお供です。
崎陽軒のシウマイより、味の素「ザ★®シュウマイ」の方が、断然旨いですけどね。
【失礼しました】
脱線しました。
R65不動産さんを応援したい!
賃貸オーナーとしては、
高齢者への入居に対してメリット・デメリット、いろいろな側面から天秤にかける必要があるわけですが、需要は今後、今以上に増えるでしょう。
その意味で、リスクの考え方は多様化していくとも考えられます。
自殺や孤独死に対応する保険がありますから、
居住者が亡くなった時の原状回復費用や空室家賃保証などを保険でリスク回避することが出来ます。
それ以外にも、そこに新しいビジネスが生まれるかもしれません。
- 人間関係
- 見守りの考え方
- 管理人の業務
など、私が現場を体感していないので、上っ面だけしま想像できませんが、起こるであろう事象をケアしていくことで、高齢者への入居のハードルは下がるでしょうし、下げていく必要があるとも言えます。
その意味で、R65不動産さんの今後の活躍に期待したいですし、応援したいと思います。
R65不動産さんでは、
現在、R65応援サポーターを募集していますので、ポックリ物件も応援してみたはどうでしょうか?