不動産売却 相談
不動産は、多くの人にとって生涯で最も高価な資産の一つです。
そのため、その売却は単なる取引以上の意味を持ちます。
家族の成長、転職やリタイアメント、投資の一環としての売却など、さまざまなライフイベントが売却の背景には存在します。
しかし、不動産の売却は複雑なプロセスをともないます。
市場の動向、物件の価値、適切な業者の選定、そして税務処理など、多くの要因が絡み合い、それぞれが売却の成功を左右する要素となります。
不動産を売るときは、
やはり人生で何度もおこなうことではないので、確認したいことや疑問、相談したいことがあると思います。
- 売却の流れ
- 高く売る方法
- 早く売る方法
- 誰に?どこに?不動産売却相談したらいいのか?
- 不動産会社はどこにお願い、査定を依頼すればいいのか?
- 現金が受け渡される(授受)のタイミングはいつか?
- 不動産譲渡所得にかかる税金
今回は、そんな不動産売却の流れ、相談・お問い合わせに来たメール内容も一緒に紹介したいと思います。
不動産売却をどこに質問・相談したらいいのか?
- 早く売りたいんだけど・・・
- 高く売りたいんだけど・・・
- 税金の相談したいんだけど・・・
- 買い替えの資金相談したいんだけど・・・
- 購入後の引越しの相談をしたいんだけど・・・
質問はいろいろあります。
不動産売却においては、専門的な知識や経験が必要で、正確な情報を得ることが非常に重要です。
例えば、売却を決めた場合、どこに相談すればよいのか、どのようなサービスが提供されているのか、
悩むことが多いでしょう。
そこで、不動産売却の際に頼りになる窓口としては、まず不動産業者、そして専門家である不動産鑑定士や税理士が挙げられます。
不動産売却全般の相談
不動産会社は、売却のプロセス全体をサポートしてくれる専門家です。
物件の査定から販売戦略、契約書作成まで一貫してサポートします。
売却活動の進行を円滑に行うために、信頼できる不動産会社を選ぶことが大切です。
空き家に関する相談
空き家の管理や売却を検討している場合、自治体が運営する空き家バンクや、NPO法人などの専門機関にも相談できます。
これらの機関は、空き家問題を解決するための支援を行っており、空き家のリフォームや売却方法についてのアドバイスを提供します。
相続した不動産の売却相談
相続した不動産を売却する際、税金や登記の問題が発生します。
税理士は税務面でのアドバイスを、司法書士は相続登記や名義変更などの法的手続きをサポートします。
不動産会社は物件の査定と売却活動を行います。
離婚時の不動産売却相談
離婚時に不動産を売却する場合、財産分与などの法的な問題が関わります。
弁護士は離婚に関する法的アドバイスを提供し、不動産会社は売却手続きをサポートします。
任意売却の相談
任意売却は、債務整理や住宅ローン返済の困難さを解決するための手段です。
弁護士は債務整理のアドバイスを行い、不動産会社は任意売却の手続きを進めます。
不動産売却時の税金に関する相談
不動産売却に伴う税金(譲渡所得税など)の問題については、税理士に相談することが重要です。
税務署でも一般的な質問に対応していますが、具体的なアドバイスは税理士にお願いするのがベストです。
不動産売却に関するトラブル相談
売却に際して契約トラブルやその他の問題が生じた場合、弁護士に相談することで法的なアドバイスを受けられます。
また、消費者センターでは不当な契約や詐欺的な行為に対する対応をサポートしてくれます
《相談例》不動産売却の相談メールを紹介
一部抜粋させていただきますが、最近、こんな相談が来ました。
今年、12月、遅くとも来年3月までに売却したい考えです。
売り出し価格は仲介手数料最低0円を謳ってる業者の査定の15%UPで売り出しています。
現在、一般にて売り出していますが、その中の1社と専任でまかせようと考えています。
しかし 、2社はよく動いてくれているので2社一般でいくか専任にするか非常に迷っています。
契約が切れる際に一旦市場から取り下げて盆位に再度売り出しをかけようかとも思っています。その際は下げた金額でスタートする方がいいのでしょうか、それとも同じ金額でいいのでしょうか?その際思い切って専任で任せた方がよいか?
現在の価格から200万円~300万円位は下げてもよい下値と考えています。
たまに直接、相談メールをいただくので私なりにお返事させていていますが、
今回の相談、媒介契約や販売価格の前に、以下について返信させていただきました。
- 2ヶ月余りで内見がない
- 今年12月、遅くとも来年3月までに売却したい。
内見がない
内見がないということで、どんなにお部屋が立派でも、これでは売却に至りません。
場所、駅名は隠していますが23区ではありませんが、都内のそれなりに有名な駅です。
解決方法は単純で、スーモなどのポータルサイト対策です。
築30年未満ということなの25年だと仮定すると、検索件数は減るでしょう。
しかし 、2ヶ月間、内見ゼロは気になります。
そこで、
- しっかり掲載されているか?
- ライバルとなる物件はどの物件か?価格は妥当か?
- 写真の掲載は適切か?
その中で、3つ目に注目です。
写真の質です。
- この部屋を内覧したいなぁ。
- この物件をもう少し知りたいなぁ
- 築年数が経っている割に綺麗だな・魅力的だな。
と感じる写真なのか?
極端な話、実際より劇的にいい写真を載せなくてはいけません。
もちろん単純に価格を下げるという選択肢もありますが、それはあくまでも、揃うものが揃っての話です。
返信内容
媒介契約や価格変更を考える前に、現状、どのような広告掲載がされているか?
自分が買い主の立場になって、予算・地域などの条件で物件探しをした場合、
自分のマンションに
- お問い合わせをしたいと思うか?
- 内覧をしたいと思うか?
確認してみてはどうですか?
合せて、売却期間は最短で売却を目指すことで不動産会社の営業マンの動き方が変わります。
よって、3か月以内に売却を決めたいので協力お願いします。
というスタンスを見せたほうが良いと思います。
しいて付け加えるとすれば、3か月で売買が締結しない時は、一般媒介契約をやめ、専任媒介契約も考えたいと思います。
ということで、発破をかけるのもいいかもしれません。
と返信させていただきました。
参考ページ
不動産売却 内覧の重要性
準備からトラブル回避まで、売却までの内覧件数:平均何件くらい?
お節介サービス
今回の相談ですが、
内覧がないということでしたが不動産売却の場合、
特に都内は需給関係が成り立っているため、週1回くらいの内覧は計算したいところです。
もちろん内覧から購入までが、またイバラの道でもありますが内覧あってのものです。
着実にゴールに近づくための第一歩だとも思っています。
以前、ホームページに掲載される画像の重要性を紹介しました。
また、不動産売却における掲載写真のなかで、【画像処理サービス(無料)】も提供しています。
掲載画像に不満のある方は、是非、活用ください。
アングル・構図や家具のレイアウントは変えられないため、
画像処理の限度はありますが、少なからず、現状の画像より印象の良いものになると思います。
マンション売却はどの会社に相談すればいいの?
不動産売却は、多くの人にとって一生に一度か二度の大きな取引となります。
不動産売却の流れは、
- マンションの相場を知る
- 不動産会社と媒介契約
- 売買活動開始
- 申込・価格調整・値引き
- 不動産売買契約の締結
- 物件引渡し
になります。
売却まで、いくつものハードルを越える必要があるため、信頼できる不動産会社選びがポイントとなります。
不動産仲介会社
不動産仲介会社は、マンション売却において最も一般的に相談される会社です。
売却を希望するオーナーと買主をつなぐ役割を果たします。
多くの大手不動産仲介会社は全国展開しており、広告宣伝力や売却のネットワークが充実しているため、広範なマーケティングを行ってくれます。
売却価格の査定や購入希望者の選定、契約手続きなどを一貫してサポートしてくれるため、手間を最小限に抑えた売却が可能です。
また、売却に際しては、事前に査定額を出してもらい、信頼できる担当者と一緒に適正な価格設定を行うことが大切です。
参考ページ:不動産査定サイトおすすめ比較
不動産買取会社
不動産買取会社は、迅速な売却を希望する場合に便利な選択肢です。
買取会社は、マンションを直接買い取るため、仲介を介する必要がなく、売却手続きがスムーズに進みます。
購入希望者が見つかるまで待つ必要がなく、早急に現金化を希望する方に向いています。
ただし、買取価格は市場価格よりも低めに設定されることが多いため、スピード重視の方には向いていますが、価格を最大化したい場合には注意が必要です。
参考ページ:不動産買取とは?
住宅ローン専門の会社
住宅ローンを利用している場合、ローンの残債があるとマンション売却に難航することがあります。
このような場合、住宅ローンに強い不動産会社や金融機関に相談することが効果的です。
ローン残高の清算や必要書類の整理など、専門的なサポートが求められます。
特に任意売却を検討している場合、ローン問題に精通した会社を選ぶことで、トラブルを避けつつ適切な方法での売却が可能になります。
地元密着型の不動産会社
地域密着型の不動産会社は、特定の地域での取引に特化しているため、ローカルな市場動向に精通しており、地域特有の売却ノウハウを提供してくれます。
また、地域のネットワークを活かして、購入希望者を見つけやすくなることもあります。
地域密着型の不動産会社を選ぶことで、地域特有のメリットを活かしつつ、効果的な売却ができる可能性が高まります。
信頼できる不動産会社に相談することが、売却成功のカギとなります。
不動産売却相談についてのよくある質問
不動産売却相談について疑問・悩み・不安においてよくある質問・Q&Aを紹介します。
よくある質問詳細はコチラ不動産売却相談:記事まとめ
今回は、相談事項として
- 売却までの流れ
- 実際に当サイトへの相談メールの紹介
- 担当者への質問・相談
を紹介しました。
不動産売却は、正直なところ相談したからと言って早く売れるとは限りません。
買い主との出会いは偶然でもあります。
- 購入の意欲の低い人が、近所のオープンルームにフラッと寄り、そのままとんとん拍子に話が進むこともあります。
- 非常に購入意欲があり、締結も時間の問題だと思っていたところでローンの審査が下りなかったり・・・。
- 内覧はあるけど、申し込みまでいかず不安に思っていたら立て続けに2件、申し込みが入ったり・・・。
ただ、そうは言っても、売り主は不安になったり、心配したり、誰かに相談したくなったりするものです。
基本的に、不動産会社の営業マンになんでも相談すればと思います。
もし、それによって足元を見られ、利用されるようであれば、当サイトの体験談に投稿ください。
ガッツリ紹介させていただきますので・・・。
通常、営業マンは新人からベテランまで、会ってみるまで分かりません。
その点、SRE不動産は、エージェント制を配しており質の高い売却提案が期待できます。
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