人生100年時代と言われる今、「老後の住まい」について考え始めるのは、決して早すぎることはありません。
- 「ずっと賃貸で暮らしてきたけど、このままで老後も大丈夫なのかな?」
- 「年金だけで家賃を払い続けられるんだろうか…」
- 「もしかして、高齢になると部屋を借りられなくなるって本当?」
持ち家と賃貸、どちらが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
物価高・金利上昇・将来の年金不安…。
「情報はたくさんあるのに、自分はどう決めればいいのか」が、かえって分かりづらくなっているのが今の時代です。
あなたのその疑問や不安は、決してあなただけのものではありません。
高齢者だけの世帯や一人暮らしの高齢者は年々増えており、将来的には高齢者世帯の約半分が単身世帯になるとの推計もあります。
参考:センチュリー21浜松不動産販売
多くの人が同じように、老後の住まいについて真剣に考え始めています。
この記事では、そんなあなたの「老後の住まい」に関する疑問に寄り添い、具体的な解決策を一緒に探していきます。
老後に必要な生活費はいくらなのか、持ち家と賃貸、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較し、あなたのライフスタイルに本当に合った選択肢を見つけるお手伝いをします。
また、多くの人が心配する「老後、賃貸は借りられない?」という問題についても、最新のデータを踏まえつつ、現実と対策を詳しく解説します。
漠然とした不安を「数字」と「選択肢」に変え、あなたが安心して老後の暮らしを迎えられるよう、この情報がお役に立てれば幸いです。
さあ、一緒にあなたの「安心できる老後の住まい」を考えていきましょう。
- 老後の家の在り方:持ち家?vs賃貸?
- 老後の住まいは賃貸のメリット・デメリット
- 老後の住まいは持ち家のメリット・デメリット
- 老後の生活費と住まい
- 老後の賃貸住まい・契約と手続き
- 老後 賃貸暮らしの口コミ・体験談
- 老後 賃貸暮らしのよくある質問・Q&A
- よくある質問:老後は賃貸と持ち家、どちらが経済的に有利ですか?
- よくある質問:持ち家を持っているが、老後に売却して賃貸に移るのは賢明ですか?
- よくある質問:高齢になった場合、賃貸契約を更新するのは難しくなりますか?
- よくある質問:持ち家のローンが残っているが、老後は賃貸に移るべきですか?
- よくある質問:老後の賃貸物件選びで重視すべきポイントはなんですか?
- よくある質問:持ち家のメンテナンス費用と、賃貸の家賃を比較すると、どちらが高くなりますか?
- よくある質問:高齢者専用の賃貸物件と通常の賃貸物件、どちらがおすすめですか?
- よくある質問:老後の住まいを考える上で、最も重要な要因はなんですか?
- よくある質問:老後の賃貸生活は経済的に大丈夫なのでしょうか?
- よくある質問:高齢者向けの賃貸物件とはどのようなものですか?
- よくある質問:老後の賃貸契約で保証人がいない時はどうすれば良いですか?
- よくある質問:老後の賃貸生活での引越しは難しくないですか?
- 老後 賃貸暮らし:まとめ
老後の家の在り方:持ち家?vs賃貸?
ひと昔前までは、
- 定年は60歳が当たり前
- 退職金や年金額もある程度“計算できた”
- 平均寿命は80歳前後
という前提で、老後の人生設計を立てやすい時代でした。
しかし今は、状況が大きく変わっています。
- 定年延長や再雇用で「65〜70歳まで働く」のが当たり前に
- 公的年金の支給開始は原則65歳。将来の制度見直し懸念も消えない
- 平均寿命は伸び続け「80代後半〜90歳まで生きる」ことを前提にせざるを得ない
- 物価高や社会保険料の負担増で、現役時代から家計に余裕がない世帯が増加
加えて、世帯構成も大きく変化しています。
2023年時点で、全世帯の3〜4割が単身世帯となり、今後も増え続ける見通しです。
参考:Nippon
今の年金制度が形づくられた1959年当時は、
- 平均寿命は約65歳
- 「現役11人で高齢者1人を支える」構造
という、今とはまったく違う前提で設計されていました。
現在は「2人ちょっとで高齢者1人を支える」水準にまで負担が増えており、当初のように「60歳から数年を支える年金」という発想では立ち行かなくなっています。
参考:厚生労働省
これが意味するのは、
そこでこの記事では、
- 老後の賃貸と持ち家
- 老後の賃貸暮らしのメリット・デメリット
を整理しつつ、実際の体験談も交えながら、「今の時代に合った老後の住まいの考え方」を解説していきます。
老後の賃貸契約リスク:高齢者の賃貸契約
一部の大家や不動産業者は今もなお、高齢者を「家賃滞納」や「孤独死リスク」の面から敬遠する傾向があります。 実際の調査でも、約4社に1社が「高齢者が入居可能な賃貸住宅は0%」と回答し、約3割が「年齢を理由に入居を断ったことがある」と答えています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
老後の賃貸契約リスク:高齢者向け物件の不足
バリアフリー設計や見守りサービス付きなど、高齢者が暮らしやすい賃貸は増えつつあるものの、需要に対して十分とは言えません。 「希望条件に合う物件はあるが家賃が高い」「エリアを変えないと見つからない」といったケースも多くなっています。
老後の賃貸契約リスク:保証人の問題
多くの賃貸では保証人か保証会社の利用が求められます。 高齢になると、
- 子どもが遠方に住んでいる
- そもそも子どもがいない・独身
といった理由から保証人を立てにくくなり、保証会社利用のためのコストが上乗せされることもあります。
老後の賃貸契約リスク:必要書類・審査のハードル
年金収入の証明や、場合によっては健康状態の確認など、高齢者ならではの書類を求められることがあります。 勤務先の源泉徴収票が出せない分、審査の説明材料をどう揃えるかがポイントになります。
老後の賃貸契約リスク:緊急時の対応
高齢者の場合、急な体調不良や転倒・持病の悪化など、緊急時の対応体制が重要です。 「緊急連絡先を誰にするのか」「管理会社や大家がどこまで対応してくれるのか」は、契約前に必ず確認しておきたいポイントです。

老後の住まいは賃貸のメリット・デメリット
日本はかつて、
「長男が家を継ぎ、他の兄弟も実家の近くに家を持つ」
という家制度の延長線上で暮らしを成り立たせてきました。
しかし今は、
- 子どもがそもそも家を持たない・持てない
- 実家は誰も住まず空き家になる
- 親子が遠距離で暮らす
といったケースが増え、空き家問題や「遠距離介護」の問題にもつながっています。
一方で、平均寿命は伸び続け、人生100年時代とも言われるようになりました。
そうなると、必然的に「老後の住まい」の考え方も、従来の常識から変えていく必要があります。
まずは、
老後は賃貸が良いのか?持ち家が良いのか?
そのメリット・デメリットを整理してみましょう。
老後の賃貸住まいのメリット:初期費用の軽減
賃貸では、持ち家購入時に必要な大きな頭金や、長期の住宅ローン審査が不要です。
入居時に必要なのは、
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 前家賃
などの初期費用で済み、購入に比べてまとまった現金を用意するハードルは低くなります。
老後の賃貸住まいのメリット:住み替えの自由度
賃貸なら、ライフステージの変化に応じて住み替えがしやすいのが大きなメリットです。
契約更新や更新前のタイミングで、「今の自分に合う部屋」に移れる柔軟さは、長寿化時代ほど重要になります。
老後の賃貸住まいのメリット:物件のメンテナンス
賃貸物件の場合、建物本体の修繕や共用部分の管理は、大家や管理会社の負担です。
・給湯器の故障
・エアコンの不具合
・共用設備のトラブル
などは、基本的には管理会社に連絡するだけで対応してもらえます。
「老後に大規模修繕の負担がドンと来る」ようなリスクがない点は、賃貸の安心材料です。
老後の賃貸住まいのデメリット:家賃の継続的な支払い
最大のネックは、家賃を一生払い続ける必要があることです。
年金や貯蓄だけで家賃を払い続けられるのか?
物価や光熱費が上がる中で、家賃まで上がったらどうするのか?
老後の生活費の中で、住居費は非常に大きな割合を占めるため、ここが崩れると生活全体が苦しくなります。
老後の賃貸住まいのデメリット:資産形成の難しさ
家賃は毎月支払って終わりの「消費」です。
持ち家のように、
- 将来売却して現金化する
- 子どもに相続させる
といった「資産」としての役割は期待できません。
現役時代から賃貸に住み続け、老後もずっと賃貸だと、「住まいに払ったお金が資産として残らない」という点は、どうしても避けられません。
老後の賃貸住まいのデメリット:リフォームの制約
賃貸物件では、
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 壁紙の張り替え
など、ちょっとした改修でも大家の許可が必要です。
大掛かりなバリアフリー工事や間取り変更は、基本的に認められません。
「歳を重ねるほど、家を自分仕様に変えたい」というニーズと、賃貸の制約は相反しやすい面があります。
「いくら払えるのか」だけでなく、「どんな暮らし方をしたいのか」で変わります。
数字と価値観の両方から考えることが大切です。
老後の住まいは持ち家のメリット・デメリット
一方で、老後の住まいとして「持ち家」を選ぶ人も多くいます。
実際に、総務省の統計では、高齢者世帯の持ち家比率は非常に高く、
- 高齢単身世帯の約2/3
- 高齢夫婦世帯の約9割弱
が持ち家に住んでいるというデータもあります。
参考:セゾンのくらし大研究
老後の持ち家住まいのメリット:資産形成
持ち家は、長期的に見れば「住まい」であると同時に「資産」です。
- 売却して老後資金にする
- リバースモーゲージなどで住みながら現金化する
- 子どもに相続する
など、お金の面での選択肢を確保できるのは、持ち家ならではの強みです。
もちろん、すべての物件が値上がりするわけではありませんが、土地や立地次第では、老後の大きな“保険”になります。
老後の持ち家住まいのメリット:住居費の安定
もっとも分かりやすいメリットは、住宅ローン完済後は「家賃」が不要になることです。
もちろん、
- 固定資産税
- マンションなら管理費・修繕積立金
- 設備の修繕費
などのコストは残りますが、賃貸の家賃と比べれば負担はかなり軽くなるケースが一般的です。
現役時代にローンを計画的に返済しておくことは、老後の「毎月の固定費」を下げる意味で非常に大きな効果があります。
老後の持ち家住まいのメリット:リフォームの自由度
自己所有の物件なら、
- 段差をなくす
- 手すりを増やす
- 浴室やトイレをバリアフリーに
といったリフォームを、自分の判断で自由に行えます。
「最後まで自宅で暮らしたい」
「介護が必要になっても、可能な限り自宅で」
という希望を叶えるためには、持ち家の自由度は大きな武器になります。
老後の持ち家住まいのデメリット:維持費
一方で、持ち家には「維持費」がつきまといます。
- 屋根や外壁の修繕
- 給湯器・水回り設備の交換
- マンションなら大規模修繕・エレベーター更新
など、ある程度まとまった費用が数十年スパンで発生します。
老朽化の進んだマンションでは、修繕積立金の値上げや一時金の負担が問題になっているケースも多く、「持っているだけで負担が増える」リスクも無視できません。
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老後の持ち家住まいのデメリット:ローン返済の負担
もし定年後も住宅ローンが残っている場合、
- 退職金で一括返済するか
- 年金から返済を続けるか
という重い選択を迫られます。
金利上昇局面やボーナス減少などが重なると、老後の家計へのダメージは想像以上に大きくなります。
老後の持ち家住まいのデメリット:災害リスク
地震・水害などの自然災害で、家が被害を受けるリスクはゼロになりません。
ローンが残った状態で住めない家だけが残る、という最悪のケースも現実に起きています。
火災保険・地震保険でどこまで備えるのかも、老後の持ち家戦略の重要な論点です。
老後の持ち家住まいのデメリット:流動性の低さ
不動産は「すぐ売って現金化」がしづらい資産です。
- 歳をとってから「階段のないマンションに移りたい」と思っても、売却に時間がかかる
- 買い手がつかないエリアだと、価格を大きく下げざるを得ない
など、思ったタイミングで動けない可能性があります。
「老後の安心材料」にも「重たい足かせ」にもなり得ます。
・ローン完済の目処
・将来の住み替え可能性
・修繕費の見通し
をセットで考えることが大切です。

老後の生活費と住まい
老後の住まいを考えるうえで、避けて通れないのが「老後の生活費」です。
総務省の家計調査(2023年)によると、
- 65歳以上・無職の夫婦世帯の平均生活費:月約28.2万円
- 65歳以上・単身世帯の平均生活費:月約15.7万円
というデータがあります。
参考:Insurance Site
ここに、住んでいる地域によっては、
- 都心部の高い家賃
- 物価・光熱費の上昇
が上乗せされます。
持ち家でローンを完済していれば、住居費は管理費や税金程度で済みますが、賃貸の場合は、家賃をずっと払い続けなければなりません。
参考ページ:老後破産とは
人生100年時代、60歳定年とすると、残りの40年間をどう暮らすかを考える必要があります。
現役時代のような収入は期待しづらいため、「老後の住まい」と「老後資金」はセットで考えることが大切です。
本来、不動産投資は
- 家賃収入(インカムゲイン)
- 売却益(キャピタルゲイン)
を狙うものですが、「老後の生活費を支える」という観点で考えることもできます。
- 現役時代の肩書(サラリーマン)を活かして融資を受ける
- 家賃収入でローンを返済していく
- 定年前後にローン完済を目指す
というスタイルであれば、現役時代は「ほぼトントン」でも、
老後は月数万円〜10万円前後の家賃収入が、生活費の足しになります。
・自分では住まず家賃収入だけ得る
・いざとなれば自分が住む
・売却して老後資金に充てる
など、出口戦略を複数用意できるのが不動産投資の特徴です。
住宅すごろく(双六)
住宅すごろくを簡単に言えば、
「人生のステップアップに合わせて住まいを“格上げ”していく昔ながらのパターン」です。
- 四畳半アパートで一人暮らし
- 結婚して賃貸マンション
- コンパクトな分譲マンション
- 3LDKの広めのマンション
- 最終的に庭付き一戸建て
と、所得の増加とともに住まいもグレードアップしていくのが、かつての一般的なイメージでした。
しかし、バブル崩壊・リーマンショック・コロナ禍などを経て、
「右肩上がりの不動産神話」は崩れました。
今はむしろ、
- 最初に購入したマンションを「終の棲家」にする
- 戸建てからマンションへ“ダウンサイジング”する
という動きも増えています。
国土交通省のマンション総合調査でも、「永住するつもり」と答えた割合は6割超と、高い水準になっています。
国土交通省
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少し古いですが、国土交通省の調査結果として
朝日新聞デジタルでは、次のような結果が紹介されています。
マンションに「永住する」と答えた割合は63%と、調査開始以来過去最高となりました。
「いずれは住み替える」と答えた割合は過去最低となり、マンションを「終の棲家」と捉える人が増えている実態が分かります。
この結果は「超低金利・住宅ローンに不安が少なかった時代」のアンケートです。
今後、金利上昇や管理費・修繕費の増加が続けば、「永住」ではなく「売却・住み替え」を選ぶ人が増えてもおかしくありません。
とはいえ、老後の生活への不安が強まり、
「どこで・どう暮らすか」の選択が難しくなっているのは今も同じです。
生活破綻を防ぐためのポイント
- 都心1LDK(約45㎡)の賃貸 賃料15万円前後+更新料(2年ごと家賃1か月分) 年間の家賃イメージ:約187万5,000円
- 中古マンションを購入し、現役中にローン完済
築35年時:管理費+修繕積立金=月約4万円、固定資産税 年10万円
年間の出費イメージ:約58万円
持ち家:58万円 × 30年 = 約2,088万円
100歳までの40年間で比較すると……
賃貸:187.5万円 × 40年 = 約9,000万円
持ち家:58万円 × 40年 = 約2,784万円
老後の住まいにかかる費用は、
賃貸か持ち家かで「数千万円単位」の差になる可能性があることが分かります。
老後の生活破綻を防ぐためには、以下のポイントが重要です。
- 収支のバランス 収入(年金・資産収入)と支出(生活費+住居費)のバランスを定期的に見直す。
- 資産の適切な運用
「貯金だけ」ではなく、リスクを取りすぎない範囲で資産運用を取り入れる。
- 無駄な支出の削減
固定費(通信費・保険料など)も含め、定期的に見直すクセをつける。
- 健康管理
医療費・介護費は老後の大きなリスク。日頃の健康管理が、そのまま「老後の家計管理」に直結します。
老後の賃貸住まい・契約と手続き
改めて、老後に賃貸で暮らす場合のポイントを整理しておきましょう。
先ほど触れたように、実務の現場では、
- 高齢を理由に入居を断られるケース
- 保証人が見つからず契約が進まないケース
そのうえで、賃貸契約時の基本的な注意点は次のとおりです。
- 契約内容の確認 契約書の内容(家賃・管理費・契約期間・更新料・解約条件など)を必ず確認し、不明点は遠慮なく質問しましょう。
- 敷金・礼金
金額だけでなく、原状回復の範囲・敷金精算のルールを確認しておくと安心です。
- ペットの飼育
老後はペットとの暮らしを希望する方も増えています。ペット可かどうか、飼育条件なども重要なチェックポイントです。
- 契約解除時の条件
「何かあったらすぐに解約できるのか」「違約金はかかるのか」など、退去側の条件も最初に確認しておきましょう。

老後の住まい:地域や立地の選び方
老後の住まい選びでは、間取り以上に「立地」が重要になります。
日本では今後、「高齢者の一人暮らし」はさらに増えると推計されています。
参考:内閣府ホームページ
一人暮らしのメリット・デメリットは、
- 自分のペースで生活でき、気楽さがある
- 一方で、孤独感や緊急時の不安がつきまといやすい
- 近所付き合いや趣味仲間など、ゆるやかなつながりづくりが重要になる
- 見守りサービスや緊急連絡体制など、安全ネットの整備が必須
といった点です。
《子どもとの同居や近居》
老後に子どもと同居・近居を選ぶのも、有力な選択肢のひとつです。
- 生活費や住居費を分担できる
- 日常の買い物・通院・手続きなどをサポートしてもらえる
- 孫との時間が増え、精神的な支えになる
一方で、価値観の違いからストレスになるケースもあります。
「同居」ではなく「車で数分〜電車で1〜2駅程度の近居」を選ぶ家庭も増えています。
老後の高齢者向けの賃貸物件
近年増えているのが、高齢者向けの賃貸住宅です。
代表的なものとして、
- 高齢者向け優良賃貸住宅
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
などがあります。サ高住は2024年時点で全国に8,000件超・約28万戸が登録されており、年々増加傾向にあります。
さつき住宅
これらの物件には、
- 段差の少ないバリアフリー設計
- 手すり・緊急通報ボタンなどの安全設備
- 見守りサービスや安否確認
などが整っているものが多く、一般賃貸よりも「高齢者ウェルカム」な環境が整っています。
住み替えや引越しのタイミング
老後の住み替えは、「できるだけ元気なうち」に動くのがポイントです。
- 健康状態 体力が落ちてからの引越しは負担が大きくなります。70代前半など、まだ動けるうちの決断も検討材料です。
- 生活環境の変化
子どもの独立・配偶者との死別など、大きなライフイベントが住み替えのきっかけになることも多いです。
老後 賃貸暮らしの口コミ・体験談
「老後 賃貸暮らし」について、一番気になるのはやはり「実際の声」だと思います。
クチコミサイトやSNS(X、Instagram、Facebookなど)を見ていても、賃貸派・持ち家派それぞれにさまざまな本音が投稿されています。
ここでは、代表的なイメージとして、いくつかの声を紹介します。

私は独身で、老後も一人暮らしになる予定です。
持ち家はありますが、メンテナンス費用や固定資産税の負担を考えると、このまま住み続けるのがベストなのか悩んでいます。
賃貸なら、体力が落ちてきたタイミングで駅近やエレベーター付き物件に移れるので、「身軽さ」という意味では魅力だと感じています。

私たちは夫婦二人暮らしで、都心の分譲マンションを購入していました。
ただ、子どもたちが遠方に住んでいることや、将来の介護・通院を考え、郊外の高齢者向け賃貸に住み替えました。
家賃負担は増えましたが、バリアフリー・見守りサービス・病院の近さなど、安心感には代えられないと感じています。

私たちは持ち家の一戸建てに長年住んでいましたが、老後の修繕費や雪かき・庭の管理が負担になり、思い切って売却しました。
今は高齢者向けの賃貸物件に住んでいますが、設備も新しく、管理も行き届いていて、とても快適です。
「思い出の家」を手放す寂しさはありましたが、今は「身軽になって良かった」と感じています。
関連公式サイト
ゆとりある老後生活費 :厚生労働省
高齢者の家計:総務省統計局
趣味やライフスタイルに合わせた住まい
老後の生活を充実させるには、「趣味」と「住まい」をどう結びつけるかも大切です。
【火災保険の重要性】
賃貸でも、火災保険は原則として加入が必須です。
火事だけでなく、水漏れなどのトラブルによる損害補償も含まれるため、「もしも」のときの備えとして重要です。
老後 賃貸暮らしのよくある質問・Q&A
老後の賃貸暮らしについての「よくある疑問・不安」をQ&A形式でまとめました。
よくある質問詳細はコチラ老後 賃貸暮らし:まとめ
老後の住まい選びは、単なる「家さがし」ではなく、
これから何十年も続く人生の「生き方の選択」でもあります。
- 賃貸は「身軽さ」と引き換えに、家賃を一生払い続けるスタイル
- 持ち家は「安心感」と引き換えに、維持管理や修繕の負担を背負うスタイル
どちらが正解かは、
- あなたの家計状況
- あなたの健康状態
- 家族との距離感やライフスタイル
によって変わります。
この記事で紹介したデータや体験談を参考に、
「自分がどんな老後を送りたいのか?」
「そのために、どの住まい方が一番“現実的”か?」
を、一度じっくり考えてみてください。
今のうちから少しずつ情報を集め、準備しておくことで、
将来の不安は「具体的な選択肢」に変わっていきます。
あなたにとっての「安心できる老後の住まい」が、無理のない形で見つかることを願っています。


「老後のお金をどう確保するか?」は避けて通れません。
老後の生活費を確保する手段として、以下のような方法があります。
関連ページ:リースバックとは
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