建設費用は高いの?補助金申請が可能なの?
- 「理想のマイホーム、妥協したくないけど、何から考えればいいの?」
- 「せっかく建てるなら、長く安心して住める家がいいな…」
- 「でも、やっぱり費用が心配…」
家づくりを考え始めた時、そんな風に頭を悩ませていませんか?
デザインや間取りへのこだわりはもちろん大切ですが、「この家が、本当に100年先まで家族を守ってくれるだろうか?」という不安も、きっと胸のどこかにあるはずです。
今、賢く家づくりを検討するなら、ぜひ知っておきたい選択肢があります。
それが、「長期優良住宅」です。
- 「長期優良住宅って、何がいいの?」
- 「結局、お金がたくさんかかるんじゃない?」
そう思われるかもしれません。
しかし、この制度は、単に「長持ちする家」というだけではありません。
- 地震や災害にも強い、安心の構造
- 冬は暖かく夏は涼しい、光熱費を抑える高断熱性能
- メンテナンスがしやすく、将来の負担を軽減
そして何より、補助金や税金の優遇、住宅ローン控除など、経済的なメリットが盛りだくさん!
「快適さ」と「資産価値」、そして「お得さ」を兼ね備えた長期優良住宅は、まさにこれからの時代に求められるマイホームの形です。
この記事では、そんな長期優良住宅のすべてを、あなたの疑問に寄り添いながら徹底解説します。
メリット・デメリットから、気になる補助金や税金の優遇、そして「どうすれば長期優良住宅が建てられるの?」という具体的なステップまで。
「もっと早く知っていればよかった!」と後悔しないために、ぜひこの記事を読んで、100年の安心と快適を約束する、未来のマイホームづくりを始めませんか?
長期優良住宅とは?10つの柱・認定基準
長期優良住宅とは、特定の厳しい基準を満たした住宅のことを指します。
この認定を受けた住宅は、耐久性や耐震性に優れ、長く安心して住むことができる「100年住宅」とも呼ばれます。
また、省エネルギー性に富んでいるため、快適な居住環境を提供しながらランニングコストも抑えることが可能です。
これらの特性により、高い資産価値を維持しやすいとされています。
これらの住宅は国からの補助金や税制優遇措置を受けることができるため、初期投資を抑えつつ、長期にわたって価値の高い住まいを手に入れることが可能です。
①:劣化対策
劣化対策とは、数世代にわたって住み続けられるよう、建物の構造躯体(骨組み)や外壁などが劣化しにくい対策を講じることです。
木材の耐久性を高めるための防腐・防蟻処理や、基礎や床下の湿気を防ぐための工夫などが含まれます。
また、配管や配線が劣化しても容易に交換できるように、点検や清掃がしやすい構造にすることも求められます。
これらの措置を講じることで、将来的な大規模な修繕費用を抑えることができ、長く安心・安全に暮らせる住まいを実現します。
②:耐震性
耐震性とは、地震に強い家であるための基準です。
長期優良住宅の認定を受けるには、建築基準法で定められた耐震性の基準よりも高いレベルが求められます。
極めて稀に発生する大地震(数百年に一度程度)が来ても、建物の構造躯体が損傷しないレベルの耐震性が必須です。
また、地震による揺れを吸収・分散させる制震装置や免震装置を導入するケースもあります。
地震が多い日本において、家族の命と財産を守るため、高い耐震性は家づくりの重要な要素であり、長期優良住宅の認定は、その安全性を国が保証する大きな指標となります。
③:省エネルギー性
省エネルギー性とは、冷暖房や換気にかかるエネルギー消費を抑えるための基準です。
壁や床、天井に高性能な断熱材を使用したり、断熱性の高い窓ガラスを採用したりすることで、外気温の影響を受けにくくする措置が求められます。
これにより、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を保つことができます。
また、エネルギー消費量が抑えられることで、日々の光熱費を削減できるという経済的なメリットも生まれます。
地球環境に優しく、家計にも優しい住まいを実現するため、省エネルギー性は長期優良住宅の重要な要素です。
④:維持管理・更新の容易性
維持管理・更新の容易性とは、将来のメンテナンスやリフォームをスムーズに行えるようにするための基準です。
建物の構造躯体に影響を与えることなく、配管や配線を容易に点検・補修・交換できるように、メンテナンススペースや点検口を確保することが求められます。
例えば、壁の中に隠れてしまう水道管やガス管を、将来的に交換しやすい場所に配置するなどの工夫が必要です。
不具合が発生した際に、壁や床を大々的に壊すことなく修理ができるため、メンテナンス費用を抑えることができます。
⑤:可変性
可変性とは、ライフスタイルの変化に合わせて、間取りを柔軟に変更できるかどうかの基準です。
将来の家族構成の変化(子どもの成長や独立、親との同居など)に合わせて、壁を撤去したり、部屋を分割したりできるような構造にすることが求められます。
例えば、あらかじめ可動式の間仕切りを採用したり、主要な構造壁を少なくしたりといった工夫が挙げられます。
住宅を大規模に建て替えなくても、その時の暮らしに最適な間取りにリフォームできるため、長く住み続けることが可能となります。
⑥:バリアフリー性
バリアフリー性とは、高齢者や障がい者、また小さなお子様が安全に暮らせるようにするための基準です。
将来的に手すりを設置できるような壁の補強や、車椅子でも通行しやすいように通路幅を確保することが求められます。
また、段差をなくしてつまづきを防止したり、滑りにくい床材を採用したりといった対策も含まれます。
家族が高齢になっても、安心して快適に暮らし続けることが可能になります。
バリアフリー性の認定は、単に高齢者向けではなく、すべての世代にとって暮らしやすいユニバーサルデザインの実現を目指すものです。
⑦:居住環境
居住環境とは、地域の景観や環境に配慮した住まいであるための基準です。
周辺の街並みと調和するようなデザインや、敷地の緑化、雨水浸透施設の設置などが求められます。
また、自治体が定める「景観計画」や「まちづくり計画」に沿って、家づくりを進める必要があります。
単に個人の住宅としての機能だけでなく、地域社会の一員として、良好な住環境を形成・維持していくことが求められます。
この基準は、持続可能なまちづくりに貢献する住まいであることを示しています。
⑧:住戸面積
住戸面積とは、長期にわたって快適に暮らせるために必要な最低限の広さの基準です。
具体的には、一戸建ての場合は75㎡以上、共同住宅の場合は55㎡以上と定められています。
狭小住宅ではない、ゆとりのある住空間が確保されていることが求められます。
この基準は、家族構成やライフスタイルが変化しても、快適な暮らしを維持できるだけの広さがあることを保証するものです。
⑨:維持保全計画
維持保全計画とは、建物を長期にわたって良好な状態で保つための計画をあらかじめ立てておくことです。
定期的な点検や補修、修繕の時期と内容を明記した計画書を作成し、それを提出することが義務付けられています。
例えば、「10年後に外壁の再塗装、30年後に屋根の葺き替え」といった具体的な計画を立てます。
将来的なメンテナンスを計画的に行うことが可能となり、建物の価値を維持することに繋がります。
⑩:災害配慮
災害配慮とは、地震や津波、洪水などの自然災害リスクに対して、安全な場所に立地しているか、あるいはそのリスクを軽減するための措置が講じられているかどうかの基準です。
自治体が公表するハザードマップに基づき、災害リスクが高いエリア(津波浸水想定区域など)での建設を原則として制限しています。
もしリスクのある場所で建設する場合は、それを軽減する特別な措置(基礎の補強など)を講じる必要があります。
この基準は、住まいの安全性を確保し、災害に強いまちづくりに貢献することを目的としています。
長期優良住宅のメリット・利点
長期優良住宅のメリットは多岐にわたります。
まず、耐久性が高いため、建物の寿命が長く、長期にわたって安心して住むことが可能です。
耐震性にも優れており、大きな地震があっても安全性が高いです。
次に、エネルギー効率の良い設計がなされているため、冷暖房費が抑えられ、経済的です。
さらに、国からの補助金や税制優遇措置を受けることができるため、初期費用の負担を軽減することが可能です。
これらの特性により、資産価値の維持・向上が見込まれ、将来の売却や賃貸においても有利に働きます。
メリット:1.高い性能、快適かつ安心して暮らせる
長期優良住宅は高い性能を持ち、快適かつ安心して暮らせる家になります。
耐震性や劣化対策、維持管理や更新のしやすさ、省エネルギー性などを満たすことで、長く住める家を実現します。
メリット:減税や補助金制度を活用できる
認定を受けることで、減税や補助金制度が利用できます。
住宅ローンの控除枠が増え、不動産取得税枠も増加します。
また、固定資産税の優遇額もあります。
| 事業名 | 対象 | 補助内容 |
|---|---|---|
| 子育てエコホーム支援事業 | 子育て世帯または若者夫婦世帯 | 最大100万円 |
| LCCM住宅整備推進事業 | 脱炭素化を推進する注文住宅 | 最大140万円 |
| 戸建住宅ネット ZEH化等支援事業 ゼロ・エネルギー・ハウス |
ZEH住宅推進、太陽光発電等 | 最大112万円 |
| 地域型住宅グリーン化事業 (認定長期優良住宅) |
良質な木造住宅の推進 | 最大140万円 |
| 自治体の補助金・助成金 | バリアフリー・防犯 ・空き家再生・移住促進など |
各自治体による |
など
通常は年間40万円ですが、エコ住宅など一定の基準を満たす住宅の場合、50万円まで控除額が増加に
長期優良住宅は環境問題やカーボンニュートラル実現に沿った家であり、今後も優遇が増える可能性があります。
メリット:3.高い資産価値を期待できる
長期優良住宅は、100年以上の耐用性や快適な住環境、バリアフリー設計などが評価され、中古市場でも高い資産価値を維持します。
将来的に売却する場合にも、有利な条件で売却できる可能性が高いと言えます。
- 長期にわたって住める住宅であるため、中古市場でも評価が高くなります。
- 夏は涼しく冬は暖かく、快適な室内環境は、中古住宅購入者にとっても魅力的なポイントです。
- 高齢化社会において、バリアフリー設計はますます重要視されるようになっています。
これらの理由から、長期優良住宅は、資産価値の高い住宅と言えます。
メリット:4.メンテナンスのしやすさ
長期優良住宅は、維持管理や更新のしやすさを考慮しており、将来のメンテナンスも容易になります。
長期優良住宅のデメリット・注意点
長期優良住宅のデメリット・後悔としては、まず、認定を受けるためには厳しい基準をクリアする必要があり、その結果、建設費が通常の住宅よりも高くなることがあります。
特に初期投資において大きな負担となる可能性があります。
また、設計や建築においても制限が多く、自由度が制約されることがあります。
さらに、地域によっては認定を受けるための審査が厳しかったり、手続きが煩雑であったりすることもデメリットとして挙げられます。
デメリット:1.建築コストの増加
長期優良住宅は、一般の住宅よりも建築コストが高くなる傾向があります。
これらの理由から、長期優良住宅の建築コストは、一般の住宅よりも10%~20%程度高くなると言われています。
デメリット:2.設計・施工に時間がかかる
長期優良住宅は、設計や施工に時間がかかる場合があります。
これらの理由から、長期優良住宅の設計・施工期間は、一般の住宅よりも数ヶ月~半年程度長くなると言われています。
デメリット:3.対応するハウスメーカー・工務店が少ない
長期優良住宅の建築に対応しているハウスメーカー・工務店は限られています。
専門知識や技術が必要
長期優良住宅の設計・施工には、専門知識や技術が必要となります。
経験豊富な業者が少ない
長期優良住宅は比較的新しい制度であるため、経験豊富な業者が少ないという現状があります。
すべてのハウスメーカー・工務店が対応しているわけではない
すべてのハウスメーカー・工務店が長期優良住宅の建築に対応しているわけではありません。
これらの理由から、希望に合うハウスメーカー・工務店を見つけるのが難しい場合があります。
デメリット:4.審査が厳しい
長期優良住宅の認定を受けるためには、厳しい審査をクリアする必要があります。
設計図書の審査
設計図書が長期優良住宅の基準を満たしているかどうか、審査機関によって審査されます。
施工中の検査
施工中にも、定期的に検査が行われます。
完成後の検査
完成後にも、検査機関によって検査が行われます。
これらの審査を通過しなければ、長期優良住宅の認定を受けることはできません。
関連サイト
長期優良住宅のページ
住宅ローン減税
(国土交通省)
長期優良住宅に関するよくある質問・Q&A
長期優良住宅について疑問・悩み・不安においてよくある質問・Q&Aを公式サイトから抜粋し紹介します。
よくある質問詳細はコチラ長期優良住宅:記事まとめ
長期優良住宅は、100年の安心感、快適な住環境、高い資産価値など、多くのメリットを兼ね備えた魅力的な住宅制度です。
建築コストや設計・施工に時間がかかるなどのデメリットもありますが、将来を見据えた家づくりを検討している方には最適な選択肢と言えるでしょう。
長期優良住宅について詳しく知りたい方は、国土交通省のホームページや都道府県のホームページ、長期優良住宅の認定を行っている住宅性能評価機関、長期優良住宅を建築しているハウスメーカーや工務店に相談することをおすすめします。
まずはカタログ請求・情報収集
まず、たくさんのカタログ一括請求を行いましょう。
各社のパンフレットやカタログを比較することで、それぞれの強みや特徴を効率的に把握することができます。
HOME4U 家づくりのとびらは、カタログ請求はもちろん、コンシェルジュサービスを利用して、家づくりの相談も可能です。
予算や希望に合ったハウスメーカー・工務店を紹介してくれるだけでなく、間取りや資金計画などのアドバイスもしてくれます。
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不動産の口コミ評判堂 編集部は、元メガバンク融資課出身で、バブル期から不動産金融の現場に携わり、底地ビジネスや立ち退き裁判なども経験した宅地建物取引士の知見をもとに構想・設計を行い、立ち上げ、日々、不動産情報を紹介しています。