新築一戸建てを建てるためには、土地の有無が大きな要素となります。
すでに土地を所有している方は、その土地上に理想の家を建てることができるため、コスト面で大きなメリットがあります。
しかし、その際にどのような費用が発生し、どのような点に注意すべきなのかは、家を建てる前にしっかりと理解しておくべき重要なポイントです。
この記事では、
土地を所有している人が注文住宅・新築一戸建てを建てる際の
- 土地ありで家を建てる時の費用相場・目安はいくら?
- 土地ありで家を建てる時の注意点
について、その特徴を詳しく解説します。
土地ありで家を建てる費用を確認しよう!
家を建てるケース、
不動産の仕組みから、土地取得がエリアによって大きく変わります。
- 坪単価300万円
- 坪単価10万円
同じ50坪の土地を購入するとしても、
- 1億5000万円
- 500万円
土地なしの場合、
土地取得でこの差が生まれます。
しかし、土地を所有している場合、
かかる費用は、上物:建築に関わる費用に限定されます。
土地を所有していれば必然的に、費用負担の割合が軽減されます。
関連ページ:土地なしで注文住宅を建てる流れ
土地購入からハウスメーカー選択、失敗しない家づくりのポイントを徹底解説
土地ありで家を建てる平均費用の目安
【全国平均で約3,500万円台】
土地があるシチュエーションで家を建てる場合、
- 設計費
- 施工費
- 材料費
などの費用がかかります。
フラット35利用者調査による所要資金(注文住宅・土地付注文住宅)によると、
- 土地あり注文住宅(全国)の所要資金(3,572万円)は、2014年度以降、8年連続で上昇
- 土地付注文住宅(全国)の所要資金(4,455万円)は、2013年度以降、9年連続で上昇
全国平均で約3,500万円が必要とされています。
引用;フラット35利用者調査
注文住宅という縛りであるため、
ハウスメーカーでも1000万円程度から家を建てることもできる(ローコスト住宅)ため、もっと安く建築することができますが、
エビデンスをベースに紹介すると約3,500万円の費用が必要、1つの指標となっています。
もちろん、地域や建築会社、建物の規模や仕様によっても費用は変動します。
【相続税や贈与税、地盤調査費用】
土地代以外にも、相続税や贈与税、地盤調査費用などの費用が発生します。
特に、地盤調査は家を建てる前に必ずおこなうべきで、地盤が弱い時は地盤改良費用が発生します。
また、土地が贈与や相続で手に入った時は、相続税や贈与税が発生する可能性があります。

土地ありで家を建てる時の自己資金
頭金は総額の1~2割程度が目安?!
土地ありで家を建てる際に限らず、
マンション、中古戸建など不動産を購入する場合、頭金が必要となります。
頭金とは、
住宅ローンを組む際に自己負担として用意する初期費用のことを指します。
頭金は総額の1~2割程度が目安とされていますが、これはあくまで一般的な目安であり、個々の金融機関や借入れ条件により異なる場合もあります。
頭金が多いほど、
住宅ローンの金利が発生する原資(元金)が少なくなるため、借り入れる住宅ローンの額が少なくなり、返済負担が軽減されます。
また、金融機関からの信用も高まり、より良い条件で借り入れることが可能になる場合もあります。
以前、頭金なしの住宅ローンを紹介しました。
超低金利時代の今であれば、頭金を少なくし手元にキャッシュを残し、他への投資の方が資産運用としてプラスに働く場合もあります。
頭金を多くすることで生活費が圧迫されるようでは意味がありませんし、自身の生活スタイルや収入、将来的なライフプランを考慮しながら、適切な頭金の額を見積もることが大切です。
頭金を用意するために無理な節約をするよりも、
しっかりとした返済計画を立て、長期的な視点での家計管理を考えることが重要です。
土地ありで家を建てる費用を抑える方法は?
家を建てる場合、考えることはいろいろあります。
費用という観点から考えても
- こだわりにこだわって予算内に収めたい
- 少しでも建設に関わる費用を抑えない
など、上手に節約するテクニック・手法を考えるものです。
そこで、家を建てる費用の節約方法を3つ紹介します。
間取りをシンプルにする
間取りをシンプルにすることで、建築費用を抑えることが可能です。
特に、無駄な廊下や部屋の数を減らすことで、効率的な間取りを実現できます。
また、設備や素材にこだわる余裕が生まれるため、より快適な住まいを手に入れることができます。
自分で対応できる作業は行う
プロに頼む必要のない作業は、自分でおこなうことで費用を節約できます。
例えば、内装の塗装や庭の手入れなどは、自分でおこなうことが可能です。
もちろん、専門的な知識や技術が必要な作業は、プロに任せることをおすすめします。
その際に、プロに任せる部分、自身で手を入れる部分をしっかり選別することが重要です。
ランニングコストまで考慮する
家を建てる際には、
初期費用だけでなくランニングコストも考慮に入れることが重要です。
例えば、エネルギー効率の良い設備を選ぶことで、長期的に見て経済的(電気代やガス代、水道代等)になることがあります。
具体的なエネルギー効率の良い設備としては以下のようなものがあります。
- 高効率給湯器
エコジョーズやエコキュートなどの高効率給湯器は、ガスや電気を効率よく利用して給湯を行います。
ガス代や電気代を節約することができます。 - LED照明
LED照明は、従来の蛍光灯や白熱灯に比べて消費電力が少なく、長寿命です。
電気代を節約することができます。 - 太陽光発電システム
太陽光発電システムを設置することで、自宅で電力を生成することができます。
余った電力は電力会社に売ることも可能で、電気代の節約につながります。 - 断熱材
家の断熱性を高めることで、冷暖房の効率を上げることができます。
冷暖房費を節約することができます。
参考ページ:ガス給湯器の取り付け・相談なら(東京・千葉)

土地ありで家を建てる際の注意点!
土地ありの状態で家を建てる場合、
- 土地を購入し、上物である家を建てる場合
- もともと自宅があり、解体・更地にして家を建てる場合
が考えられます。
そこで、土地を所有している場合の家を建てる際の注意点を紹介すると
地盤や日当たりを確認する
土地を所有している場合、
特に、土地を購入し家を建てる場合、土地勘がない時は、その土地の条件を確認することが重要です。
地盤の強さや地勢、日当たりなど、土地の特性は家を建てる上で大きな影響を与えます。
特に、地盤が弱い時は地盤改良が必要となり、それに伴う費用が発生します。
最悪の場合、家が傾いたり、命の危険におよび可能性もあります。
信頼できる住宅会社を選ぶ
信頼できる建築会社を選ぶことも、家を建てる上での重要なポイントです。
建築会社によっては、コストを抑えるために品質を落とすことがあります。
そのため、建築会社を選ぶ際には、業務内容・口コミや評判を確認することが大切です。
無理のない返済計画を立てる
住宅ローンの返済計画(事前審査・本審査)をしっかりと立てることも、家を建てる際の注意点です。
プランが甘いと、後々返済に困ることがあります。
そのため、自身の収入や生活費を考慮に入れて、無理のない返済プランを立てることが重要です。
土地ありで注文住宅を建てるメリットは?
家を建てる時、特に注文住宅を建てる時は、
土地を所有しているだけで、いくつかのメリットがあります。
自由な設計ができる
自分の理想の家を建てることができる
土地を所有している場合、自分の理想の家を建てることができます。
自由な設計が可能なため、自分のライフスタイルに合った家を建てることができます。
土地取得費用を抑えられる
土地代が不要なため、建築総費用を抑えることができる
土地を所有している場合、土地代が不要なため、建築費用を抑えることができます。
より良い設備や素材を選ぶ余裕が生まれます。
品質にこだわった家づくりができる
予算に応じて高品質な材料や設備を選ぶことができます。
また、専門的な知識を持つ建築家と一緒に家づくりを進めることができます。
土地ありで注文住宅を建てるデメリット!
すでに土地を所有している場合、「注文住宅を建てる」という選択肢は理想の住まいを実現しやすい反面、いくつかの注意点やデメリットも存在します。
土地の形状や法的制限、周辺環境との調和、建築費用の変動など、土地があることで逆に考慮すべき要素が増えるケースもあります。
また、注文住宅ならではの自由度の高さは魅力ですが、その分設計や施工の判断を自分で行う必要があり、時間や労力がかかる点も注意が必要です。
計画的に進める必要がある
注文注文住宅の場合、自分の理想とする住まいを具現化するためには、詳細な準備とその実行が求められます。
これには、自身のライフスタイルや家族構成、将来の見通しを考慮に入れた上での間取りの設計、材料や設備の選定などが含まれます。
これらは専門的な知識を必要です、工夫次第で、コストも抑えられるため、建築家や設計士とのコミュニケーションが重要となります。
建築費が高くなる場合がある
注文注文住宅の場合、自分の理想とする住まいを具現化するためには、詳細な準備とその実行が求められます。
これには、自身のライフスタイルや家族構成、将来の見通しを考慮に入れた上での間取りの設計、材料や設備の選定などが含まれます。
これらは専門的な知識を必要です、工夫次第で、コストも抑えられるため、建築家や設計士とのコミュニケーションが重要となります。
家の建て方は自由です。
建売住宅の場合、できあがった家・モデルルームで間取りや室内の雰囲気を確認できますが、
土地を所有しイチから家を建てる時は、
- そのイメージをどう形にするか?
- 予算を抑えた家を建てるためにはどうするか?
そこで、
注文住宅・ローコスト住宅を知っておくことで予算の使い方が明確になります。
土地ありでローコスト住宅を建てるべき?
ローコスト住宅は、その名の通り低価格で提供される住宅のことを指します。
建築会社が設計や材料を一部標準化することでコストを抑え、それを低価格で提供することで実現されます。
ローコスト住宅のメリット
- 金額が安い
最大のメリットは価格が安い(1000万円・2000万円)ことです。
初期費用を抑えることができ、住宅ローンの返済負担も軽減されます。 - 建築期間が短い
設計や材料が標準化されているため、建築期間が短くなることが多いです。
ローコスト住宅のデメリット
- 自由度が低い
設計や材料が標準化されているため、自由な設計や特殊な材料を使うことが難しい場合があります。 - 長期的な耐久性
価格を抑えるために、材料や設備の品質が低下する可能性があります。
そのため、長期的に見るとメンテナンス費用がかさむ可能性があります。
土地ありで家を建てた人の体験談!

理想の家を実現した体験談
ある家族は、自分たちが所有していた土地に理想の家を建てました。
その際、彼らは自分たちのライフスタイルに合わせた設計を行い、自由な間取りの家を建てることができました。
また、土地代が不要だったため、建築費用を抑えることができ、より良い設備や素材を選ぶ余裕がありました。

自分でできることは自分で行った体験談
あるカップルは、自分でできることは自分でおこなうことで、建築費用を大幅に節約しました。
例えば、内装の塗装や庭の手入れなどは自分たちで行いました。
その結果、プロに頼む必要がなく、費用を大幅に抑えることができました。

エネルギー効率の良い設備を選んだ体験談
ある家族は、エネルギー効率の良い設備を選ぶことで、長期的に見て経済的な家づくりを実現しました。
初期費用は少し高かったものの、ランニングコストが大幅に抑えられ、長期的に見て大きな節約につながりました。
建築コストと諸費用の見積もり・費用の内訳
次に、建築コストと諸費用の見積もりを取りました。
LIFULL HOME’Sなどのサイトでシミュレーションを行い、近畿圏と首都圏での住宅価格の傾向や、平米あたりの平均額をチェックしました。
新築住宅の場合、本体工事費に加えて、土地購入や建築確認の申請手続き、仲介手数料などの諸費用も考慮する必要があります。
特に、税金や住宅性能に関する情報は、専門家に相談しながら確保しました。
施工会社選びでは、取引事例やアフターサービス、トラブルへの対応力を重視し依頼しました。
さまざまな失敗談や成功事例・後悔したケースを参考に、信頼できる会社を見つけるコツを学びました。
また、工事費用の内訳や性能、完成後の外観など、細かい部分まで気軽に質問できる関係を築けることが重要だと感じました。
家族との話し合いでは、
平屋や2LDKのメリット、デメリットを比較し、生活スタイルや将来の目標に合った家づくりを目指しました。
また、家賃や教育費などの家計管理も考慮し、年収や貯蓄額に見合った設計を立てることができました。
検討を通じて、住宅購入はただの物件選びではなく、生活全体を見直し、より良い暮らしを目指す機会だとあらためて感じました。
これからも、慎重に、しかし前向きに、夢のマイホーム計画を進めていきたいと思います。
【更新履歴】
2024年2月:記事リライト
2023年5月:利用者の感想
2022年4月:新規記事アップ
土地ありで家を建てる時のFAQ
土地ありで家を建てる時の疑問・悩み・不安においてよくある質問・Q&Aを紹介します。
- Q土地を所有している場合の家づくりの平均費用は?
- A
全国平均で、土地を所有している場合の家づくりの費用は約3,500万円とされています。
設計費や施工費、材料費などが含まれています。
*エリア別・都道府県別となると個々のその割合も大きく変わります
- Q土地を所有している場合の家づくりで注意すべき点は?
- A
土地の条件を確認すること、信頼できる建築会社を選ぶこと、住宅ローンの返済計画をしっかりと立てることなどが、土地を所有している場合の家づくりで注意すべき点です。
- Q土地を所有している場合の家づくりのメリットは?
- A
自由な設計が可能であること、費用を抑えることが可能であること、土地の価値を活用できることなどが、土地を所有している場合の家づくりのメリット、特に費用面は計画が立てやすく安心です。
- Q地震に強い家とは?
- A
地震に強い家を建てることは、地震大国である日本で長く住むためにとても大切なことです。
構造や形がシンプル
地震に強い家は、正方形や長方形に近い形のシンプルな構造が望ましいです。
正方形は同じ面積の面で支え合うため、力が分散されやすく倒壊しにくくなります。
複雑な形状の場合、地震のエネルギーを受けやすくなり、倒壊リスクが高まります。質量が小さい
地震のエネルギーは、家の質量に比例して伝わります。
木造が最も軽いため、木造建築が地震に強いと言えます。
ただし、質量が小さくても地盤が緩かったり形が複雑だったりすると、地震に弱くなります。高さが低い
高い建物ほど揺れやすくなります。
一般住宅でも同様で、できるだけ高さが低い方が揺れにくいため、平屋が地震に強いです。
ただし、地盤や建物の構造によって強度が変わるため、高さだけで判断はできません。地盤が強い
地盤の強さは重要です。地盤の強い土地に家を建てることで、地震に強い家ができます。
地盤が緩い土地に建てると、揺れが起きた時に家を支えきれず倒壊したり沈下したりする恐れがあるため、土地選びから始めましょう。地震に強い家を見分ける際には、耐震対策と耐震等級を確認し、実大振動実験の実施有無もチェックすることが重要です。
また、構造や工法、基礎工事にも注目し、適切な地震対策建材を選ぶことで、安心できる住まいを手に入れましょう
土地ありで家を建てる前に費用や流れを確認しよう
土地を所有している場合の家づくりは、
- 自由な設計が可能
- 費用を抑えることができる
などのメリットがあります。
しかし、それには建築費用や土地周りの費用、自己資金の必要性など、さまざまな費用が発生します。
- ローコスト住宅と注文住宅、それぞれにはメリットとデメリットがあります。
- エネルギー効率の良い設備を選ぶことで、ランニングコストを抑えることができます。
これらの点を理解し、計画的に進めることで、理想の家づくりを実現することができます。
自分のライフスタイル、家族構成、予算、理想の住まいなど、さまざまな要素を考慮して、最適な選択をすることが重要です。

私の家づくりの段階的な流れ
長年の夢だったマイホーム建設について、具体的な検討を始めた一日でした。
注文住宅にするか、中古一戸建てをリノベーションするか、さまざまな選択肢を比較し、家探しの旅は続いています。
まず、住宅購入の希望条件を整理しました。
2LDK以上で、月々の返済額は6万円程度を目安に考えています。
キッチンがおしゃれで、LDKが広々としている間取り例が理想です。
また、家族が増えた場合も考慮して、間取りの変更やリフォームがしやすい物件を希望しています。