新築マンション投資のメリット・デメリット：不動産投資は新築？中古？新築はやめた方がいいの？

新築マンション投資

 

不動産投資と言ってもビル・戸建て・マンション・アパートなどさまざまです。

マンション投資と言っても、一棟・区分に分けることができます。

さらに、そこの新築・中古（築浅・築古）に細分化されていきます。

今回は、新築マンション投資に焦点を当てたいと思います。

新築マンション投資に関しては、安定した収入源として注目を集めています。

しかし、新築はやめとけ！儲からないという意見も聞きます。

この記事では、

• 新築マンション投資の魅力
• 新築マンション投資のメリット・デメリット
• 新築マンション投資会社おすすめランキング
• 新築マンション投資の注意点

などを詳しく解説します。

投資初心者から経験者まで、新築マンション投資について深く理解するための情報を提供します。

新築マンションとは

「新築マンション」とは、
建築後1年未満、かつ、未入居のことをいいます。

• 誰も入居していなくても1年以上経っていれば”中古物件”
• 建って1年未満でも1日でも住めば”中古物件”

が基本的な新築マンションの定義です。

新築マンション投資とは？

新築マンション投資は、シンプルに、
新築のマンションを購入し、その物件を賃貸として提供することで収益を得る投資手法のことを指します。

《マンション投資の流れ》
新築マンション投資の流れは以下の通りです。
基本的に新築も中古の流れは同じです。

• 物件選定
  まずは投資する物件を選定します。
  立地条件、物件の価格、建物の品質、周辺環境などを考慮して選びます。
• 購入
  選定した物件を購入します。
  購入には自己資金やローンを利用します。
• 賃貸
  購入した物件を賃貸として提供します。
  賃料は物件の価格や立地、物件の設備などにより決まります。
• 管理
  物件の管理を行います。
  これには、入居者の募集や選定、賃料の回収、物件のメンテナンスなどが含まれます。
• 出口戦略：売却
  投資の終了時には物件を売却します。
  売却価格は物件の価値や市場状況により決まります。

新築マンション投資を行うメリット

新築マンション投資には多くのメリットがあり、特に安定した収益を見込める点が魅力的です。

新築マンションは、物件の価値が比較的高いため、長期的な安定収入を得やすく、また、入居者にとっても新しい施設や設備が整っていることから需要が高くなります。

そのため、空室リスクが低く、入居者を集めやすいという特徴があります。

新築マンション投資のメリット：安定した収入

新築マンションは、賃料収入が安定しているため、投資としての魅力があります。

新築物件は需要が高く、賃料の下落リスクも低いため、長期的な安定収入を見込むことができます。

また、新築マンションは設備が新しく、魅力的な住環境を提供できるため、賃料が高く設定できる可能性もあります。

新築マンション投資のメリット：メンテナンスの手間が少ない

新築物件は、古い物件に比べて修繕が必要な場面が少ないため、管理が容易です。

投資家は物件管理にかかる時間とコストを削減できます。

また、新築マンションは設備が新しく、故障やトラブルが少ないため、入居者からのクレームも少なく、ストレスフリーな管理が可能です。

新築マンション投資のメリット：高い資産価値

新築マンションは、その新しさから高い資産価値を保持しています。

これは、将来的な売却を考えた場合にも有利となります。

また、新築マンションは建物の耐久性が高く、長期的に見ても資産価値を維持しやすいという特徴があります。

新築マンション投資のメリット：税制上の優遇

不動産投資には、税制上の優遇措置があるため、節税効果も期待できます。

具体的には、所得税や固定資産税の控除などがあります。

また、不動産投資による収入は、事業所得として計算されるため、経費の控除が可能となります。

参考ページ：マンション投資は危ない？
サラリーマンが不動産投資でカモにされる理由と対策

新築マンション投資を行うデメリット

新築マンション投資には、いくつかのデメリットも存在します。

特に注意すべき点は、高額な初期投資が必要であることです。

新築マンション投資のデメリット・リスクは、

1. 初期費用
2. 新築プレミア

この２つに集約されます。

新築マンション投資のデメリット：高額な初期投資

新築マンションの購入には、高額な初期投資が必要です。

新築マンションは中古マンションに比べて価格が高いため、初期投資額が大きくなる傾向にあります。

購入資金の調達やローンの返済計画など、慎重な計画が必要となります。

新築マンション投資のデメリット：価格下落リスク

不動産市場の変動により、物件価格が下落する可能性があります。

市場の動向を把握し、適切なタイミングでの売却を考えることが重要です。

また、新築マンションは一度住み始めると価値が下がる「新築プレミア」もあり、これを考慮した投資計画が必要です。

新築マンション投資の注意点：管理費用・空室リスク

そもそも投資である以上、デメリットは存在します。

中古でも新築でも、管理費用・空室リスクは存在します。

• 【管理費用】
  マンションの管理費や修繕費など、維持費用が発生します。
  これらの費用は、投資のリターンを減少させる可能性があります。
  特に、大規模修繕などの突発的な費用は大きな負担となるため、これを考慮した運用計画が必要です。
• 【空室リスク】
  入居者がいない期間が長引くと、収入が途絶えるリスクがあります。
  これを防ぐためには、物件の選定や管理が重要となります。
  特に、立地や物件の設備、周辺環境などが入居者の選択に大きく影響するため、これらの要素を考慮した物件選びが求められます。

新築マンション・中古マンション限らず、投資をおこなうには不動産のプロの助けは必要です。

特に新築マンション投資の場合、物件の特性を最大限に活かしてくれる投資会社に焦点を当てる必要があります。

新築マンション投資のおすすめ投資会社

新築マンション投資のおすすめ会社選びのポイントは、

• 自社開発
• 自社管理

であることです。

マンションブランドを持ち、そのマンション価値を高めていくための管理体制も万全です。

資産価値の維持は、エリア・経済などの外的要因もありますが、マンションブランド・イメージも大きく影響します。

そこで、新築マンション投資のおすすめ投資会社を3社ピックアップしました。

• 東証プライム上場企業「プロパティエージェント」
• 東証プライム上場企業「FJネクスト」
• 人気のデザイナーズマンション「トーシンパートナーズ」

参考ページ：マンションの長期修繕計画とは？

関連ページ：不動産投資比較

これまでにも、このサイトで複数の不動産投資会社・サービスを紹介してきました。

新築マンション投資と中古マンション投資の違い

新築マンション投資と中古マンション投資は、同じマンション投資ですが、
それぞれ異なる特性とメリット、デメリットを持っています。

新築マンション・中古マンション投資の違い：初期投資額

新築マンション投資は、その魅力的な新しさと最新の設備が反映されるため、価格が高く設定されがちです。

初期投資額が高いことから、大きな資金を用意する必要があり、これが投資の最初の障壁となることが多いです。

一方、中古マンション投資は新築に比べて価格が低めに設定されるため、初期投資を抑えやすく、投資への参入障壁が低くなります。

中古マンション投資との違い：メンテナンス

新築マンション投資では、初期のメンテナンス費用が低いため、初期段階での追加費用が少なく済みます。

しかし、中古マンションの場合は、経年劣化により必要な修繕が多く、これが総投資コストを増加させる要因となります。

中古物件では、定期的なメンテナンスが必要不可欠であり、これが運用コストを増大させる可能性があります。

中古マンション投資との違い：賃料

新築マンションは、その新しさと立地によって高い賃料を設定することが可能です。

投資のリターンを早期に実現することが期待できます。

対照的に、中古マンションは賃料設定が低めですが、適切なリフォームとマーケティングによって賃料の増加を図ることができます。

中古マンション投資との違い：資産価値

新築マンションの購入は、「新築プレミアム」を享受することができますが、居住が始まるとすぐに価値が下落します。

一方、中古マンションは購入時にすでに価値が下がっているため、さらなる価値の下落リスクが低く、リフォームによる価値向上が期待できます。

新築マンション投資の成功のポイント

新築マンション投資で成功を収めるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

まず、立地選びが成功のカギとなります。

駅からのアクセスや周辺の商業施設、学校など、生活の利便性を重視することが大切です。

次に、購入前に市場動向をしっかりとリサーチし、将来的な価値の上昇が見込まれるエリアを選ぶことが成功の秘訣です。

新築マンション投資、成功のポイント：適切な物件選び

不動産投資において、物件選びは最も重要な要素のひとつです。

特に、立地や建物の品質は、収益性に大きく影響を与えます。

立地については、駅近や商業施設へのアクセスの良さ、周囲の環境や将来性を考慮することが必要です。

例えば、今後の都市開発や人口増加が見込まれるエリアに投資することで、将来的な資産価値が向上する可能性があります。

新築マンション投資、成功のポイント：長期的な視点

不動産投資は短期的な利益を追求するものではなく、長期的な視点で運営することが成功のカギです。

市場の動向を理解し、将来の収益を見越して投資計画を立てることが大切です。

例えば、立地の良い場所で物件を所有し、賃貸需要が安定しているエリアで長期的に安定した家賃収入を得ることが目標となります。

新築マンション投資、成功のポイント：賃貸管理会社の重要性

物件の管理や入居者対応を行う賃貸管理会社の選定は、不動産投資において非常に重要な要素です。

適切な賃貸管理会社を選ぶことで、入居者対応のスムーズさや物件の維持管理が効率的に行われます。

物件の清掃や修繕、トラブル対応など、入居者との良好な関係作りも含まれます。

特に、賃貸管理会社の選定には信頼性が求められます。良い賃貸管理会社は、空室率を抑え、安定した賃料収入を維持するために効果的なアプローチを取ってくれます。

新築マンション投資、成功のポイント：税制の理解

不動産投資を行う際には、税制を十分に理解し、適切な節税策を講じることが不可欠です。

不動産には様々な税金が関連しており、所得税や固定資産税など、税務面での知識が必要です。

特に、税理士や専門家のアドバイスを受けることで、より有利な投資が可能となります。

新築マンション投資のよくある質問・Q&A

新築マンション投資に関して、疑問・質問・よくある質問をまとめました

よくある質問詳細はコチラ  
【参考公式サイト】
日本マンション投資アナリスト協会 MIA
一般社団法人 マンション管理業協会

新築マンション投資：まとめ

新築マンション投資は、魅力的な投資手段ですが、リスクもともないます。

適切な知識と準備を持って、成功への道を進みましょう。

この記事が、新築マンション投資の一助となれば幸いです。

《参考サイト》