「使ってみたいけど、ポルティって実際どうなの?」
「本当に空き家が売れる?仲介手数料無料ってホント?」
怪しいって声も聞くけど、実際の評判や口コミが知りたい!
オーナー・物件登録、注意点やデメリットは?
近年、日本中で「空き家問題」が深刻化しています。
少子高齢化や人口減少、核家族化の進行など、様々な要因が絡み合い、使われなくなった住宅が増え続けているのが現状です。
総務省の令和5年住宅・土地統計調査 によると、全国で約900万戸もの空き家が存在し、その数は年々増加の一途をたどっています。
- 「実家が空き家になってしまった」
- 「相続したけれど住む予定がない」
といった理由で、空き家の所有者となる方も少なくありません。
しかし、いざ空き家を売却しようとしても、様々なハードルに直面することがほとんどです。
一般的な不動産売却では、不動産会社に仲介を依頼し、チラシやインターネット広告などで買い手を探すのが主流です。
しかし、空き家の場合、老朽化が進んでいたり、遠方にあったりすると、なかなか買い手が見つからず、売却活動が長期化するケースも珍しくありません。
また、不動産会社に支払う仲介手数料や、売却前のリフォーム費用なども考慮すると、経済的な負担も無視できないでしょう。
このような状況の中、注目を集めているのが、インターネットを活用した新たな空き家売却の仕組みです。
今回ご紹介する「ポルティ」は、まさにそうした現代のニーズに応えるべく生まれた、空き家の所有者と買い手を直接つなぐマッチングアプリです。
従来の不動産売却とは異なるアプローチで、空き家問題の解決に貢献することが期待されています。
本記事では、この「ポルティ」について、
- 「本当に使えるのか?」
- 「怪しいのでは?」
といった疑問にお答えすべく、その評判や口コミを徹底的に検証します。
さらに、アプリのインストール方法から物件登録、購入希望者とのやり取りに至るまで、具体的な利用方法を詳しく解説していきます。
空き家の売却を考えている方、または空き家の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

▼「ポルティ」アプリインストールはこちら
iOS端末でのダウンロード
Android端末でのダウンロード
『ポルティ』とは?
『ポルティ』は、空き家の所有者と購入希望者をスムーズにつなぐマッチングアプリとして注目を集めています。
このサービスを運営しているのは、神奈川県川崎市に本社を構える株式会社ポルティ。
2022年1月に設立された比較的新しい企業ですが、空き家問題の解決に向けて独自のアプローチを展開しています。
ポルティの特徴:売り手と買い手が直接やり取り(セルフセル)
ポルティの最大の特徴のひとつが、売り手と買い手がアプリ上で直接メッセージのやり取りができる「セルフセル」形式です。
従来の不動産取引では、不動産会社を介してやり取りを行うのが一般的でしたが、ポルティでは売却希望者と購入希望者が直接つながることが可能です。
やり取りのスピード感が格段に上がり、双方の意向がリアルタイムで反映されやすくなります。
また、仲介者を介さないことで意思のズレやコミュニケーションの手間も軽減。
個人間で取引を進めたい方や、柔軟な交渉を希望する方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
ポルティの特徴:空き家以外も売却が難しい物件を掲載可能
ポルティは「空き家」専用アプリと思われがちですが、実はそれ以外の売却が難しいとされる物件にも対応しています。
例えば、農地や山林、古い倉庫、地方にあるアパートや旅館など、市場では買い手が見つかりにくい不動産でも、ポルティなら掲載可能です。
こうした物件は、不動産会社に依頼しても断られるケースや、査定額が極端に低くなることもありますが、ポルティではそれぞれの物件の個性や活用可能性に注目する買い手とつながるチャンスがあります。
ニッチな不動産を手放したい方には特におすすめです。
ポルティの特徴:売り手は仲介手数料”無料”
通常の不動産売買では、売り手・買い手ともに仲介手数料を支払うのが一般的ですが、ポルティでは売り手の仲介手数料は“無料”です。
| 項目 | 概要 | 
|---|---|
| 売り手 | 仲介手数料無料 通常の不動産売買で発生する仲介手数料が一切かかりません。 売却にかかる費用を大幅に抑えられ、手元に残る資金を最大化できます。 | 
| 買い手 | 所定の仲介手数料が発生 売却価格の3% + 6万円(800万円以上の場合)の仲介手数料がかかります。 これは一般的な不動産仲介手数料と同水準ですが、売り手の負担がゼロである点がポルティの特徴です。 *売買価格800万円までの物件は一律30万円 | 
| 全体的なメリット | 売り手は売却コストを抑えられるため、売却価格の調整もしやすくなり、成約に繋がりやすくなります。 買い手も、物件によっては通常の不動産会社を通すよりもお得に購入できる可能性があります。 | 
ポルティを利用するメリット
不動産の売却と聞くと、煩雑な手続きや高額な仲介手数料をイメージする方も多いかもしれません。
特に空き家や地方物件など、一般的な市場で売却が難しいとされる物件では、買い手を見つけるのも一苦労です。
そんな課題を解決してくれるのが、マッチングアプリ『ポルティ』です。
メリット:1.最短2分で物件を掲載できる
ポルティでは、物件の掲載が驚くほど簡単に行えます。
スマートフォンを使って、物件の写真と住所など基本情報を入力するだけで、最短2分で掲載が完了します。
従来の不動産ポータルサイトでは、詳細な情報入力や写真の加工、審査などで時間がかかるのが一般的ですが、ポルティではそうした面倒な手間を省略し、スピーディーに「見せる」ことが可能です。
これにより、売却を急ぎたい方や、手軽に試しに出してみたい方でもハードルが低く、気軽に利用できる点が大きなメリットです。
メリット:2.AIがタイトルや説明を自動生成してくれる
物件情報を入力する際、「どうやって魅力的なタイトルや説明文を書けばいいか分からない」という方も多いでしょう。
ポルティでは、AIによる自動生成機能を活用することで、こうした不安を解消しています。
住所や写真などをもとに、AIがタイトルや紹介文を自動で作成してくれるため、ライティングの知識がなくても、プロのような紹介文が完成。
しかも、短時間で的確な情報が反映されるため、閲覧者の目を引くコンテンツ作成が可能になります。
不動産知識に自信がない方でも安心して使える仕組みです。
メリット:3.専門スタッフ・宅建士のサポート
個人間での不動産取引に不安を感じる方でも安心できるのが、ポルティの大きな魅力の一つです。
アプリ内でのユーザー同士のやり取りには、不動産取引の専門家である宅地建物取引士(宅建士)を含むスタッフがサポートに入ります。
また、実際の契約業務についても、宅建士が契約書の作成や重要事項の説明、決済確認といった工程までを一貫して対応してくれるため、法的な不備やトラブルのリスクを最小限に抑えることができます。
個人売買でも安心して不動産取引を進められる体制が整っています。
ポルティを利用するデメリット・注意点
どんなに便利なサービスであっても、利用にあたっては注意すべき点やデメリットが存在します。
ポルティも例外ではなく、特に知名度や物件数の少なさ、セルフセルならではのリスクなどは事前に把握しておくことが重要です。
安心・安全にサービスを活用するためにも、ポルティの特徴を正しく理解し、メリットだけでなくデメリットにも目を向けることが求められます。
デメリット:1.知名度・登録件数が少ない
ポルティは新しいサービスであり、一般的な不動産ポータルサイトに比べるとまだ知名度が低く、登録物件数も少ないというデメリットがあります。
アプリという特性上、まずはスマートフォンへのインストールが必要であり、WEBベースの検索になれているユーザーにとっては、やや面倒に感じる場合もあります。
さらに、買い手側としても利用者が少なければ、魅力的な物件と出会える機会が限られてしまう可能性があります。
今後のユーザー数の拡大と物件掲載数の増加に期待したいところですが、現時点では選択肢の少なさが利用を検討する際の不安要素となるでしょう。
デメリット:2.セルフセルのリスク
ポルティでは、売り手と買い手が直接やり取りを行う「セルフセル」形式を採用しているため、仲介業者を介さずに個人間取引を進めることになります。
これにより柔軟な交渉が可能になる一方で、物件に関する情報が不十分だったり、見えない瑕疵(欠陥)があった場合など、トラブルが発生するリスクもあります。
特に古い物件や空き家の場合は、建物の状態が把握しきれず、購入後に修繕費が多額になるケースも考えられます。
また、交渉や契約の経験がない方にとっては、金銭トラブルや契約上のミスが起こる可能性も否定できません。
こうしたリスクを回避するためにも、契約時には宅建士によるサポートをしっかり活用することが重要です。
ポルティの評判・口コミ
ポルティについて、1番気になるのは、口コミや評判だと思います。
インターネット、Google口コミ、みん評、Yahoo!マップ、SNS:X(旧Twitter)やInstagram、Facebook(ツィッターやインスタグラム、フェイスブック)などの内容を確認し、良い感想・悪い口コミ・怪しいなどを探しました。
google Playにユーザーのレビューが紹介されていたので抜粋して紹介します。

ポルティの評判口コミ:インストールしてみました。
広告で紹介されているのを見てインストールしてみました。
以前から戸建ての投資用に適した物件を探していましたが、他のサイトにはない物件がいくつも掲載されていてすごく良いです。
ユーザー同士で直接やり取りできるのもメルカリみたいで面白いです。
 まだまだリリースされたばかりということで、これから人気が出て、このような物件がどんどん集まると良いですね。
安くて良い物件が買えることを期待しています!

ポルティの口コミ評判:不動産のマッチングアプリという感じ
Android使用ですが、動作には問題はないです。
売り手と買い手が直接やり取りできるなど、不動産のマッチングアプリという感じで、面白いと思います。まだ物件の登録件数は多くありません。

ポルティの良い口コミ評判:田舎の物件でも買いたいと思ってくれる人がいる
数年前から空き家になっている田舎の実家の管理に悩んでいました。
地元の不動産会社に相談しても、条件が合わず取り扱いを断られてしまい、どうしたものかと途方に暮れていたところ、このアプリを知りました。
試しに物件を登録してみたところ、数日で興味を持ってくれる方から連絡があり本当に驚きました!
操作が直感的で、初めてでもスムーズに進められたのが良かったです。
田舎の物件でも買いたいと思ってくれる人がいるのかと、救われた気持ちです。
思い出のある実家ですので、上手に活用してくれる方に引き取ってもらえればいいなと考えています。
ポルティに関するよくある質問について解説
ポルティについて疑問・悩み・不安においてよくある質問・Q&Aを紹介します。
よくある質問:全国対応ですか?
はい、ポルティは全国対応のサービスです。
日本国内のどの地域の物件でも登録・利用が可能です。
よくある質問:利用料はかかりますか?営業の電話やメールが来ないか不安です。
ポルティは完全無料で利用できます。
アプリのダウンロードから物件の掲載、成約まで一切費用はかかりません。
また、サービス利用によって営業電話やメールが届くこともありませんので、安心して利用できます。
よくある質問:空き家を持ち続けるリスクは何ですか?
空き家を長期間放置すると、建物の老朽化や倒壊のリスクが高まり、近隣への迷惑や犯罪の温床となる場合もあります。
また、管理が不十分な場合は行政から「管理不全空き家」と認定され、固定資産税の優遇が受けられなくなる恐れもあります。
よくある質問:管理不全空き家と特定空き家とは何ですか?
「管理不全空き家」とは、適切に管理されておらず、周囲に悪影響を及ぼす可能性がある空き家のことです。
さらに深刻な状態になると「特定空き家」として市区町村から認定され、勧告・命令や、固定資産税の大幅な増額、最悪の場合は強制解体の対象になることもあります。
ポルティ:記事まとめ
ポルティは、空き家や売却が難しい物件を抱える方にとって、新たな選択肢となるマッチングアプリです。
スマホから手軽に登録できる利便性や、仲介手数料がかからない点、そして専門スタッフのサポートなど、多くの魅力があります。
空き家をどうすべきか悩んでいる方や、コストを抑えて物件を売却したい方は、この機会にぜひ『ポルティ』を利用してみてはいかがでしょうか。
ポルティ:こんな方におすすめします
運営会社・会社情報:株式会社ポルティ
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ポルティ(HP) | 
| 事業内容 | 不動産マーケットプレイス事業、不動産データ活用事業 | 
| 代表者 | 平瑶平 | 
| 取締役 | 田中友也 | 
| 設立 | 2022年1月 | 
| 資本金 | 300万円 | 
| 所在地 | 神奈川県川崎市多摩区長尾1-5-8-302 | 
| 宅建免許番号 | 神奈川県知事(1)第32227号 | 

 
  
  
  
  


元メガバンク融資課出身、バブル時代に不動産コンサルティングに従事し、2000年、会社設立後、底地ビジネス・事務所の立ち退き裁判等も経験した宅建士と共に立ち上げ、現在、不動産にまつわるサービスの紹介、口コミ・筆者の感想を加え紹介しています。