居住中のマンション売却:住みながら家の売る時のコツ・ポイント・メリット・デメリット:内覧の注意点・不動産売却を徹底解説

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居住中の内覧 マンション売却中の方が読むページ
2024年:不動産ニュース
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参考:新築マンション平均価格

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このページは居住中のマンション売却において重要な”内覧”についてまとめたページです。
売却の日数短縮にもなりますので・・・。
  1. 居住中のマンション売却は可能?
    1. マンション売却の内覧とは?
  2. 居住中の不動産売却のメリット
    1. 住みながら家を売却するメリット:空き家のリスクを回避
    2. 住みながら家を売却するメリット:二重の家賃やローンの負担を避ける
    3. 住みながら家を売却するメリット:生活環境を維持しながらの売却
    4. 住みながら家を売却するメリット:現状のままの売却が可能
    5. 住みながら家を売却するメリット:売却後の移転がスムーズ
  3. 居住中の不動産売却のデメリット
    1. 住みながら家を売却するデメリット:内覧のスケジュール調整が必要
    2. 住みながら家を売却するデメリット:生活感の影響
    3. 住みながら家を売却するデメリット:清潔感を保つ必要がある
    4. 住みながら家を売却するデメリット:管理が必要
    5. 住みながら家を売却するデメリット:価格交渉の難しさ
  4. 居住中のマンションを売却時のポイント
    1. 売却時のポイント:実績と評判の確認
    2. 売却時のポイント:信頼性と透明性
    3. 売却時のポイント:専門的な知識と経験
    4. 売却時のポイント:コミュニケーションの取りやすさ
    5. スムーズな物件売却のための準備
  5. 居住中のマンションを売却するコツ・ポイント
    1. 玄関の掃除
    2. 水回り・キッチン周り
    3. 床と壁
    4. 片付け
  6. 居住中の不動産売却のよくある質問:疑問・悩み・不安を解決
    1. よくある質問:クローゼット・収納・靴箱の中は見られますか?
    2. よくある質問:ベランダ・バルコニーに洗濯物は干したままでいいですか?
    3. よくある質問:電気は最初からつけておいたほうが良いですか?
    4. よくある質問:カーテンを開けておくか?
    5. よくある質問:窓を開けておいたほうがいいですか?
    6. よくある質問:内覧のとき立ち会う必要はありますか?
    7. よくある質問:内覧のとき説明は必要ですか?
    8. よくある質問:周辺の情報・説明はしたほうがいいですか?
    9. よくある質問:管理組合について説明したほうがいいですか?
    10. よくある質問:部屋の匂いはどこまで気を付けた方がいいですか?
    11. よくある質問:内覧時は共有部も見ますか?
    12. よくある質問:想定問答も考えた方がいいですか?
    13. 内見前に確認したいチェックリスト
  7. 居住中に売却する内覧当日の対応について
    1. 内覧日・時間の調整
    2. 任せられる担当営業マンとは?
  8. 居住中のマンション売却の成功事例・売り主体験談
  9. 住みながら家を売る:記事まとめ
    1. 居住しながらマンションを売却する時の引渡しまでの流れ

居住中のマンション売却は可能?

マンションは居住中に売却できない・売れない?

問題なく売却可能です。
実際のところ、居住中の住宅の売却の割合は多く、決してデメリットに感じる必要はありません。

ただ、いくつか気を付けることがあります。

居住中のマンション売却は、
生活感のある状態での内覧なので、売り主目線より買主目線でチェックすることがポイントとなります。

内覧を成功させ、売却へ持っていくために、

  • 内覧対応・準備
  • 内覧の注意点

について紹介します。

また、

  • 良い印象作り
  • 売れる雰囲気作り

についても紹介したいと思います。

マンション売却の内覧とは?

内覧において、購入者が考えていることは

  • これから自分が住み続ける家として適切なのか?
  • 夢のような生活を描くことができるのか?

これにつきます。

内覧は、そのための事前チェック・選別みたいなものです。

そこで、内覧対応・注意点を確認しましょう。

居住中の不動産売却のメリット

住みながら不動産売却する場合、
メリットはもちろん、デメリットも事前に確認しておく必要があります。

  • 内覧のポイント
  • 掃除の必要性
  • 買主からのイメージ
  • 価格交渉のポイント

などなど。

マンションを売却する際、多くの方が空き家にするまで待つ選択をしますが、実は居住中に売ることには多くのメリットがあります。

一見難しそうに感じるかもしれませんが、適切な準備とアプローチを行うことで、多くの利点を享受できます。

住みながら家を売却するメリット:空き家のリスクを回避

居住中のマンションを売却する最大のメリットは、空き家になるリスクを回避できることです。

空き家は、犯罪の標的になりやすく、長期間放置すると劣化が進み、不具合が発生する可能性が高まります。

居住中に売却することで、これらの問題を未然に防ぎつつ、物件の価値を保持することが可能です。

さらに、管理が行き届いている状態で売りに出すことができるため、買い手にとっても魅力的な選択肢となります。

住みながら家を売却するメリット:二重の家賃やローンの負担を避ける

新居を購入する際、既存のマンションが未売のままだと、新居のローンと合わせて二重の支払いが発生する可能性があります。

居住中にマンションを売却すれば、新居への移行期間中の経済的負担を大幅に軽減することができ、金銭的な圧力を減らすことが可能です。

資金計画をより柔軟に立てることができ、安心して新生活をスタートできます。

住みながら家を売却するメリット:生活環境を維持しながらの売却

居住中の売却は、日常生活を送りながらでも売却活動を行えるため、生活のリズムを崩さずに済みます。

このアプローチは、家族の生活に最小限の影響を与える一方で、潜在的な買い手には居住中の物件の雰囲気を感じてもらうことができるため、より現実的な物件評価を促進します。

住みながら家を売却するメリット:現状のままの売却が可能

居住中のマンションを売却する場合、大規模なリフォームや修繕を行わずに現状のまま売ることが可能です。

売却前の準備にかかるコストと時間を削済むことができ、手軽に物件を市場に出すことが可能になります。

また、細かな修繕を行わずに現状を保つことで、無駄な出費を抑えつつスピーディに売却を進めることができます。

住みながら家を売却するメリット:売却後の移転がスムーズ

売却が成立した後、計画的に新居への移転を行うことができます。

特に、売却と新居の購入を同時に進める場合は、スムーズな移行が可能で、売却から新居への移住までの過渡期間を最小限に抑えることができます。

新居での新たな生活を迅速かつスムーズに始めることが可能となり、移転に関するストレスを軽減できます。

居住中の不動産売却のデメリット

住みながら家を売却することには、多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

特に、購入希望者のイメージ、生活スタイルの変化や、精神的なストレスは、大きな負担となる可能性があります。

住みながら家を売却するデメリット:内覧のスケジュール調整が必要

住みながらの家売却では、内覧のためのスケジュール調整が欠かせません。

購入希望者の要望に応じて休日や休息時間を割いて対応する必要があり、これがストレス源となることも。

特に週末に内覧希望者が集中すると、リフレッシュ時間が確保できず、売却活動が負担となり得ます。

家族がいる場合は、彼らのプライバシー保護や生活スケジュールの調整も同時に行う必要があり、これらの準備にはかなりの手間と配慮が求められます。

住みながら家を売却するデメリット:生活感の影響

住んでいる家を売る場合、避けられないのが生活感の問題です。

個人の生活スタイルが反映された空間は、購入希望者にとってはマイナスポイントになることがあります。

たとえば、子どものおもちゃが散乱しているリビングや、趣味の物品で溢れた部屋は、購入希望者が物件のポテンシャルを想像しにくくします。

常に整頓された状態を保つことは現実的な挑戦であり、これが売却プロセスを複雑にする要因の一つです。

住みながら家を売却するデメリット:清潔感を保つ必要がある

住みながら売却を行う場合、常に清潔に保つ必要があります。

見栄えの良い状態を維持することは、売却活動において非常に重要ですが、日常生活の中でこれを実現するのは容易ではありません。

仕事が忙しい時期に内覧が入ると、急いで清掃や片付けを行う必要が生じ、これが大きなストレスとなることも。

内覧者は細かい部分まで目が行くため、小さな汚れや乱れが交渉の障害になることもあります。

住みながら家を売却するデメリット:管理が必要

物件の立地や条件が良い場合、内覧希望者が多くなり、それに伴いスケジュール管理が複雑になります。

多くの内覧をこなすためには、しっかりとした時間管理が必要であり、これが精神的、時間的負担を増大させます。

また、家族の予定を調整し、私生活と売却活動のバランスを取ることは一層困難になります。

住みながら家を売却するデメリット:価格交渉の難しさ

居住中の家を売却する際、価格交渉はより複雑になりがちです。

内覧時に見られる生活感や、スケジュールの制約が価格交渉のテーブルで不利に働くことがあります。

購入希望者はこれらの点を理由に価格を下げる交渉を行う可能性があり、これが売却価格に影響を及ぼすことも。

居住中のマンションを売却時のポイント

不動産の売却は、多くの人にとって一生に一度か二度の大きな取引となるでしょう。

そのため、信頼できる不動産業者との良好な関係が、成功の鍵となります。

売却時のポイント:実績と評判の確認

選ぶ不動産業者の実績と評判は、特に居住中のマンションを売却する際、重要なポイントとなります。

地元市場での豊富な売却実績は、その業者が地域の価格動向を深く理解しており、適正な価格設定で取引を進めることができる証拠です。

このような業者は、居住中でも内覧の手配や交渉プロセスをスムーズに進めることができ、住みながらの不便を最小限に抑えることが可能です。

また、評判が良い業者は、顧客のニーズに敏感であり、居住中の売却特有の要望にも柔軟に対応してくれることが期待できます。

居住中の売却でも安心してプロセスを進めることができ、売却の成功率も高まります。

売却時のポイント:信頼性と透明性

信頼性と透明性は、居住中のマンションを売却する際に特に重要な要素です。

売却プロセス中、家に住み続けていると、潜在的なバイヤーとのやり取りや契約の詳細が常に明確でなければなりません。

不動産業者が提供する情報の正確さを確認し、隠れたコストや不透明な手数料がないかを徹底的にチェックすることで、後々のトラブルを避けることができます。

透明な取引を行う業者は、売却の各ステップで発生するコストやスケジュールを明確に提示し、居住中でも安心して売却活動に臨める環境を提供します。

売却時のポイント:専門的な知識と経験

専門的な知識と経験は、居住中のマンションを売却する際に非常に重要です。

業者のスタッフが持つ資格や豊富な経験は、売却プロセスの各段階で発生する可能性のある複雑な問題に対処する上で不可欠です。

特に居住中の売却では、内覧の手配、価格交渉、契約の詳細など、売主のプライバシーと利便性を考慮しながら効率的に進める必要があります。

資格を持った経験豊かな業者であれば、これらの要求に対応できるだけでなく、居住中でも売却プロセスをスムーズに、かつ迅速に進行させることが可能です。

売却時のポイント:コミュニケーションの取りやすさ

居住中のマンションを売却する際、スムーズなコミュニケーションは非常に重要です。

売却プロセスが複雑であるため、業者との明確で効率的なコミュニケーションが、ストレスの少ない取引に直結します。

居住中の売却では、日常生活のスケジュールと売却活動を調和させる必要があるため、業者が顧客のニーズに迅速かつ適切に対応できるかがさらに重要になります。

内覧の手配、価格交渉、契約の進行など、多岐にわたる調整をスムーズに行うためには、業者との間で透明で頻繁なコミュニケーションが保たれることが不可欠です。

このように、適切な業者を選定することで、居住中でも売却プロセスをより快適に進めることが可能になり、売却結果にも好影響を与えることができます。

スムーズな物件売却のための準備

  1. 市場価格の調査
    まずは、近隣の同じような物件の取引価格や、現在の市場価格を調査しましょう。
  2. 物件の特徴を考慮
    マンションの階数、方角、築年数、リノベーションの有無など、物件の特徴を考慮して価格を設定します。
  3. 競合物件との比較
    近隣の同じような物件との競合を意識し、適切な価格差をつけることが重要です。
  4. 売却のタイミング
    不動産市場の動向や季節によっても、価格設定の戦略を変えることが考えられます。
  5. 専門家の意見を取り入れる
    不動産業者や鑑定士の意見を取り入れることで、より適切な価格設定が可能となります。
  6. 価格交渉の余地を持つ
    初めから最終価格を提示するのではなく、ある程度の交渉の余地を持つことが推奨されます。

居住中のマンションを売却するコツ・ポイント

内覧はいわば、購入希望者の心が、

  • 購入に傾くか?
  • 購入意欲がなくなるか?

非常に重要な局面です。

その戦(いくさ)ともいえる内覧なので、
特に居住中のマンション売却の時は、しっかり準備をした上で臨みたいものです。

と言って、考え方はそれほど難しいものではありません。

  • キレイ
  • 明るい
  • 広い

この3つをどこまで極めることはできるのか?

これに尽きます。

例えば、掃除です。

  • キレイな部屋
  • 汚い部屋

どちらが印象がいいですか?

やはりキレイな部屋でしょう。

では、キレイな部屋とはどんな部屋でしょうか?

  • ゴミがない部屋がキレイな部屋でしょうか?
  • 壁や床のキズや汚れが少ない部屋がキレイな部屋でしょうか?
  • 水垢がない水回りがキレイな部屋でしょうか?

居住中のマンション売却に限らず、気になる箇所すべてです。

マンション売却 居住中

そこで、居住中のマンション売却の注意点を、よくある質問から紐解いてみましょう。

 

部屋はどの程度、きれいにすればいいのでしょうか?

購入希望者(お客様)は室内に入って、5秒ほどでその物件にイメージを持ちます。

よって、少しでもイメージをよく見せることは必要です。

  • ゴミの処置
  • 洗濯物を出しっぱなし

など生活感丸出しは控えましょう。

また、

  • キッチン
  • お風呂
  • トイレ

は、特に女性が気にするところですので、この3箇所が綺麗であることは印象度アップになります。

玄関の掃除

内覧者が1番最初に見る室内、それが玄関です。

居住中のマンション売却の場合、

靴が出しっぱなし、ゴルフバックが置きっぱなしではダメですし、掃除の前に型付けをしっかりしておきたいところです。

基本的には、何もないすっきりした玄関の形にしておきましょう。

また、玄関の一部である靴箱・シューズクロークも

  • キレイに靴をならべる
  • 適度に隙間を開けて広く見せる
  • 消臭剤で靴のニオイを除去

など、しっかり手を入れておきましょう。

水回り・キッチン周り

水回り・キッチン周りは特に女性が気にするところです。

水回り・キッチン周りの具体的な箇所を挙げると

  • ガス台
  • シンク周り
  • レンジフード(換気扇)
  • キッチン床
  • トイレ
  • 浴室
  • 洗面室

私は、なんでも重曹派なのですが、妻は掃除にこだわったので、我が家で実際に使ってたお掃除グッズ・掃除方法を徹底解説します。

『オキシクリーン』
酸素系漂白剤ということでシミなどに有効ですが、お風呂の床・壁・ベランダの床を磨くのも有効。

付け置きタイプの漂白剤として、衣類だけでなく、食器などにも有効です。

『スーパーブレークアップ』
居住中のマンション売却における注意点

頑固な油に有効なのがスーパーブレークアップ。

鍋置き・五徳・シロッコファンなどなど

『ハイホーム』
シンクの汚れ、蛇口の取り付け部分などにはハイホームがおすすめです。

こちらは磨くように洗い落とすタイプです。

住みながらでもマンション売却はできるのか

『ウタマロクリーナー』
不動産売却は居住中だと売れないのか

水アカや石けんカス、油汚れ、壁の手アカなどなど、強力ではないですが万能タイプなのがウタマロクリーナー。

アルミサッシのお掃除などにおすすめです。

『ティポス 超撥水コーティング剤 弾き』
居住中・入居中と空き家 不動産売却

水周り用のコーティング剤としてティポス 超撥水コーティング剤 弾き。

『茂木和哉』
お風呂汚れに茂木和哉。


特にお風呂の鏡(水垢)

『カビトルデス』
お風呂のカビ汚れ。
頑固なカビ汚れならカビトルデス
居住中の特徴を活かしたマンション売却

床と壁

床と壁に関しては、その判断が分かれます。

  • 子どもがいたり、時間が経てば壁紙は黄ばみます・汚れます。
  • 乱暴な使い方をすれば、壁に穴が開きます。
  • 床にキズはつきものです。
  • ペットは言えれば、巾木や床に傷が付きます

これをどこまで手をいれるか?

関連ページ:マンション売却の壁の穴、どこまで手を入れる?
  • 壁紙(クロス)を張り替えれば、室内はキレイに見えるかもしませんが費用が掛かります。
  • 壁紙を張り替えることで逆に別のところの汚れが目立つかもしれません。

黄ばみなどは簡単に落とせるものではないですが、ホームセンターなどの便利グッズを駆使し基本的に汚い部分は落とせるところまで落としておきたいところです。

片付け

居住中(入居中)のマンション売却で、特に気を付けたいのが”片付け”です。

不動産売却時の荷物一時預かりの記事で紹介しましたが、荷物の多い部屋はいくら居住中だからと言って印象がいいものではありません。

よって、

これが、結果的に広く見せる効果につながります。

居住中の不動産売却のよくある質問:疑問・悩み・不安を解決

居住中の不動産売却について疑問・悩み・不安においてよくある質問・Q&Aを公式サイトから抜粋し紹介します。

よくある質問詳細はコチラ

よくある質問:クローゼット・収納・靴箱の中は見られますか?

内見において、お客様は室内の状態(広さ・床・壁)とともに、収納の広さ(奥行き・高さ)は非常に気にします。

収納や靴箱は見られますし、見てもらうことで印象アップを狙うことも可能です。

よって、クローゼットや収納(キッチン収納等)・トランクルームも整理しておきましょう。

*広さや奥行きを確認するのがメインですが、片付けられていたほうが印象もい良いでしょう。

 
居住中のマンション売却 注意点
 

よくある質問:ベランダ・バルコニーに洗濯物は干したままでいいですか?

バルコニー・ベランダの広さも内見での1つのポイントです。

洗濯物があることで、狭くみれたり、生活感が出ることで印象が悪くなるもありますので、基本的に洗濯物は取り込んでおきましょう。

あわせて、ベランダの掃除は日ごろから怠り気味です。

よってこの部分、葉っぱや土や砂が溜まっていたり、手すりまで汚れがこびり付いて落ちにくかったりもします。

水圧クリーナーがあれば、比較的容易にキレイになりますが、
そうでない場合、水に溶かしたオキシクリーンを床になじませブラシなどでこすり落とすのもおすすめです。

定期的に掃除をしていくことで徐々にきれいになっていきますので、こまめにお手入れしていきましょう。

掃除の箇所はベランダに限らず、すべての箇所で、荷物を片づけゴチャゴチャ感を見せないことがポイントです。

ベランダの荷物や鉢植えも、極限無くす形が望ましいと思います。

マンション売却 注意点
 

よくある質問:電気は最初からつけておいたほうが良いですか?

内見では、少しでも室内の印象をよくする必要があります。

よって、電気をつけて明るく見せることがそのポイントの1つです。

そこで質問の件ですが、最初から全ての箇所の電気をつけおくことで、印象だけでなく内見をスムーズに進めることも可能となります。

よくある質問:カーテンを開けておくか?

窓とは違い、カーテンはぜひ開けましょう。

空けることで光が入りますし、日当たりの良さをアピールもできます。

部屋を明るくする

部屋の印象は明るさで大きく変わります。

  • 部屋のすべての電気をつけることは必須です。
  • 部屋のドアですが、すべて開放しておきましょう。

私の場合、マンション売却当初は各部屋のドアは閉めたほうがいいと思っていましたが、

ある時、賃貸を専門にしている不動産会社の方から開放しておいた方が

  • 一目で導線が分かる
  • 明かりが遮断されない
  • ドアを開けるたびに内覧者は”いいですか?”っと確認されます

特に、3つ目に関しては、
居住中の内覧の場合、内覧者も少なからず、緊張していますし申し訳ないという気持ちを持っています。

そこに来て、1回・1回、ドアを開けるたびに確認というのは、ストレスにもつながります。

よって、部屋のドアですが、すべて開放しておきましょう。

また、インテリアやレイアウト1つで部屋の明るさや印象も変わります。

少し脱線しますが、
居住中のマンション売却の時は、東急リバブルさんが提供している”CGリフォームイメージサービス”をオススメします。

居住中でもCGでインテリアコーディネートができるシステムですので、今からで媒介契約の見直しもかねて相談するのもありだと思います。

よくある質問:窓を開けておいたほうがいいですか?

窓に関してはケースバイケースです。

心地よく内覧してもらう1つの要素が室内の温度です。

  • 夏であれば、それなりにエアコンを掛け涼しく
  • 冬であれば、暖房で部屋を暖かく

騒音などがなければ、春・秋は、窓を開放して風通しを良く見せる

話は逸れますが、シンガポールはおもてなしとして、キンキンに部屋を涼しくしてお客様を迎える風習がありますが、日本人には逆にそのギャップに身体が疲れたりもしますね。

よくある質問:内覧のとき立ち会う必要はありますか?

マンション売却の注意点というわけではありませんが、内覧に対しての立ち合いは悩みところです。

内覧時の立会いは、基本的に義務付けられていません。

よって、立ち会っても、立ち会わなくてもどちらでもかまいません。

 
居住中のマンション売却で注意する点

よくある質問:内覧のとき説明は必要ですか?

内覧時の説明は、基本的に営業担当が行ってくれます。

営業は図面レベルの説明はもちろん、近隣のアクセス・スーパーなどの基本的な情報は頭に入れていますので、売り主が積極的に説明する必要はありません。

 

よくある質問:周辺の情報・説明はしたほうがいいですか?

先ほどの続きと詳細な説明になりますが、
買主にお子さんがいる場合、幼稚園や保育園・小学校などの情報を紹介で非常に喜ばれます。

また、同じマンションに、同じ年代の子どもがいるか?いないか?紹介もプラスに働きます。

span class=”bold”>居住中のマンション売却だからこそ、生の近隣情報の提供ができるメリットもあります。

≪近隣の情報≫
私の経験則から、購入希望者から周辺のスーパーを聞かれたとき、即答できる営業マンは全てとはいえません。

さらに、そのスーパーの価格帯を把握している、医者・クリニック、共有施設なども把握している営業マンは、多くありません。

となると、スムーズに答えられるのは住人となります。

少し手間ですが、近隣のマップを1つ作っておくといいと思います。

売却するマンションを中心に

  • 近隣の駅
  • スーパー
  • 病院・クリニック
  • コンビニ・ドラッグストア
  • 学校
  • 共有施設(図書館・プール・スポーツ施設)
  • ホテル

商店街のある街であれば、商店街のマップを用意したり、スーパーのチラシを用意しておくこともいいでしょう。
スーパーのチラシは、その場所の生活をイメージさせる手っ取り早いアイテムです。
 

よくある質問:管理組合について説明したほうがいいですか?

管理組合の管理状況は、住人でもしっかり確認していないものだと思います。

営業担当者は管理組合からは総会の議事録の情報等もらっていますので、基本的に売り主が説明する必要はありません。

マンション売却 居住中 よくある質問

よくある質問:部屋の匂いはどこまで気を付けた方がいいですか?

居住中の場合のマンション売却の場合、少なからず、その過程独自の匂いがあります。

本人はあまり気づきませんが、各家庭、独自のニオイがありますしペットを飼っていれば、それを避けることはできません。

タバコを吸わない部屋であっても内覧前に窓を開け、換気をしておきたいところです。

また、ゴミなどがたまっていれば、ゴミ箱に入れっぱなしにせず、しっかり捨てて少しでも臭いのない部屋にしておきたいところです。

芳香剤などを使用するのもありですが、ニオイを意識するあまり、過剰になりすぎるのは逆にマイナスとなるので、ナーバスに考える必要はありません。

ペットがいる際の内覧対応

不動産の売却を進める中で、内覧は非常に重要なステップとなります。
特に、ペットを飼っている場合、その対応は慎重におこなう必要があります。
購入希望者がペットアレルギーや動物恐怖症を持っている可能性も考慮し、適切な対応をとることが求められます。

事前の情報提供
内覧を希望する方に、ペットがいることを事前に伝えることが大切です。
アレルギーや恐怖症を持つ方が事前に対策を取ることができます。
ペットの一時的な退避
内覧時には、ペットを一時的に他の場所に移動させることを検討しましょう。
近所のペットホテルや、知人宅などが考えられます。
部屋の清掃と消臭
ペットの臭いや毛が残っていると、購入希望者に悪い印象を与える可能性があります。
内覧前には、しっかりと清掃と消臭を行いましょう。
購入希望者とのコミュニケーション
内覧時に、ペットに関する質問や懸念が出てくることが考えられます。
オープンにコミュニケーションを取り、安心感を与えることが大切です。
ペットの魅力をアピール
ペットとの生活の魅力や、マンションのペットに優しい環境などをアピールすることで、購入希望者の心をつかむことができます。

よくある質問:内覧時は共有部も見ますか?

内覧は売り主の室内だけを見るわけではありません。

共有部であるロビーやごみ捨て場、自転車置き場(駐輪場)、駐車場、集会室などにもおよびます。

よって、事前に買い主の気持ちになり、各場所を確認するのもいいと思います。

特にごみ捨て場は、管理人の個性が出る場所です。

用具の片づけや段ボールの積み方など、あなたが気になる部分は内覧者も気になるかもしれません。

少し片づけたり、管理人に伝えるなどが結果的にマンションの価値向上にもつながります。

関連ページ:マンション ゴミトラブル
分譲マンションにおけるゴミ出しのルールとゴミ分別問題、資産価値に大きく影響も

よくある質問:想定問答も考えた方がいいですか?

内覧時は、内覧者から質問を受けることもあります。

  • 日当たり(1日の状況)
  • 静かさ・上階の人の生活音
  • 周りからの目線
  • 値引き
  • 退去時期
  • 同じフロアの住民

など、事前に答えを用意しておくといいでしょう。

営業マンとは耐震性や天井の高さを共有しておくことも必要ですし、

また、売却理由も聞かれることがあるので、手狭になったなど、当たり障りない答えも用意しておくといいですね。

 

内見前に確認したいチェックリスト

マンション売却時に注意すること、内覧時に注意することは事前にチェックしておくことが重要です。

そこで、内見前のチェックリスト。

内見前にチェックしておく箇所
ゴミの処理・臭いは大丈夫か?
洗濯物は干していないか?(ベランダ・室内)
収納・靴箱はきれいに整頓されているか?
キッチンはキレイか?
お風呂はキレイか?
トイレはキレイか?清潔感はあるか?
洗面所・洗面台はキレイか?
ベランダはキレイか?スリッパは用意しているか?
電気は全てつけてあるか?
カーテンは全て開いているか?
近隣の情報収集は大丈夫か?
水漏れ・腐食・床のきしみ・建付けは大丈夫か?
増改築・リフォームの必要性はあるか?ないか?
洗濯機置き場・冷蔵庫置き場は確保されているか?

 

居住中に売却する内覧当日の対応について

居住中の中古マンション売却、事前の準備の次は、内覧日当日の対応です。

基本的な心がけは、

  • 気持ちよく部屋に入ってもらう
  • よい印象を持ってもらう
  • 疑問を解決、ここに住むメリットを感じてもらう

などになります。

内覧日・時間の調整

内覧前の準備の最後が、日程調整です。

よく買い主のスケジュールに合わせたほうがいいということを言われますが、個人的には、そこまで迎合する必要はないと思っています。

購入希望者から、具体的な日時を指定されているということであれば、Yes/Noの返事になりますが、

融通の利く時間を提示する形が通常なので、陽の高い時間、部屋を明るく見せられる時間に内覧してもらうスケジューリングを取ることをおすすめします。

《内覧時の雰囲気作り》

ここまでは、

  • どこでも教えている
  • 普通に考えれば分かる

掃除を基本とした準備、当日の対応を紹介しました。

内覧は雰囲気1つで幾らでも変わります。

人によっては、

  • 内覧時は、黙って邪魔をしない
  • 焦っているように見えるので過剰に口を出さない

といわれます。

しかし それは有能な営業マンの場合のみ。

世間話のできる営業であれば、全てお任せしてもいいでしょう。

任せられる担当営業マンとは?

キッチンを紹介するとき、

  • 「ディスポーザーと食洗機、IHクッキングヒーターになります。」
  • 「はい、次の浴室に行きましょう。」

一般的、こんな営業マンばかりです。

しかし 、それでいいでしょうか?

「私、料理をしますが、IH便利ですよね。
タイマーが付いているので調理も楽ですし・・・」

世間話を1つ入れられる営業マンは本物です。

室内を紹介をしながら、希望者の気持ちを引き出すのが有能な営業マンですし、それが雰囲気を作ります。

私は出会った営業マンの中には

  • 内覧前の事前のお客様への説明、誘導がうまい営業マン
  • 室内の説明とそれに対しての対応がうまい営業マン
  • キャラとして嫌みのない・可愛がられるタイプの営業マン
  • 世間話から相手の気持ちを緩和させる営業マン

など、いい意味でバカになれたり、瞬時の対応に優れている特徴がありました。

雰囲気がいい状況で内覧が進んで時の方が、申込書がもらえやすかったり、売買締結に進みやすいと言えます。

マンション売却というものは、
買主と売り主の出会いですから、意気投合してもいいものだと思っています。

マンションの資産価値を買うだけでなく、人物(営業マン・売り主)を買うという要素を持っています。

入居中のマンション売却は、生活感漂う室内の内覧なので少なからずデメリットになります。

その意味で、営業マンとの出会いは非常に重要と言えるでしょう。

居住中のマンション売却の成功事例・売り主体験談

居住中のマンション売却は、多くの課題がともないますが、適切な戦略と準備で成功へと導くことができます。

そこで実際の成功事例を通して、その秘訣と具体的なステップを紹介します。

これらの事例から、あなたのマンション売却もスムーズに進めるヒントを得ることができるでしょう。

≪都心のファミリータイプマンションの売却≫
都心の2LDKのマンションに家族と共に住んでいました。
新しい住居への移住を考え、現在のマンションの売却を決意しました。
 
課題:居住中のため、常に生活感が出てしまう。また、子どもがいるため、突発的な内覧のリクエストに対応するのが難しい。
 
解決策:
不動産仲介業者と相談し、「ステージング」という手法を取り入れました。
これは、物件をより魅力的に見せるためのホームスタイリングのことを指します。
具体的には、不要な家具や家電や雑貨を一時的に外部のトランクルームに保管し、部屋を広く見せる工夫を行いました。
また、内覧の際は子どもを近所の親戚の家に預けることで、スムーズな内覧を実現しました。

ステージングの効果で、物件の魅力が最大限に引き出され、高い評価を受けました。結果として、希望価格での売却に成功しました。
≪築年数の経った1Rマンションの売却≫
築10年の1Rマンションに一人暮らしをしていました。海外転職が決まり、急遽マンションの売却を考えることになりました。
 
課題:築年数が経っており、内装にも多少の劣化が見られる。
また、1Rのため、狭さを感じさせない工夫が必要。
 
解決策:
不動産仲介業者と共に、「リノベーション」を検討しました。
特に、壁紙の張り替えやフローリングの修復を行い、新築同様の美観を取り戻しました。
さらに、照明を工夫することで、部屋を広く明るく見せる工夫を行いました。

リノベーション後の内覧では、多くの購入希望者から高評価を受け、短期間での売却を実現しました。

住みながら家を売る:記事まとめ

【居住中のマンションを売却するコツ】
不動産取引は、多くの人にとって一生のうちで数回あるかないかの大きな取引です。
特に、居住中のマンションの売却は、さまざまな課題がともないます。

内覧の準備は万全に
内覧は、物件の魅力を最大限に伝える大切な機会です。特に、ホームステージングという手法を取り入れることで、部屋の魅力を引き出すことができます。不要な家具や雑貨を整理し、部屋を広く見せる工夫をすることがポイントです。
価格設定の重要性
物件の価格設定は、売却成功の鍵となります。適切な価格を設定するためには、近隣の取引事例や路線価、固定資産税評価額などのデータを参考にすることが重要です。高すぎる価格は購入希望者を遠ざけ、低すぎる価格は損失を招く可能性があります。
売却のタイミングを見極める
不動産市場は、季節や経済状況によって変動します。特に、新築マンションの供給ピークや、低金利の時期など、市場の動向をしっかりと把握することで、売却の最適なタイミングを見極めることができます。
信頼性の高い仲介業者を選ぶ
仲介業者の選び方は、売却の成功を左右する要因の一つです。特に、専任媒介契約や専属専任媒介契約を結ぶ際は、業者の信頼性や実績をしっかりと確認することが大切です。

居住しながらマンションを売却する時の引渡しまでの流れ

居住中のマンションを売却する時の引渡しまでの流れは、大きく分けて以下の4つのステップに分けられます。

  1. 査定依頼
    まず、不動産会社に査定依頼を行います。複数の不動産会社に査定依頼をして、相場を比較しましょう。
  2. 売却活動
    査定結果を受けて、売却活動を開始します。
    室内の写真撮影、広告を出したり、内覧会を開いたりして、購入希望者を探します。
  3. 売買契約
    購入希望者が見つかったら、売買契約を締結します。売買契約書には、売却価格や引渡し日などが記載されます。
  4. 引き渡し
    売買契約で定められた引渡し日に、物件を買主に引き渡します。引き渡し時には、物件の状態を確認して、残っている費用を精算します。

《引渡しまでの期間》
居住中のマンションの売却では、引渡しまでの期間が空き家の場合よりも長くなる傾向があります。
これは、買主が新居を探す時間が必要になるためです。

一般的には、売却活動を開始してから引渡しまでの期間は、3〜6ヶ月程度です。
ただし、物件の条件や市場の状況によって、期間は変動します。

引渡しまでの注意点

引渡しまでに、以下の点に注意しましょう。

  • 内覧会の準備をしておきましょう。
  • 買主の要望に合わせて、修繕や清掃を行いましょう。
  • 引渡し日までに、新居への引越しを済ませておきましょう。
  • 内覧会の準備では、家具や荷物を片付けて、室内をきれいに掃除しておきましょう。
    また、買主の要望に合わせて、修繕や清掃を行いましょう。
    例えば、ペットを飼っている時は、ニオイ対策や汚れ落としをしておくとよいでしょう。

引き渡し日までに、住み替え先、新居への引越しを済ませておきましょう。
引越しが遅れてしまうと、引渡し日に間に合わない可能性があります。

買い替えの時は、住宅ローンの審査、売買契約、引き渡しまで済ませておきましょう。

住みながら家を売ることは別に問題でも違法でもありません。

しかし、そのためのデメリットをしっかり確認し、対応する必要があります。

これらの問題を理解し、適切に対応することで、住みながらの売却も成功させることが可能です。

自分のライフスタイルやスケジュールに合わせて対応していきましょう。