不動産クラウドファンディング 中途解約
ファンドの売却・譲渡って何?
不動産クラウドファンディングのメリット・デメリット
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不動産クラウドファンディングは、少額から不動産投資を始められるだけでなく、高い利回りが期待できる点が魅力です。
しかし、その一方で、流動性が低いというデメリットも指摘されています。
*流動性とは、投資した資金をいつでも現金化できる度合いを指します。
不動産クラウドファンディングは、一般的に運用期間が設定されており、途中で自由に資金を引き出すことが難しいケースが多いです。
そのため、中途解約が可能な不動産クラウドファンディングは、流動性を高めたいと考えている投資家にとって、非常に魅力的な選択肢となります。
今回は、いつでも解約(売却・譲渡)できる不動産クラウドファンディングのメリットや、おすすめのサービスについて詳しく紹介します。
この制度により、投資者は契約書面を受領した日を起算日として、8日経過するまでの間であれば契約を無条件で解除できます。
本記事ではその期日を超えた期間での中途解約に焦点を当てています。
不動産クラウドファンディングとは
近年、注目を集めている不動産投資の新しい形として、不動産クラウドファンディングがあります。
不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて多くの投資家から資金を募り、その資金を用いて不動産プロジェクトに投資する方法です。
引用:COZUCHI(コヅチ)
投資家は少額から不動産市場に参加することができ、高額な直接投資のリスクを分散させることが可能になります。
従来の不動産投資は、まとまった資金を調達(銀行融資・ローン審査)し、不動産を購入するものでした。
そのため、高額な資金が必要(ある程度の年収・信用枠)となり、不動産投資のハードルは高かったと言えるでしょう。
一方、不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて不特定多数の個人から少額ずつ資金を集めるため、少額から投資できる点が大きな特徴です。
投資家を保護する優先劣後構造
優先劣後方式は不動産投資などのプロジェクトにおいてリスクを管理する一般的な方法です。
この方式では、優先出資と劣後出資の二つの層に資金が分けられます。
優先出資: 投資家が投資した金額を指します。
劣後出資: 不動産クラウドファンディング事業者や指定された者が出資した金額を指します。
投資対象の不動産が売却された際に、売却額が元本を下回って損失が発生した場合、まずは劣後出資から損失をカバーします。
損失額が劣後出資の範囲内で収まる限り、投資家の優先出資は保護されます。
例を挙げると
優先出資者は、VIPルームで食事をしているようなものです。
お店が忙しく、料理が遅れても、VIPルームの客にはまず料理が提供されます。
そして、一般席の客に料理が提供されるのは、VIPルームの客が満足に食事を終えた後、そのようなイメージです。
つまり投資家は、リスクを低く保ちつつ投資を行えるというワケです。
不動産クラウドファンディングのデメリット:中途解約できない
一般的な不動産クラウドファンディングでは、中途解約が原則的にできないことが大きなデメリットの一つです。
契約時に締結される「匿名組合契約」により、運用期間が満期になるまで投資資金が拘束されてしまいます。
資金が固定される期間が長ければ長いほど、投資家はその他の資金調達方法を探す必要があります。
中途解約ができないという条件は、投資家にとって予期せぬ個人的な財務の変動に対して対応しにくくなるため、その投資オプションの柔軟性を制限します。
中途解約可能な不動産クラウドファンディングサービスはあるの?
中途解約可能な不動産クラウドファンディングサービスは存在します。
これらのサービスは、投資家が資金の流動性を維持するために柔軟なオプションを提供しています。
各サービスによって名称や手続き方法はちがいますが、中途解約、買取申込、または換金といった形で投資を早期に流動化することが可能です。
市場の変動や個人の財務状況の変化に応じて、投資家は自由に資金を管理できるようになります。
中途解約できるメリット:資金が必要になった際の対応力向上
病気や失業など、緊急時の資金調達・突発的な資金が必要になった場合でも、迅速に対応できます。
結婚、マイホーム購入、教育費など、ライフプランが変わった場合でも、投資計画を柔軟に見直すことができます。
中途解約できるメリット:投資先の状況が悪化した際の対応力向上
投資先の不動産の価値が下落したり、事業者が経営難に陥ったりした場合、損失を拡大する前に投資から撤退できます。
投資先の状況が悪化している場合は、より有望な投資先に資金を振り替えることができます。
中途解約できるメリット:より良い投資機会の獲得
投資期間中に、より高い利回りが見込める別の投資先・新たな投資先の発掘・見つかった場合、迅速に資金を移動させることができます。
金利上昇など、市場環境が変化した場合でも、ポートフォリオを調整し、より良いリターンを目指すことができます。
中途解約できるメリット:心理的な負担の軽減
中途解約が可能であれば、投資期間中に何かしらの問題が発生した場合でも、心理的な負担を軽減することができます。
中途解約の選択肢があることで、より積極的に投資に集中することができます。
中途解約可能な不動産クラウドファンディング会社
不動産クラウドファンディングは、少額から不動産投資を始められる魅力的な手段ですが、従来のサービスでは中途解約が難しいという点が大きなデメリットでした。
しかし、近年では、投資家のニーズに応え、中途解約、買取申込、換金といった柔軟な対応を可能にするサービスが登場しています。
中途解約可能な不動産クラウドファンディング:SOLS(ソルス)
SOLS(ソルス)は、ソルスウォレット(SOLS WALLET)を介し、追加出資や途中解約・資金の出し入れはいつでも可能(5営業日で入金・着金)です。
財布からお金を出し入れするように好きなタイミングで資金の出し入れができます。
また資金の出し入れの際の出資事務手数料は無料で利用できます。
参考ページ:出入り自由形式不動産クラウドファンディング
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社 不二興産 |
所在地 | 名古屋市西区南川町227番地 |
公式サイト | https://sols-funding.com/ |
中途解約可能な不動産クラウドファンディング:COZUCHI(コヅチ)
買取申込
COZUCHI(コヅチ)は、換金申請として中途解約が可能です。
換金申請とは、すでに出資いただいているファンド出資持分の運用期間中での中途換金のための申請を指しています。
手続上は「買取申込」と呼んでおり、事業者による出資持分の買取による換金制度です。
買取申込による買取代金は、事業者による買取日(地位譲渡日)の翌月初から7営業日以内に登録口座に振込まれます。
なお、買取にあたり事業者所定の手数料(3.3%)が必要となります。
売却申込:中途売却
COZUCHI(コヅチ)は、運用期間中に出資持分の売却も可能です。
「売却申込」は、申込を受け直ちに事業者が買い取るものではなく、申込のあった出資持分の購入希望者がいた場合にのみ、事業者に対して売却ができる制度です。
なお、「売却申込」は半年に2回売却希望を受け付ける期間を設けます(6月と12月を予定)
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | LAETOLI株式会社 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山2階 |
公式サイト | https://cozuchi.com/ |
中途解約可能な不動産クラウドファンディング:汐留ファンディング
汐留ファンディングでは、投資家が自由に資金を管理できるよう、中途解約・持分譲渡の2つの方法があります。
ともに、申請書類を提出する形で行います。
・「中途解約申込書兼出資金払戻申請書」は、投資家が投資を中途解約し、出資金を払い戻すために必要な手続き書類です。
・「持分譲渡申請書」は、投資家が自己の持分を他人に譲渡したい場合に使用する書類です。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 汐留ファンディング |
所在地 | 東京都港区東新橋一丁目5番2号 汐留シティセンター33階 |
公式サイト | https://shiodome-funding.com/ |
中途解約可能な不動産クラウドファンディング:property+
株式会社リビングコーポレーション(飯田グループ:飯田グループホールディングス:東証一部上場)が展開する不動産クラウドファンディング”property+”は、譲り渡す方と譲り受ける方の両者が会員の場合のみ、原則として譲渡が可能です。
よって、中途解約が可能な不動産クラウドファンディングと言えます。
*ただし、別途所定の手数料がかかります。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社リビングコーポレーション |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4-2-12 EDGE南青山2F |
公式サイト | https://propertyplus.jp/ |
関連ページ:不動産クラウドファンディングとの比較
これまでにも、このサイトで複数の不動産ファンド・クラファンを紹介してきました。
人気のサービスの評判・徹底比較、不動産投資解説
不動産クラウドファンディングのキャンペーン情報
(Amazonギフト・各種ポイント)
今月の不動産クラウドファンディング一覧
新着ファンドカレンダー(開始前・締切間近)
不動産クラウドファンディング カオスマップとは?
物件のエリア(都市部・地方・海外)・ジャンル別、おすすめファンドを紹介
中途解約可能な不動産クラウドファンディングサービスの注意点
中途解約可能な不動産クラウドファンディングサービスは、投資家にとって多くの利点を提供しますが、それにはいくつかの注意点が伴います。
中途解約が可能であることの利便性は高いものの、解約には手数料が発生する場合があり、また市場状況によっては投資元本を下回る可能性もあります。
中途解約時の注意点:中途解約の手数料
中途解約をおこなう際、多くのサービスでは手数料が発生します。
この手数料は投資金額や解約時期によって異なるため、事前に詳細を確認することが重要です。
中途解約時の注意点:解約できるタイミング
サービスによっては、解約できるタイミングが限定されている場合があります。
一般的には、特定の期間後にのみ解約が可能であり、時には市場の状況に左右されることもあります。
中途解約時の注意点:解約による損失の可能性
市場の変動により、解約時に投資元本を割り込むリスクがあります。
また、早期の解約は収益機会を逃す可能性もあるため、投資のタイミングと市場状況を慎重に考慮する必要があります。
中途解約可能な不動産クラウドファンディング:よくある質問
中途解約可能な不動産クラウドファンディングサービスにおいて、投資家ならではの質問が多くあります。
不動産クラウドファンディングを検討する際には、多様な疑問や不安が生じることが一般的です。
よくある質問:クーリングオフ期間を過ぎた後でも中途解約が可能ですか?
一般的に、クーリングオフ期間を過ぎると中途解約は不可です。
よくある質問:基本的に中途解約できないと記述がある場合の基本的とは?
不動産クラウドファンディングにおいて、「基本的に中途解約できない」と記載されている場合、一般的に「契約期間中は、特別な事由がない限り、中途解約は認められない」という意味合いで用いられます。
「特別な事由」とは、契約書に明記されている、契約解除を認める事由を指します。
契約者の死亡や破産手続の開始決定などは、多くの場合、この「特別な事由」に該当します。
よくある質問:中途解約をおこなうと、どのような損失のリスクがありますか?
中途解約をおこなうと、元本割れのリスクや市場リスクが存在します。
特に、不動産の価値が下落している場合や、運用期間が満期に達していない場合には、損失を被る可能性があります。
中途解約可能な不動産クラウドファンディング:記事まとめ
この記事では、中途解約可能な不動産クラウドファンディングサービスについて深掘りしました。
中途解約可能なオプションは投資家にとって大きなメリットを提供しますが、解約手数料、解約可能なタイミング、そして解約時に発生する損失のリスクなど、注意すべき点もいくつか存在します。
投資家はこれらのサービスを利用する際に、自己の資金需要や市場状況を考慮し、適切なタイミングで行動を起こすことが求められます。